正統派
90年代『non-no』から生まれたモデルさんたち!今、何しているんだろう? / https://t.co/LrPVilOnv4 / pic.twitter.com/gIWMwmxlZv
— shop25306 (@shop25306) April 19, 2020
今回実家から持って帰る雑誌〜🍭 「プチセブン」大好き😘 pic.twitter.com/62cjwqasQQ
— 昭和的ガーリー文化研究所 (@showateki_girly) August 12, 2019
「SEVENTEEN」は元々、1968年に総合少女週刊誌『マーガレット』のお姉さん雑誌として登場。アメリカにも同じ『Seventeen』という雑誌があり、その日本版という位置づけでした。当時は週刊セブンティーンというタイトルで、ファッションだけでなく漫画や芸能などの情報も掲載されている総合誌でした。
1988年に「SEVENTEEN」としてリニューアル。1日15日の月2回発行になり、漫画の掲載が亡くなったのでファッション誌になっていきましたね。
2008年から「Seventeen」と表記を変え、月刊誌に。さらに2021年10月号をもってデジタルメインの新体制になりました。
「non-no」は1971年に創刊。10代から20代向けということで「SEVENTEEN]よりちょっとターゲットが上なのですが、実際は女子高生でも買っている人が多かったですね。2021年現在も刊行されています。
他には小学館の「プチセブン」などもありました。「プチセブン」は1978年に発行。90年代前半はティーンに圧倒的支持を受けている雑誌だったのですが、2002年に廃刊になっています。
お姉さん系
昔(90年代後半)のCanCam出てきた(笑)
— 🎮まっきい@スカイウォーカー🎮 (@spoonymackey) April 15, 2017
1枚目ハセキョーと米倉涼子
2枚目藤原紀香
ハセキョーこのくらいの肉付きが良かった😭
米倉涼子可愛い😆
藤原紀香パンパン😂#長谷川京子 #米倉涼子 #藤原紀香 #Cancam pic.twitter.com/ySvoeoET2L
「CanCam」は小学館発行。1982年から2021年現在も刊行中です。最初は大学生をターゲットとした雑誌として創刊されたのですが1980年代中盤から「大学」という舞台ではなく20代女性がターゲットになりました。OLのバイブルと呼ばれていた時代もありましたね。
「ViVi」は講談社発行。1983年から2021年現在まで刊行中です。日本だけでなく、台湾、香港、中国でも刊行されていますよ。他の雑誌と比べると海外志向が強く、ハーフの専属モデルが多いという特徴がありました。
「JJ」は光文社発行。1975年に刊行されたので赤文字系雑誌では一番古いんですね。もともとは「女性自身」の別冊で「女性自身」の頭文字をとって「JJ」となりました。女性自身はゴシップ誌というイメージだったので意外でした。
「男性が好むコンサバファッション」をテーマにした雑誌で赤文字系雑誌の中でも売り上げ一位を長年キープしていたんですよ。ですが2021年2月号で月刊誌は廃刊。その後は不定期刊行とウェブでの情報発信という形態に変わっています。
ギャル系
このタグ…!
— *mikko* (@sakura_loop) June 2, 2016
ふふふ…私の密かな趣味、90年代のファッション誌集め。
コレクションのひとつ、1996年9月号のギャル雑誌「egg」をお見せする時がきたようだな…( ̄▽ ̄)#これがもう20年前という事実 #egg #90年代 pic.twitter.com/FtQmywGfAz
まずは「Popteen」。こちらの雑誌は編集長によって方針が大きき変わっています。平成初期はちょっとエッチな情報やいじめなどの人生相談が主な内容でした。ですが平成中期から女子高生ブームとともにギャル系雑誌として人気を集めました。ですが現在は、正統派のファッション誌として刊行されているようです。世代によってイメージの変わる雑誌ですね。
他には1995年にギャル系雑誌「egg」が創刊。渋谷の女子高生のリアルを切り取った内容で、ギャル文化に大きな影響を与えたといわれている雑誌です。2014年に廃刊となりますが、2018年にweb版で復活。2019年には復刊号を発売しました。ギャルのカリスマ的な雑誌でしたね。根強いファンも多いのでしょう。
「egg」が発行された翌年、1996年には「Cawaii!」が創刊されます。「女子高生みんなで作る雑誌。」というのがコンセプトで読者モデルとして一般の女子高生がモデルとして活躍していました。読者参加型雑誌の先駆けでもありましたね。
2004年にはタイでも発行されました。タイで日本の雑誌が発売されるのははじめてでした。18歳以上向けの『S cawaii!』と中学生向けの『Hana chu』という姉妹紙も発行されていたのですが、これで読者層を奪い合う結果になってしまったのか、2009年に廃刊になっています。
個性派系
日本の可愛い女の子は昔はOliveかCUTiE読んでたもんよ。サブカル男子憧れの的。今の娘何を読んでる?俺は憧れすぎてどっちも創刊号持ってて、TV映画屋の前は編集者してたほど。これからウチの三姉妹に読み継がせる。昔はどんだけ日本の女の子と女性ファッション誌カッコよかったか!オレ男は興味なし。 pic.twitter.com/ivy36dkoDO
— 飯森盛良 (@essenwald) May 20, 2019
「CUTiE」は1989年に宝島社から創刊。原宿系、裏原系などの女性がターゲットで古着なども掲載されていました。
最初は「宝島の女の子版」ということで宝島の増刊で年4回発行だったのですがその後月刊化しています。ファッションだけでなく、音楽情報や漫画連載などもありました。2015年9月号をもって休刊しています。
「zipper」は1993年に祥伝社から発行されました。「zipper」には「元気いっぱい」「活発」という意味があるそうです。こちらも原宿系でボーイッシュでカジュアルなファッションが紹介されていましたね。奇抜で個性的なファッションが多かったのですが、途中からはモテ企画なども掲載されるようになりました。
「zipper」にも漫画連載がありましたね。2014年から季刊誌に変わり、2017年に休刊しています。
最後は「Olive 」。マガジンハウスから1982年に発行されました。もともとは男性誌「ポパイ」の増刊として1981年に2冊発刊。その後1982年に改めて「創刊号」として月二回発行されていました。
テーマは「Magazine for Romantic Girls」。「CUTiE」「zipper」とはまた違う、女性らしさを持った個性的な雑誌でしたね。オリーブの愛読者でファッションだけでなく、ライフスタイルにもこだわりのある女性は「オリーブ少女」と呼ばれました。
1990年以降は立ち位置があいまいな形になってしまい、2000年に休刊。月刊誌としてリニューアルするのですが2003年にふたたび休刊になってしまいました。その後も企画で一号限りの復活をしていることがあります。
こちらの3誌は赤文字系に対して青文字系雑誌とも呼ばれていました。昔はいろいろなファッション誌がありましたね。