ドラマデビューまで
田中美佐子さんは島根県出身。父親が島根県の職員で、高校卒業までは県内を転々としていました。高校卒業後に千葉県の東洋女子短期大学に進学。在学中に劇団ひまわりに入ります。劇団ひまわりというと児童劇団ですが、高校を卒業してからでも入れるんですね。
短大卒業後、TBSの緑山私塾からドラマ『想い出づくり。』で女優デビューします。デビューはテレビドラマだったんですね。ただし放送されたのは1980年の大河ドラマ「獅子の時代」が先でした。
この頃は「田中美佐」の名前で活動されていました。
その後、1982年に『ダイアモンドは傷つかない』で映画デビュー。デビュー作にして主演でした。この映画で第6回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。その後歌手デビューもするのですが、その後芸能活動を休止。
事務所を辞め、1人で移籍先を探していたところ、浅井企画の佐藤宏榮さんが相談にのってくれ、浅井企画に入ることに。のちに佐藤さんが独立した時にはついていき、佐藤企画の第一号タレントになっています。
浅井企画に移籍してから、数々のドラマ、映画などに出演するようになっていきます。
短大卒業後、TBSの緑山私塾からドラマ『想い出づくり。』で女優デビューします。デビューはテレビドラマだったんですね。ただし放送されたのは1980年の大河ドラマ「獅子の時代」が先でした。
この頃は「田中美佐」の名前で活動されていました。
その後、1982年に『ダイアモンドは傷つかない』で映画デビュー。デビュー作にして主演でした。この映画で第6回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。その後歌手デビューもするのですが、その後芸能活動を休止。
事務所を辞め、1人で移籍先を探していたところ、浅井企画の佐藤宏榮さんが相談にのってくれ、浅井企画に入ることに。のちに佐藤さんが独立した時にはついていき、佐藤企画の第一号タレントになっています。
浅井企画に移籍してから、数々のドラマ、映画などに出演するようになっていきます。
「愛の嵐」
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1986年には東海テレビ政策の昼ドラ「愛の嵐」で主演を務めます。こちらはエミリー・ブロンテ作の『嵐が丘』が原作。この物語はヒロインが5歳の時からスタートし、幼少期、少女期を経て青年期を演じたのが田中さん。26話から登場しています。
田中さん演じる三枝 ひかるは大地主の娘で何一つ不自由なく育ちました。5歳の誕生日に父が孤児である川端 猛(青年期:渡辺裕之さん)を連れて帰ってきます。猛は使用人として家にやってきたのですが、やがて恋に落ちてしまいます。途中には戦争もあり、主人の娘と使用人と許されない愛の歯車はくるっていってしまう、という壮大な愛を描いた物語です。
田中さん演じる三枝 ひかるは大地主の娘で何一つ不自由なく育ちました。5歳の誕生日に父が孤児である川端 猛(青年期:渡辺裕之さん)を連れて帰ってきます。猛は使用人として家にやってきたのですが、やがて恋に落ちてしまいます。途中には戦争もあり、主人の娘と使用人と許されない愛の歯車はくるっていってしまう、という壮大な愛を描いた物語です。
「結婚の理想と現実」
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さらに90年代に入ると田中さんの主演作は増えていきます。田中さんは1959年生まれなので30歳を過ぎてからブレイクしたという感じですね。
1991年には「結婚の理想と現実」で主演を務めます。中村雅俊さんとのW主演です。
田中さんはこの時独身ですが、中村雅俊さんと夫婦役で小学生の子供もいるという設定でした。ある程度の年齢になると、結婚している役、子持ちの役ができるかできないかでオファーの数が違ってくるといいますよね。田中さんは主婦の役にもマッチしていたのでこの頃から主演作が増えていったのでしょう。
このドラマでは主人公家族は、ごく普通の幸せな家庭。社宅に住んでいて、共働きの子なし夫婦が対照的に描かれています。トラブルを乗り越えて最後も家庭円満に収まっていました。
主題歌はZARDのデビューシングルでした。
1991年には「結婚の理想と現実」で主演を務めます。中村雅俊さんとのW主演です。
田中さんはこの時独身ですが、中村雅俊さんと夫婦役で小学生の子供もいるという設定でした。ある程度の年齢になると、結婚している役、子持ちの役ができるかできないかでオファーの数が違ってくるといいますよね。田中さんは主婦の役にもマッチしていたのでこの頃から主演作が増えていったのでしょう。
このドラマでは主人公家族は、ごく普通の幸せな家庭。社宅に住んでいて、共働きの子なし夫婦が対照的に描かれています。トラブルを乗り越えて最後も家庭円満に収まっていました。
主題歌はZARDのデビューシングルでした。
「それでも家を買いました」
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1991年には「それでも家を買いました」でも主演を務めます。こちらも主婦の役ですね。夫役は三上博史さん。タイトルからも分かる通り、マイホームを買うお話です。原作は矢崎葉子さんの本です。
