2018年2月9日 更新
チョー・ヨンピル、キム・ヨンジャ、ケー・ウンスクなど日本で活躍した韓国人歌手列伝
去年(2017年)のNHK紅白歌合戦に出場していた「TWICE」を初め、ちょっと4~5年前までは、「少女時代」、「KARA」、「東方神起」、「BIG-BANG」などの韓流歌手(いわゆるK-POP)が隆盛を極めている日本のミュージックシーンだが、これまで来日し、日本で売れている韓国の歌手やタレントは日本語も流暢で、外国人という違和感がすっかりない感じで、日本の芸能界にすんなりと溶け込んでいるように見える。そんな日本で活躍した韓国人歌手を振り返って見ましょう!!。
チョー・ヨンピル
続いて活躍するのがチョー・ヨンピル(趙容弼)だった。彼は1987年~1990年の4年連続で紅白歌合戦に出場を果たしている。また、彼のヒット曲『釜山港へ帰れ』はいろいろな演歌歌手によるカバーも大ヒットしたことも私の記憶にちゃんと残っている。
チョー・ヨンピルは日本では演歌歌手というイメージで知られているが、韓国ではロックからバラード、トロット、民謡まで様々なジャンルをこなす「国民歌手(クンミン・ガス)」として有名。ニックネームが「歌王」と呼ばれるほど、韓国の大衆文化界で圧巻の位置を占めている。ヒット曲「釜山港へ帰れ」は、以前から存在する名曲をロック調のリズムでアレンジし、新たな魅力を加えたものである。「永遠のオッパ(お兄さん)」などの愛称もある。
キム・ヨンジャ
チョー・ヨンピルにちょっと遅れて活躍しだしたのが、一番最初に紹介したキム・ヨンジャだ。
彼女は1988年、ソウルオリンピック讃歌「朝の国から」をソウルオリンピック閉会式エンディングセレモニー会場のメインスタジアムにて10万人観衆の前で歌唱し、「朝の国から」を引っさげて日本に渡りヒットさせた。
ケイ・ウンスク
ケイ・ウンスク(桂 銀淑)も日本で活躍した韓国人歌手ですが、あまりに波乱に満ちた人生を送った歌手の一人だろう。
しかしその後があまりにも酷すぎた。2億5500万円という巨額の借金を巡って所属プロと衝突し、契約を打ち切られ、事務所からは返済を求める裁判を起こされ、これが原因でテレビの露出はゼロになってしまう。さらに夫とは離婚し、更年期障害やうつ病に苦しみ、こうした心労が原因になったのだろうか、覚せい剤に手をだし2007年に現行犯逮捕されてしまうのだった。これにより、日本からの国外退去処分を受け、現在は韓国に戻っているという。韓国でも2015年6月24日に、またも覚せい剤使用容疑で逮捕されてしまう。もうどうしようもありませんがな!!
BoA
隆盛を極めた韓国演歌(トロット)の人気はしだいに凋落し、90年代以降は若者が好むポップスが台頭します。こうした動きは日本と同様だろう。そして、これが現在のK-POPにつながっていくのだ。
日本で活躍できる人材を育成するため、ある小学生をスカウトされる。彼女には2年をかけて歌にダンスに、そして英語と日本語まで厳しくレッスンさせた。その結果、歌って踊れて日本語でトークもできるハイスペックのアーティストが誕生します。それがBoAでした。
私はBoA以降ははっきり言ってどいつもこいつも同じように見えてしまい、誰が誰だか分からないのだが、やっぱり年ですかね!?
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