インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説とは
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(インディ・ジョーンズ/まきゅうのでんせつ、原題:Indiana Jones and the Temple of Doom)は、1984年のアメリカ映画。アドベンチャー映画。『インディ・ジョーンズ』シリーズの2作目。劇中の時系列は、前作『レイダース』の1年前に設定された。
特撮はILMが手がけ、アカデミー賞では視覚効果賞を受賞。また、作曲賞にもノミネートされた。
スター・ウォーズ撮影のためにジョージ・ルーカスが設立した、インダストリアル・ライト&マジックが特撮を担当しています。
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のあらすじ
中国の上海にあるナイトクラブ「オビ・ワン」で、ギャングとの取引が決裂したインディと相棒の少年ショート・ラウンドは、クラブ歌手のウィリー・スコットと共に飛行機で逃げ出そうとしますが、その飛行機はギャングの息のかかった飛行機でした。飛行機の中にあったゴムボートを使って何とか脱出した3人は、山を滑り下り川を下って、インドの村にたどり着きました。
伝説の秘宝「サンカラ・ストーン」を探す邪教集団に、村の聖なる石と子供たちを奪われた村人たちは、インディに取り戻してほしいと願います。
伝説の秘宝「サンカラ・ストーン」を探す邪教集団に、村の聖なる石と子供たちを奪われた村人たちは、インディに取り戻してほしいと願います。
パンコット宮殿では、新しいマハラジャが即位して、インディたちも客としてもてなされますが、晩さん会の後、暗殺者に襲われます。暗殺者を撃退したインディは、秘密の出入り口があると考え、ウィリーの部屋で見つけた出入り口から、地下にある秘密の空間を見つけます。
そこでは、女神カーリーを祭るサギー教の儀式が行われていました。
そこでは、女神カーリーを祭るサギー教の儀式が行われていました。
モラ・ラムは、村の子供たちに地下の鉱山を掘らせ、村から奪ってきたサンカラ・ストーン(聖なる石)のほかに、失われた2つの石を探していました。インディは捕えられ、ショート・ラウンドは地下で子供たちと共に鎖でつながれ、ウィリーはいけにえにされそうになりますが、地下から逃げ出したショート・ラウンドのおかげで、子供たちと一緒に、その場から逃げ出すことに成功します。
サンカラ・ストーンを発見したインディ
3つのサンカラ・ストーンを見つけ、バッグに入れて逃げようとするインディたちを、さらにモラ・ラムたちが追ってきて、インディたちも追っ手も、鉱山の中のトロッコに乗っての追いかけっこが始まります。
主な登場人物
インディを演じるのは、ハリソン・フォードです。スター・ウォーズのハン・ソロや、エア・フォース1の戦うアメリカ大統領など、戦う姿だけではなく、刑事ジョン・ブック目撃者などの、人間味のある役柄も定評があります。
ウィリーを演じたのは、ケイト・キャプショーです。教師をしていましたが、女優になる夢のために受けたインディ・ジョーンズ魔宮の伝説で、ヒロインの座をつかみました。映画の撮影後にスピルバーグと結婚しました。
ショート・ラウンドを演じたのは、子役のキー・ホイ・クァンです。映画グーニーズにも出演しています。現在は、ジョナサン・キー・クァンとして、俳優・武術指導などをしています。
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のみどころ
強く印象に残るのは、地下の秘密空間でのサギー教の儀式のシーンと、トロッコでの逃亡シーンです。サギー教の儀式のシーンは、スター・ウォーズでハン・ソロがカーボン冷凍されたシーンを思い出してしまいました。同じハリソン・フォードが演じているので、似た印象を持ってしまうのかもしれません。