職場結婚した山村雄介・浩子は、結婚後すぐ転勤になり、神奈川の社宅に入ることに。社宅には浩子の同僚夫婦も住んでいました。最初は社宅の雰囲気になじむことができたのですが、だんだんと問題が出てきます。
自分のことが大げさなうわさ話になって広がったり、プライバシーをないがしろにした社宅の規則が嫌になり、マイホームを探し始めます。
ですが土地が値上がりし、希望のエリアには住むことができないのですがそれでも家探しをするというお話ですね。
隣人トラブルにマイホーム。身近な題材を使ったドラマですね。
職場結婚した山村雄介・浩子は、結婚後すぐ転勤になり、神奈川の社宅に入ることに。社宅には浩子の同僚夫婦も住んでいました。最初は社宅の雰囲気になじむことができたのですが、だんだんと問題が出てきます。
自分のことが大げさなうわさ話になって広がったり、プライバシーをないがしろにした社宅の規則が嫌になり、マイホームを探し始めます。
ですが土地が値上がりし、希望のエリアには住むことができないのですがそれでも家探しをするというお話ですね。
隣人トラブルにマイホーム。身近な題材を使ったドラマですね。
「禁断の果実」
【参考資料】
— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) April 10, 2022
ドラマ『禁断の果実』〔NTV/1994年放送〕より🤫#田中美佐子 #北村総一朗 #今井美樹 #ファムラジオ pic.twitter.com/GPC3vILXwI
1994年には「禁断の果実」で主演を務めます。こちらでは一人二役を務めています。
主人公の伊武月子は養父から虐待を受け、実母に捨てられたという過去を持っています。その時に一緒に捨てられた弟・守を姉として世話をしていたのですがやがて愛し合うようになります。そして守の子を妊娠。誰にも告げずに出産し、子どもを母に託して看護師になります。守への愛情や自分の環境、希望が持てない未来に絶望していた月子は、自分にそっくりな女優・桑原陽子を憎悪するようになります。
ある日、意識不明になった陽子が入院し2人は出会います。そして陽子の事務所の社長、内海に陽子の代わりをしてほしいと依頼されます。内海は守の借金の肩代わりを申し出たこともあり、人生をリセットしたいという気持ちもあり承諾します。
そして入れ替わっている間に陽子が亡くなってしまい、月子は陽子として生きていくという道しかなくなってしまい・・・というかなりドロドロのストーリーですね。
主人公の伊武月子は養父から虐待を受け、実母に捨てられたという過去を持っています。その時に一緒に捨てられた弟・守を姉として世話をしていたのですがやがて愛し合うようになります。そして守の子を妊娠。誰にも告げずに出産し、子どもを母に託して看護師になります。守への愛情や自分の環境、希望が持てない未来に絶望していた月子は、自分にそっくりな女優・桑原陽子を憎悪するようになります。
ある日、意識不明になった陽子が入院し2人は出会います。そして陽子の事務所の社長、内海に陽子の代わりをしてほしいと依頼されます。内海は守の借金の肩代わりを申し出たこともあり、人生をリセットしたいという気持ちもあり承諾します。
そして入れ替わっている間に陽子が亡くなってしまい、月子は陽子として生きていくという道しかなくなってしまい・・・というかなりドロドロのストーリーですね。
「セカンド・チャンス」
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1995年にはドラマ「セカンド・チャンス」で主演を務めます。
田中さん演じる藤井春子は、夫を交通事故で亡くし。3人の男の子を育てるシングルマザー。ある日、赤井英和さん演じる、妻に出て行かれたシングルファザー野田勤と出会います。最初の印象は悪かったのですが、徐々に家族ぐるみの付き合いになり、最終的には再婚するというお話。
家族物であり、ラブストーリーであり、家族みんなで楽しめる明るいお話でしたね。田中さんが子供たちに「春子」「春さん」と名前で呼ばれているのが印象的でした。
この作品以降、「ブラザー☆ビート」、「生まれる。」などシングルで子どもの多いお母さん役が増えましたね。ちなみに、「ブラザー☆ビート」の亡くなった夫役は赤井英和さんでした。
その後も数々のドラマに出演されている田中さん。今後のドラマ作品もたのしみですね。
田中さん演じる藤井春子は、夫を交通事故で亡くし。3人の男の子を育てるシングルマザー。ある日、赤井英和さん演じる、妻に出て行かれたシングルファザー野田勤と出会います。最初の印象は悪かったのですが、徐々に家族ぐるみの付き合いになり、最終的には再婚するというお話。
家族物であり、ラブストーリーであり、家族みんなで楽しめる明るいお話でしたね。田中さんが子供たちに「春子」「春さん」と名前で呼ばれているのが印象的でした。
この作品以降、「ブラザー☆ビート」、「生まれる。」などシングルで子どもの多いお母さん役が増えましたね。ちなみに、「ブラザー☆ビート」の亡くなった夫役は赤井英和さんでした。
その後も数々のドラマに出演されている田中さん。今後のドラマ作品もたのしみですね。
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