光GENJI SUPER5国民的アイドルで構成されたはずなのに短い軌跡
2019年9月2日 更新

光GENJI SUPER5国民的アイドルで構成されたはずなのに短い軌跡

1987年ジャニーズ事務所から彗星のごとく現れた、光GENJI!数々の伝説を残した人気絶頂のグループに突如訪れたメンバー脱退。残されたメンバー達の試練とユニット「光GENJI SUPER5」がなぜ短命に終わってしまったのか調べてみました!

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山本淳一

1986年日本テレビ「アイドル花組おとこ組」にて行われたオーディションにて合格し、その後1987年に光GENJIのメンバーとしてデビューを果たした山本淳一さん。イメージカラーは赤色で愛称はチンパンジーからの由来からきたバンジーとして親しまれていました。メンバーの中では歌唱力が高く、また諸星さんと同等に高い身体能力もある事も知られています。光GENJI SUPER5解散後はジャニーズ事務所に残り活動を続けていましたが、2001年交際していた女優の遠山景織子さんとの間に子どもが誕生しましたが、入籍せず「無責任」などとバッシングを受けました。2002年には事務所を退所し、2006年から2011年までバナー広告会社を立ち上げ精力的に営業していました。2012年には再びソロデビューを果たしますが、契約事務所との借金問題で芸能活動が再び休止となってしまいます。その後は金銭問題や結婚詐欺疑惑、プロレスラーデビューなど前途多難な道を進んでいます。しかし歌手活動だけは細々と続けているようです。
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佐藤アツヒロ

赤坂晃さんと同級生で8月生まれなので事実上はグループ最年少となる佐藤アツヒロさん。当時中学生だったにも関わらず、端正な顔立ちと可愛らしいしぐさが女性達の心をキュンキュンさせていたあっくん。イメージカラーは黄色で、当時「かーくん派」と「あっくん派」とファンの中でも派閥ができる程の人気ぶりでした。高校2年生の頃からアイドル活動の合間をぬって、歌詞を書き初めており、光GENJI SUPER5解散後のソロ活動の曲はほとんどが佐藤さんが手掛けていた作品です。また現在でもジャニーズ事務所に在籍しており、ドラマや映画、舞台やバラエティー番組の出演など多方面で活躍されています。大人のあっくんの魅力は半端ないぐらいの色気で溢れています!
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グループ発足から少しづつ解散の足音が響き始めていた

デビューからトントン拍子にトップスターへと駆け上がり、日本中を光GENJI旋風を巻き起こしたメンバー達。そんな中メンバーの脱退があり、ジャニーズ事務所としてはこの人気グループを失うのは大損害でもある為、心機一転と光GENJI SUPER5が発足されました。しかし栄光の陰りはこの頃から少しづつ始まっていたのです。その原因とは一体なんだったのか調べてみました。

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その①人気絶頂だった頃とどこかで比べてしまうファン達

グループというのは、ファンの心の奥底では最初の印象が強く固定されており、途中でメンバー脱退があると違和感を覚え、好感度が下がってしまう傾向があるようです。その時を挽回、回復するには残されたメンバー同士の強い団結力と意思、そして相当なファンへのフォローが必要です。しかし光GENJI SUPER5のメンバー達にはその強い団結力と強い意思が低く、ファンの中の違和感を拭いきってあげていないまま活動していたのだと推測されます。

太陽がいっぱい(89年全日本歌謡音楽祭 金賞)

その②今までにいない異色の後輩達が育ってきていた

光GENJI SUPER5の活躍の後を追うようにデビューする出番を待っていたグループがSMAP。光GENJIまでのアイドルはトイレも行かない王子様でしたが、SMAPは歌やダンスは勿論、ドラマやバラエティーも難なくこなす異色のアイドルでした。SMAPの存在は瞬く間に日本中に広がり、ファンの心を鷲掴みにしました。後のインタビューで大沢樹生さんは「SMAPの存在は時代のニーズの移り変わりの時期だった」とコメントしています。大沢さんが脱退を決めたのは、先の事を見据えた上での決心だったようです。諸星和己さんも「僕たちまではアイドルだが、彼らはアーティスト」だとコメントしています。はその後デビューするTOKIやKinki kid、V6や嵐もマルチに活躍できるアイドル路線を走っています。

Graduation

光GENJI SUPER5は僅か1年で解散

光GENJIデビューから7年目にしてメンバー脱退。その後発足された光GENJI SUPER5として1年と短命に終わってしまったグループ。この1年の間には各メンバーそれぞれが単に仕事をこなしていただけではなく、人生経験の浅い今の自分、そして未来の自分を模索し、苦しみもがいていた時期だったのです。他のグループより苦労も少なくデビューからいきなりスーパースターとなってしまった故の大きな壁となった一つのターニングポイントだったのでしょう。しかしこの苦しい時期があったからこそ現在の活動があるのだと、1ファンとして感じ願っています。今後のメンバー達の活躍を見守っていきたいと思います。
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  • I.O 2020/1/19 01:06

    光GENJIは、87年にメジャーデビューするや否や出すシングルがいきなりオリコンシングルベストテン内に入り、翌年にはパラダイス銀河が年間シングル1位になり、レコ大受賞や紅白にも出場するなど彼らの人気は不動のものになりました。ところが94年に大沢樹生さん・佐藤寛之さんが脱退し、彼らのグループ離脱後、光GENJIは5人となり光GENJI SUPER5に改名しましたが、その頃からメンバーの不仲説が囁かれ、95年夏にグループは解散し8年間の活動にピリオドが打たれました。

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