『トラップ一家物語』
via www.suruga-ya.jp
親しみある爽やかOP、ドジっ子シスターと来て、いきなりの懐かない子供たち。それでも努力を続けた甲斐あって、徐々に懐いて行ってくれたのはよかったです。
めげないマリアはいいキャラですが、家政婦のおばさま方も結構いいキャラしてました。
めげないマリアはいいキャラですが、家政婦のおばさま方も結構いいキャラしてました。
概要
1991年1月から、同年12月まで放送。
いわゆる「ハウス名劇作品」シリーズの一作。
成人女性が主人公で恋愛の要素もある、と異色な作品。
『サウンド・オブ・ミュージック』が原作だが、脚色が大分くわえられている。
あらすじ
幼少期から苦労を重ねてきたマリアは、思い立って修道女に。
最も厳しいとされるノンベルク修道院にて、見習いからスタートするが、規律などをあまり気にしない性格もあって、徐々に疎まれるように。
厄介払いとばかりに、オーストリアの英雄トラップ大佐の家に、次女マリアの家庭教師として送られる。
当初は「家庭教師なんて、お父様の前でだけいい顔して、自分たちには厳しいだけ」と冷めた視線を送っていた子供たちも、徐々に天真爛漫なマリアに心を開いていくのだった。
原作者にしてモデルのマリア・フォン・トラップ
1905年誕生。
幼少期、相次いで両親を失い、親類との折り合いも悪くなったため全寮制の学校へ。
しかし修道院での生活が合わなかったのか、体調を崩してトラップ家の住み込み家庭教師となり、トラップ少佐と結婚にまで至る。
世界恐慌により、トラップ家は財産を失うが、マリアは家の空き家を貸し出したり、歌を披露していこうと提案。
1956年ドイツの映画会社に、著作とその映像化に関するすべての権利を売ってしまったため、またもや文無し状態になったことよりも、内容が現実とかけ離れていることの方がショックだった模様。
歌で生計を立てていた、とインタビューで語る。
1987年没。
凄い人生ですが、お金のことよりも旦那さんの描かれ方がショック、というのが「マリアらしい」と思ってしまいます。
登場人物
via www.amazon.co.jp
元修道女。
きまりに対して無頓着すぎたがため、「来年の6月まで」という約束でトラップ家に家庭教師として送られる。
天真爛漫で、閉ざされていた子供たちの心を開いていく。
きまりに対して無頓着すぎたがため、「来年の6月まで」という約束でトラップ家に家庭教師として送られる。
天真爛漫で、閉ざされていた子供たちの心を開いていく。
戦争で手柄を立て、「男爵」となった。
子供たちを厳しくしつけている。
38歳。
意外と若いんですね・・・。
8歳。次女。
「病弱だから」と自室で食事を取らされるなどしていたために引っ込み思案だったが、マリアにより明るくなる。
泣きながら食事を捨てるシーンがまた・・・。
14歳、長男。
おとなしい性格。
二日連続で肉を食べるとお腹を下す。
13歳、長女。
家庭教師というものに反発していた。
父の再婚話が持ち上がった際には家出までした行動力の主。