無敵ロボトライダーG7
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ストーリーは、
全宇宙の征服をもくろむガバール星:ロボット帝国。それに反発し地球へと亡命した科学者ナバロンは、竹尾道太郎と出会う。彼の手により設計された多段変形ロボット「トライダーG7」は、礼代わりに道太郎に譲られた。不幸にも道太郎は事故死してしまうが、息子の竹尾ワッ太が彼の仕事とトライダーを引き継ぐ。零細企業とは言え、「竹尾ゼネラルカンパニー」の社長としてワッ太は今日も会社の金庫…いや、みんなの幸せを守るために奮闘する。
いわゆるスーパーロボット物のアニメですが、話は主人公竹尾 ワッ太とそれを取り巻く人々が織りなす下町人情ストーリー色が濃く、シリアス色の強かった1stガンダムの後番組がこれだった事もあって、かなり印象に残っています。
主人公ロボット『トライダーG7』
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ガバール星の脱走者であるメカロボット技術主任ナバロン(地球人名・梅本)が設計し、地球の三葉工業で建造された地球唯一のスーパーロボット。
身長57m、体重777t。出力5700万馬力、大気圏内飛行速度マッハ7.7。
ロボット帝国で使用されている合金「ガーバルニウム」で建造されたが、後のメンテナンスや補修・部品交換で多くの部分が地球製の鋼鉄素材に置き換わっている。劇中では一撃で宇宙パトロール艇や純地球製巨大ロボット(43話)が撃破されるような攻撃を受け止めたり直撃を受けても平気なシーンがたびたびあり、作中の地球メカの中では最強の防御力を誇る。
普段は児童公園の地下に頭部先端が露出した状態で格納されており、発進時に「毎度お騒がせして申し訳ございません。ただいまよりトライダー、発進いたします。危険ですから白線の外までお下がりください」とのアナウンスが流れ(8話より)、退避後に公園が中央から開いて安全確認後トライダーが発進する。出動後は代わりに噴水が出現する。35話より発進バンクに追加されたモニター画面には「Fortran」という文字が見える、ちなみに全表記は「SR OA FORTRAN Transfer-2 CODE by Microsoft」。
基本形態であるG7のほかに6形態の変形パターンがある。竹尾ゼネラルカンパニーにおけるトライダーの活躍により他の会社からもトライダーの発注があったが、その時点でナバロンが行方不明になっていたため竹尾ゼネラルカンパニーにある一台だけが残された。
無敵ロボの名の通り、最後まで無敵を誇った主人公ロボットです。
主な登場人物
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二代目社長で、社員からは「若社長」と呼ばれる。その名のとおり竹を割ったかのようにまっすぐな性格の小学6年生。初代社長の父亡き今、トライダーG7を操縦できる唯一の人物。授業中でも専務が呼びに来ると早退して出動する(学校公認)。運動神経は抜群だが勉強はいまひとつ(ただし、宇宙関係の知識は豊富)で、遅刻や居眠りをすることもしばしば。最終回で無事小学校を卒業する。彼の職業が社長になったのは放映前のアンケートで小学生がなりたい職業No.1が社長だったからである。小学生だが、男気にあふれ、父親が亡くなって会社が解散、社員が失業の危機に陥った時、自分から進んでトライダーのパイロットになって会社を継ぐと宣言して二代目になった。
元気な小学生社長です。トライダーG7のメインパイロットとして、ロボット帝国と戦います。
専務。64歳にして南極基地で働く一郎を筆頭に12人の子を持ち、最終回ではさらに双子が生まれることがわかる大変な子沢山。事件が起き、トライダーに出撃要請が出ると、ワッ太がどこにいようと「お仕事ですぞ~!」と大声で叫びながら自転車で迎えに来る。ワッ太や常務たちがミサイルを撃つたびに算盤をはじいて経費を計算するが、トライダーがピンチになったときに算盤を放り投げてミサイルを乱射したことも。口癖は「そんなに撃ったら我が社の予算が!」
子沢山の専務さん。ワッ太が不用意にミサイルを撃ったりすると注意します。当時はいちいち予算を気にしてミサイルを撃つ設定のアニメなんて他になかったので、それが妙に面白かったですね。
社の紅一点。経理・事務・お茶くみ担当の18歳。地球から発進して月や火星などの目的地まで行く途中、シャトルの中でおやつや食事を作ってくれる。特技はフラダンス。かの有名な「発進アナウンス」係でもある。28話ではシャワーを浴びているところをワッ太に見られてしまう。
有名な発進アナウンスの内容は、以下の通り。
「毎度お騒がせして申し訳ございません。ただいまよりトライダー、発進いたします。危険ですから白線の外までお下がりください」
「毎度お騒がせして申し訳ございません。ただいまよりトライダー、発進いたします。危険ですから白線の外までお下がりください」
ガバール帝国銀河系方面総司令官。いわゆる美形悪役の範疇に入るキャラだが、10メートルの巨躯を誇るところが異色。49話では自らを模した巨大ロボに乗り込みトライダーと激闘を繰り広げるが「コンピュータの指示通り戦った」にも関わらず敗れ去る。これによりコンピュータの計算を超越した存在が明るみに出るとロボット帝国は崩壊すると判断し、最終話でマザーコンピュータ・シグマに「地球は役に立たない星」と虚偽の報告をして撤収していった。
上の画像は巨大ザクロンロボです。敵も見方もキャラが濃い登場人物が多かったので、ラスボスなのに少々影が薄かった印象がありますね。
オープニングとエンディング
無敵ロボトライダーG7 - YouTube
オープニングテーマ曲
『トライダーG7のテーマ』
作詞:伊藤アキラ
作曲・編曲:茅蔵人
歌:たいらいさお
『トライダーG7のテーマ』
作詞:伊藤アキラ
作曲・編曲:茅蔵人
歌:たいらいさお
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俺は社長だ - YouTube
エンディングテーマ曲
『俺は社長だ』
作詞:伊藤アキラ
作曲・編曲:茅蔵人
歌:たいらいさお
『俺は社長だ』
作詞:伊藤アキラ
作曲・編曲:茅蔵人
歌:たいらいさお
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トライダーG7 CM - YouTube
当時発売されていたトライダーG7のオモチャのCM動画です。オマケという事で。
via www.youtube.com
放送枠はテレビ朝日系列で、毎週土曜日17:30 ‐18:00であるが、なんとあの機動戦士ガンダムの後番組だった。