日本元気プロジェクト2020 スーパーエネルギー‼ 山本寛斎の思いが詰まったオンラインイベントの詳細をレポート!
7月21日に享年76歳でこの世を去ったデザイナー・プロデューサーの山本寛斎が手掛けた「日本元気プロジェクト2020 スーパーエネルギー‼」が7月31日20時よりオンラインイベントとして開催されました。
病床から最後まで指揮をとり続けた寛斎の思いがたくさん詰まったイベントの詳細をレポートします!
病床から最後まで指揮をとり続けた寛斎の思いがたくさん詰まったイベントの詳細をレポートします!
配信映像の冒頭、山本寛斎の娘の山本未來は「父からは、これからの自分の仕事は、未来を担う若い方々の気持ちに寄り添い、「もっと行け!もっと行け!」と叫び、応援し続けることだと、その熱い気持ちを聞いております。ぜひ、皆様もご一緒に、未来の才能を応援していただけたらと願っております」と寛斎からのメッセージを伝え、イベントのオープニングを飾りました。
続いて登場するのは、寛斎のカラフルな衣装‟元氣服“を纏ったナビゲーターの土屋アンナとハリー杉山。
過去に日本元気プロジェクトに出演し、寛斎とも親交が厚い二人が、寛斎が歩んだファッションの歴史や日本元気プロジェクトの理念を分かりやすく説明しながら、元気いっぱいに盛り上げました!
過去に日本元気プロジェクトに出演し、寛斎とも親交が厚い二人が、寛斎が歩んだファッションの歴史や日本元気プロジェクトの理念を分かりやすく説明しながら、元気いっぱいに盛り上げました!
「TOKYO POP」と「凧絵」に刻まれた新たな歴史の1ページ
作曲家の吉田潔氏が日本元気プロジェクトのために新たにアレンジした日本の伝統歌曲「さくら」の音色とともにあらわれたのは歌舞伎役者 市川右團次と夏木マリ。それぞれ山本寛斎の代表作、「凧絵(1971年)」と「TOKYO POP(1973年)」を纏い、静かながらもエネルギー溢れるパフォーマンスを披露。寛斎のクリエーションに新たな息吹を吹き込みました。
デザイナーを志す若き才能たちの作品がランウェイを彩る!
デザイナーを志す若い世代に文化交流と作品発表の機会を提供する「国際文化交流プロジェクト」では、映像機材会社の倉庫に設置された特設のランウェイに本プロジェクトの協力校である東京モード学園、京都芸術大学、文化服装学院、ドレスメーカー学院、バンタンデザイン研究所、エスモードジャポンの代表作品を纏ったモデルが登場。コロナ禍にあっても前向きに努力を続ける日本と英国の学生たちが制作したファッションの写真とともに、寛斎から彼らへのメッセージが届けられました。
世界遺産 比叡山延暦寺の山頂から放たれた希望の「光」
土屋アンナ、ハリー杉山のナビゲートにより映像は比叡山延暦寺 根本中堂からのLIVE映像へ。
1200年にわたり一度も消えることなく灯し続けられた「不滅の法灯」が厳かに輝く中、ついにイベントはフィナーレへと向かいます!
本プロジェクトが未来を照らす道筋となるよう願いを込め、比叡山山頂より放たれたサーチライトは過去の「日本元気プロジェクト」のダイジェスト映像とともに「諦めるな!なにがあっても 前に前に!だぞッ!!」と寛斎から日本中、そして世界中に向けてエールが送られました。
エンドロールでは「山本寛斎の生涯の活動である『日本元気プロジェクト』、その熱き思いを引き継ぎ、これからも活動を継続してまいります」と実行委員会からのメッセージが綴られました。
1200年にわたり一度も消えることなく灯し続けられた「不滅の法灯」が厳かに輝く中、ついにイベントはフィナーレへと向かいます!
本プロジェクトが未来を照らす道筋となるよう願いを込め、比叡山山頂より放たれたサーチライトは過去の「日本元気プロジェクト」のダイジェスト映像とともに「諦めるな!なにがあっても 前に前に!だぞッ!!」と寛斎から日本中、そして世界中に向けてエールが送られました。
エンドロールでは「山本寛斎の生涯の活動である『日本元気プロジェクト』、その熱き思いを引き継ぎ、これからも活動を継続してまいります」と実行委員会からのメッセージが綴られました。