女優・白川和子(本人)。大学時代、演劇仲間に暴行された様子が8ミリフィルムに収められた時、彼女の映画女優としての運命がきまった。その映像を見た珍プロダクション社長・珍田(殿山泰司)は和子をピンク映画の女優としてスカウトした。それから半年が過ぎ、彼女は主演作が公開される程、その人気を着実なものとしていた。そしてカメラマンの秋山との同棲生活の中で、結婚して家庭を築く夢を持っていた。そんな和子に対し、秋山は真剣に受け止めようとしない。ある日の撮影が終わると、和子は秋山に別れを告げ、失踪する。その後、彼女は奉仕活動に従事し、ある頑固者の一人暮らしの老人と出会う。
老人は、和子が映るスチール写真を眺め、口づけし、陶酔していた。彼女は胸をさらけだすと、老人の口に近づけた…。
おすすめポイント
引退作にして作品タイトルには白川和子さんの名前が入っており、彼女自身のポルノ女優としての人生を再現した内容となっています。衝撃的な内容から始まり、セクシー要素がなかったとしても充分に見応えのあるストーリーといえるでしょう。
一般的な出演作品
白川和子さんの出演作品は多いのですが、全ては記載しきれないので、主だったところを紹介させていただきますね。
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あらすじ
千葉で実際に起きた両親殺害事件を題材にした中上健次の短編小説「蛇淫」をもとに、「少年」ほか大島渚の諸作品で知られる脚本家・田村孟が脚色,"、理由なき殺人"に走った青年の深層心理を冷徹かつ衝撃的に描いた長谷川和彦のデビュー作。父親の厳格な教育方針と母親の溺愛の中で育った一人息子の順は、親から与えられたスナックを経営していたが、ある日、幼なじみのケイ子との交際を禁じられ発作的に父親を殺し、錯乱した母親をも刺し殺してしまう。
おすすめポイント
一度は引退した白川さんですが、芸能界に復帰を果たした二度目のデビュー作となる映画です。白川さんは主人公の恋人であるケイ子の母親役を演じており、ロマンポルノに出演していた時との違いを実感させられます。
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あらすじ
史上最悪の凶悪事件。その真相とは? ある日、雑誌『明朝24』の編集部に一通の手紙が届いた。それは獄中の死刑囚 (ピエール瀧)から届いた、まだ白日のもとにさらされていない殺人事件についての告発だった。彼は判決を受けた事件とはまた別に3件の殺人事件に関与しており、その事件の首謀者は“先生”と呼ばれる人物(リリー・フランキー)であること、“先生”はまだ捕まっていないことを訴える死刑囚。闇に隠れている凶悪事件の告発に慄いた『明朝24』の記者・藤井(山田孝之)は、彼の証言の裏付けを取るうちに事件にのめり込んでいく……。
おすすめポイント
白川さんは被害者の妻という立場でありながら、夫の殺害を依頼するといった闇を抱える役柄を演じておられます。実際に発生した凶悪事件を元に描いた犯罪ドキュメントであり、その真実やストーリー展開にドキドキさせられる作品となっています。
テレビ出演
白川さんが主役をされた作品こそないものの、2時間ものドラマや『必殺仕事人』『3年B組金八先生』『噂の刑事トミーとマツ』『裸の大将放浪記』など、数々の名作シリーズにゲスト出演されており、女優としても、その存在感を発揮されています。
さりげなく最近のテレビドラマにも出演されおり、2018年にテレビ東京系列で放送された東野圭吾 手紙』、2019年にテレビ朝日系で放送された『特捜9season2』といった作品にも名前を連ねています。
さりげなく最近のテレビドラマにも出演されおり、2018年にテレビ東京系列で放送された東野圭吾 手紙』、2019年にテレビ朝日系で放送された『特捜9season2』といった作品にも名前を連ねています。
ロマンポルノの女王・白川和子さんまとめ
2009年頃にはお笑い芸人として、ジジ・ぶぅとタッグを組み、『50・60これからだ』というコンビ名でM-1グランプリにも出場していたというから驚きを隠せません。1回戦はなんとか突破したものの、2回戦で敗退してしまったみたい。しかし、それにも懲りず、2015年にはWAHAHA本舗にも参加されていて、お笑いの道も探っているようですね。
ポルノ女優として大成され、一度は引退されたものの、一般作に出演する女優として復帰して成功を収めているという事実は凄いことですよね。まだまだ白川さんが元気で活躍する姿をこれからも見られそうなので、引き続き、応援していきたいと思います。
ポルノ女優として大成され、一度は引退されたものの、一般作に出演する女優として復帰して成功を収めているという事実は凄いことですよね。まだまだ白川さんが元気で活躍する姿をこれからも見られそうなので、引き続き、応援していきたいと思います。
監督:長谷川和彦
出演:水谷豊
内田良平
市原悦子
原田美枝子
白川和子