大谷育江さんといえば、今では『ポケットモンスター』(1997年~)のピカチュウ役が一番有名ではないでしょうか?それから、『名探偵コナン』(1996年~)の円谷光彦役。ステフより前だと『姫ちゃんのリボン』(1992年)のヒロイン姫子役。ステフは姫子に近い部分があったように思います。少年、ポケットモンスターなどを同じ声で演じ分ける演技力は素晴らしく思います。これは、『フルハウス』で吹き替えを担当したレギュラー声優の人達に共通していることだと思っていますが、殆ど全員が声質を変えることなく、オリジナルキャスト、役の雰囲気を壊すことなく、演じられていると思います。
大谷さん、自身も『フルハウス』のステフ役に愛着を持っていらして、それはファンとしてとても嬉しいことです。
大谷さん、自身も『フルハウス』のステフ役に愛着を持っていらして、それはファンとしてとても嬉しいことです。
ミッシェル・タナー
タナー家の末っ子。初登場時は生後6ヶ月。姉のステフよりも、さらにちゃっかりしていて、一番幼いと侮っていると、実は一番良く物事を見ていた女の子。その愛くるしい姿と時に大人達をくったような言動が無自覚にやっているのか、分かってやっているのか迷ってしまうところがありつつも、その可愛らしさとやんちゃさに大人達が振り回されてしまう姿がユーモラスに見えていました。たいてい、その犠牲になるのが叔父のジェシー。ミッシェルは、ジェシーのことをあどけない舌足らずの言葉で
「ジェシーおいたん」
と呼んでいましたね。それがなんとも可愛かったです。
「ジェシーおいたん」
と呼んでいましたね。それがなんとも可愛かったです。
via ja.wikipedia.org
ミッシェルを演じたのは、双子のオルセン姉妹。二人で交互にミッシェルを演じていました。これは、米国のスクリーン・アクターズ・ギルト(俳優組合)及び児童労働法によるもの。6歳未満の児童が働けるのは、食事、休憩時間を含めて1日6時間以内という決まりあるため。
ちなみに『奥さまは魔女』(1964年~1972年)で主人公サマンサの娘タバサをと息子アダムを演じたのも、双子でした。タバサ役はシリーズ毎に演じる子役が変わり、双子の役者が演じたのは、次の通り。ハイディ・ジェントリーとローラ・ジェントリー(第2シーズン19話)、ジュリア・ヤング、タマー・ヤング(第2シリーズ20話~36話)エリン・マーフィーとダイアン・マーフィー(第3シーズン~第5シーズン)。アダム役はデヴィッド・ローレンスとグレッグ・ローレンス(第6シーズンより)。
ちなみに『奥さまは魔女』(1964年~1972年)で主人公サマンサの娘タバサをと息子アダムを演じたのも、双子でした。タバサ役はシリーズ毎に演じる子役が変わり、双子の役者が演じたのは、次の通り。ハイディ・ジェントリーとローラ・ジェントリー(第2シーズン19話)、ジュリア・ヤング、タマー・ヤング(第2シリーズ20話~36話)エリン・マーフィーとダイアン・マーフィー(第3シーズン~第5シーズン)。アダム役はデヴィッド・ローレンスとグレッグ・ローレンス(第6シーズンより)。
『フルハウス』でも、後にジェシーに双子の男の子ニコラス(愛称ニッキー)とアレクサンダー(愛称アレックス)が誕生して、ブレイク・トゥオミー=ウィルホイトとディラン・トゥオミー=ウィルホイトの双子が演じます。
ミシェルは二人一役でオルセン姉妹が交互に演じましたが、ウィルホイト兄弟は役も双子であった為に、役の上でも双子で演じました。
さて、ミシェルを演じたオルセン姉妹は、いつ入れ替わり、交互に演じたのか?画面からだけでは一見分からないのですが、2人を見分ける方法があります。1つは、アシュレーの口の上にそばかすがあること。アシュレーが右利きで、メアリー・ケイトが左利き。それと、これは外見からでは分かりませんが、アシュレーが2分だけ早く生まれてきて、おしゃべりなんだそうです。
二卵性の双子の二人は成長にするにつれ、個性が出てきて全く一見しただけで見分けがつくようになっていきました。
ミシェルは二人一役でオルセン姉妹が交互に演じましたが、ウィルホイト兄弟は役も双子であった為に、役の上でも双子で演じました。
さて、ミシェルを演じたオルセン姉妹は、いつ入れ替わり、交互に演じたのか?画面からだけでは一見分からないのですが、2人を見分ける方法があります。1つは、アシュレーの口の上にそばかすがあること。アシュレーが右利きで、メアリー・ケイトが左利き。それと、これは外見からでは分かりませんが、アシュレーが2分だけ早く生まれてきて、おしゃべりなんだそうです。
