遠山が「この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねえぜ!」などと言いながら片肌脱ぐと、そこには“金さん”と同じ桜の彫り物(このとき金さんが桜吹雪を見せている時の映像を回想の様に流す事もある)。
一同、全てを“金さん”こと遠山に見られていた事を知って驚愕する。このとき多くの悪人は「ははぁ!!畏れ入り奉りました!!」などと観念する。被害者は「ああ、金さん!!」と言う。
遠山の金さん/杉良太郎 - YouTube
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江戸町奉行・遠山金四郎景元「これにて一件落着」
悪人が観念したところで遠山が姿を戻し、判決を言い渡す。
主犯には大抵「(市中引き回しの上)打ち首獄門」または「磔獄門」、共犯は「終生遠島」、高官には「御公儀(評定所・藩)より、追って極刑(切腹)の沙汰があろう」と言う。その後「引っ立てい!!」となる。悪人の手下はこの時もジタバタしている。
悪人が連れ出された後は、「さて△△(被害者)…」となり、被害者が「お奉行様とも知らずご無礼を…」などと言い、平身低頭する。
被害者が軽微な犯罪を犯している場合、大概「江戸十里四方所払い(つまり江戸市中からの追放)」「寄場送り」などの温情判決を下す。
最後に、小声で“金さん”になり「達者で暮らすんだぜ」「お父っつぁんを大事にしなよ」などと温かい言葉をかけ(無罪になった場合は「俺が金さんって事は内緒にしておいてくれよ」などとも言う)」、「これにて一件落着」でお開きになる。
鬼平犯科帳(1989年7月)
長谷川平蔵(演:二代目中村吉右衛門)「火付け盗賊改、長谷川平蔵である!」
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木枯し紋次郎(1972年)
木枯し紋次郎(演:中村敦夫)「あっしにゃぁ関わりのねぇこって…」 「あっしには関わりのないことでござんす」が流行語にもなった。
劇中で紋次郎が口にする決め台詞として「あっしには関わりのないことでござんす」が流行語にもなった。
しかしテレビ版では「あっしにゃぁ関わりのねぇこって…」と答えるのが定番であり、中村紋次郎の台詞の「ねぇ」が「ない」に替わり さらに、無宿の渡世人という設定から語尾に「…ござんす」が付けられ、誤って流布したものである。
ちなみに菅原文太主演の東映版では「…ござんす」となっており、結果として、東映版の決め台詞が普及した事になる。
木枯し紋次郎(演:中村敦夫)「二度と会うこたぁ~ねえでしょうが、せいぜいお達者で」
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「木枯らし紋次郎」 OP - YouTube
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samurai 2020/9/18 03:25
「遠山の金さん」こと遠山景元の北町奉行所お白州で
尋問は「桜吹雪」は後に作られたものという説もあるようです