チャプマン家では既に警察も馳けつけて、みんなが頭をかかえていた。ベンジーは奥の部屋まで入ってさかんにアピールするのだが、誰一人としてベンジーの気持を理解してくれようとはしなかった。仕方なく警察にいってタトルを捜すが会えず、ビルおじいさんも駄目だった。ふっとベンジーの頭に名案がひらめいた。部屋に捨ててあった書きかけの脅迫状を盗んでチャプマン(ピーター・ブレック)に見せればいいのだ。今度はうまくいった。チャプマン家につめていた刑事やメアリー、チャプマン氏がベンジーのあとを追った。こうして事件は無事落着
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映画のベンジーは、とても賢く事件を解決しました。
テーマ曲
テーマ曲を歌う、カントリー歌手のチャーリー・リッチがゴールデングローブ賞を獲得します。
I Feel Love / ベンジーのテーマ [日本語訳付き] チャーリー・リッチ - YouTube
1974年公開の映画。この一作目のヒットで何作も続編が作られました。テーマを歌うチャーリーはカントリーの世界では大御所です。今日(1月31日)お友達のワンコちゃんが天国へと旅立ちました。ですのでワンコちゃんを亡くされた(私も含む)全ての方にこの作品をお捧げしたいと思います。いつものように日本語訳はあくまでも私見で...
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主人公の ベンジーは、訓練された有名犬
ベンジーを演じている犬の名前は、『ヒギンス』と言います。ビキンスは、60年代~70年代の映画で活躍したオス犬でした。
彼が役者の道に入ったきっかけは、カリフォルニア州の「バーバンク・アニマルシェルター」にいた子犬の頃、動物トレーナーのフランク・インに引き取られたことでした。ヒギンスは非常に物覚えがよく、週一のペースで新しい芸を覚えたといいます。彼が覚えた芸には、はしごのぼり、郵便受けを開ける、あくび、くしゃみなどがあり、一度覚えたら数年間は忘れなかったそうです。
右側に写るのがフランク・インです。
1975年、ヒギンスが17歳でこの世を去ると、苦楽を共にしてきたインは、彼のために詩をしたためて哀悼の意を表したといいます。また2002年にイン自身が他界したときは、故人の遺志により、ヒギンスの遺灰が棺に入れられたそうです。
ちなみに ベンジーの犬種は、ケアーン・テリアです。
ケアーン・テリアは狩りに使われていた犬種だけあって、我慢強く勇敢で活発な性質が特徴的です。足が短く、体長が体高よりやや長くなっていますが、体の位置はシーリハム・テリアやスコティッシュ・テリアほど低くありません。ケアーン・テリアはこの体型でどんな狭いスペースにでも入り込み、獲物を追い詰めることができました。
それでは可愛いヒギンスの写真を一部紹介します。
via blogs.c.yimg.jp
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映画の舞台となったテキサス州にあるロケ地
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