二卵性の双子の二人は成長にするにつれ、個性が出てきて全く一見しただけで見分けがつくようになっていきました。
オルセン姉妹は、母親の友人の推薦でエージェントと契約し、生後7ヶ月で初のオーディションでミッシェル役をに選ばれました。生後9ヶ月で撮影に参加。1991年には、エイミー賞授賞式でプレゼンターを務め、1992年にはTVムービー『To Grandmother's House We Go』で初主演、同年には歌手デビューしています。『フルハウス』を放送した放送局ABC局は、2人の為の会社『デュアルスター・プロダクション』を共同設立しました。
オルセン姉妹は成長して、ファッションブランド『mary-kateandashley』を12歳で立ち上げています。『mary-kateandashley』は2009年で廃止されましたが、その後、4つのファッションブランド『エリザベス&ジェームズ』(姉妹共同でデザインを務めている)、『THE ROW』(2007年設立・アシュレーがデザインを務めている)『オルセンボーイ』(2009年設立)、ソーシャルメディア機能ととショッピングのサイト『スタイルミント』を展開していて、ファッションリーダーとして成功しています。
2人には、4つ上の兄トレントと3つ下の妹エリザベスがいます。エリザベスは現在も女優として活躍しています。オルセン姉妹の両親は、1986年に離婚していて、父親の再婚相手との間にいる腹違いの兄弟もいます。
残念ながら、続編の『フラハウス』の出演はありませんでしたが、『フルハウス』でミッシェルを演じた姿はファンの心にいつまでも残っていくことでしょう。
オルセン姉妹は成長して、ファッションブランド『mary-kateandashley』を12歳で立ち上げています。『mary-kateandashley』は2009年で廃止されましたが、その後、4つのファッションブランド『エリザベス&ジェームズ』(姉妹共同でデザインを務めている)、『THE ROW』(2007年設立・アシュレーがデザインを務めている)『オルセンボーイ』(2009年設立)、ソーシャルメディア機能ととショッピングのサイト『スタイルミント』を展開していて、ファッションリーダーとして成功しています。
2人には、4つ上の兄トレントと3つ下の妹エリザベスがいます。エリザベスは現在も女優として活躍しています。オルセン姉妹の両親は、1986年に離婚していて、父親の再婚相手との間にいる腹違いの兄弟もいます。
残念ながら、続編の『フラハウス』の出演はありませんでしたが、『フルハウス』でミッシェルを演じた姿はファンの心にいつまでも残っていくことでしょう。
(吹き替え)山田妙子
ミッシェルを演じた山田妙子さんは、現在は川田妙子さんと改名されています。幼女の役を演じることが多く、可愛らしい声質とあどけない喋りでミッシェルの可愛さを多く引き出してくれました。OVA『ここはグリーンウッド 渚狂走曲』(1991年)で如月麗名役を演じていて、『ここはグリーンウッド』で如月瞬を演じた坂本千夏さんとここでも、兄弟役を演じました。
フルハウスの魅力
『フルハウス』を作品、メイン登場人物6人を演じた役者、吹き替え声優を中心に振り返ってみました。『フルハウス』は、子育て、思春期の子どもの悩み、家族関係、学歴、恋愛、将来の仕事の夢など、今でも色褪せない内容が詰まっている魅力ある作品だと思います。
だからこそ、長い間愛され続け、続編が生まれたのだと思います。他にも素敵な登場人物とそれを演じた役者の皆様がいますが、この作品にまた触れることで、その魅力を感じて頂けたらと思います。
1997年発行『NHKテレビ版 フルハウス』KYURYUDOと1994年発行『メディアミックスムック26 ザ・声優』を参考に作成しました。
だからこそ、長い間愛され続け、続編が生まれたのだと思います。他にも素敵な登場人物とそれを演じた役者の皆様がいますが、この作品にまた触れることで、その魅力を感じて頂けたらと思います。
1997年発行『NHKテレビ版 フルハウス』KYURYUDOと1994年発行『メディアミックスムック26 ザ・声優』を参考に作成しました。
フルハウス―NHKテレビ版
大人気ホーム・コメディー・ドラマを貴重フォトでつづる番組ガイド&写真集。秘蔵の場面スチールで再現した物語紹介、全米スーパーアイドルになった出演者たちのプロフィール、最新プライベート情報など満載。
via www.amazon.co.jp
via www.amazon.co.jp