初期のバービーは日本で製造されている。当時、日本はアメリカに比べ人件費が安く、繊維産業が盛んであり人形本体と衣装とをまとめて発注できるという理由から、日本での生産が決まった。
山一商店・中嶋製作所・セキグチなど、現在の着せ替え人形製造の中心をになう企業がバービーの生産に携わった。なお、1970年代以降、東南アジアでの生産にシフトしている。
1959年3月9日に発売開始。アメリカで売られていた着せ替え人形が 2 ドル台だった中で、『安かろう悪かろう』と言われていた日本製の人形に 3 ドルの価格を付けて販売したため物議をかもした。
おもちゃ業界からは否定的な目で見られていたが、ファッショナブルで精巧なお人形は子供たちに支持され、爆発的に売れた。