そしてもう1つ、トロッコでの逃亡シーンは、お決まりのトラップにどう対処するか、ハラハラドキドキの連続で、ウィリーやショート・ラウンドの叫びと共に、思わず笑い出してしまう場面の連続です。ブレーキの利かないトロッコは、まさにジェットコースター状態で、見ていて思わず足に力が入ってしまうのは、私だけではないでしょう。
映画を見ていて時々出てくるのが、スター・ウォーズ関連のエピソードです。ウィリーの歌っていた上海のクラブの名前は「オビ・ワン」、もちろんジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカーの師匠、オビ・ワン・ケノービを連想させます。そして冒頭に出てくるギャングのボスは、風貌こそ普通の人間ですが、どこかジャバ・ザ・ハットを思わせます。いたるところに、ちょっとした「お楽しみ」が潜んでいます。
トロッコシーンをイメージして作られたジェットコースター
ディズニーランド・パリにある「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」
ジェットコースタームービーのトロッコが、本当のジェットコースターのアトラクションとして作られています。小さなトロッコですが、360度回転もあります。
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この他にも、世界各地のディズニーランドに、インディ・ジョーンズ関連のアトラクションが存在します。インディ・ジョーンズ・アドベンチャーは、インディが発見した遺跡をめぐるというアトラクション、東京ディズニーシーには、テーマは違うものの、同じ型のコースターがあります。
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のスタッフ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
スティーヴン・スピルバーグ
失読症・難読症という学習障害があったことや、ユダヤ人であったことなどで、いじめにあったこともある幼少期でしたが、ジュラシック・パークやシンドラーのリストなど、ヒット作を数多く制作しました。
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制作総指揮:ジョージ・ルーカス
ジョージ・ルーカス
このインディ・ジョーンズシリーズや、スター・ウォーズシリーズ、アメリカン・グラフィティのほか、数多くの映画を製作しています。日本の映画監督である黒澤明を尊敬し、映画の中には日本文化の影響が見られます。
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特撮:デニス・ミューレン
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音楽:ジョン・ウィリアムズ
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暴力シーンや残虐なシーンが多いことなどから、年齢制限のPG-13制定のきっかけとなってしまいました。インディが拷問を受けたり、いけにえや素手で心臓を抉り取ったり、晩さん会の異様なごちそうなど、家族で見られる冒険映画と考えると、しょうがない事なのかもしれません。
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」の予告映像
映画『インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説』 予告編 - YouTube
映画の後半、モラ・ラムたちに追われたインディが、橋を壊すシーンが予告編に使われています。
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ショート・ラウンドのセリフ「正真正銘のクレイジーだよ」が、インディをそのまま表しています。こういう映像を見てしまうと、吊り橋はわたりたくないなと思ってしまいます。