【炎の転校生】嵐を呼ぶ男が正義を胸に暴れ回る懐かしき少年漫画!
2022年6月14日 更新

【炎の転校生】嵐を呼ぶ男が正義を胸に暴れ回る懐かしき少年漫画!

週刊少年サンデーで1983年~1985年頃連載された炎の転校生。1991年にはOVA化、そして続編の「炎の転校生 REBORN」でオリジナルドラマ化されるなど作者·島本 和彦の代表作と言える作品です。今回は炎の転校生のストーリーや登場人物、必殺技などを振り返っていきます。

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滝沢 昇一(たきざわ しょういち)

滝沢 昇の父親であり、文科省直属の秘密組織·秘密教育委員会の教育委員。コードネームは「北の疾風(風)」。様々な学校の問題·事件を解決する為に息子の昇を陽動役として使った。昇本人には詳細が知らされておらず、裏方として学校の中枢を叩くことが多い。戦闘力·格闘センスとも息子を大幅に上回る実力の持ち主だが、大陸学園事件で意識不明の重体になる。しかし教育委員としての使命感は消失せず、一命を取り留め徐々に体力を回復すると、「X仮面」として病院を脱け出し昇の危機に駆け付けた。

多海本 安寿男(たみもと やすお)

秘密教育委員を統括·指揮する秘密教育委員長(通称タミー)。この人物は作者出身高校の国語科教師がモデル。裏の教育委員会幹部の伊吹園次郎と対峙するも、彼の必殺技「暗黒流れ星」を受けて敗北した。

五十嵐 光(いがらし ひかる)

大人の色気で対象の男性を誘惑し操る技が得意な秘密教育委員の女性。職務を放棄し北海道へと旅行していたが、そこで運命の男·伊吹園次郎と出会い恋に落ちる。伊吹との出会いを機に自身の生き方を考え直し、後に彼と結婚することになった。

伊吹 一番(いぶき いちばん)

伊吹三郎の父親で裏の教育委員会を取り仕切る会長を務める男性。問題の学校を改善させるのが秘密教育委員会の役割であるのに対し、裏の教育委員会は偏見教育や非合法な営利を広めるのが目的の悪の組織。但しトップである伊吹一番は、滝沢が心の師と仰ぐほど筋の通った男気溢れる人物だった。更に組織の目的である世界征服は、妻の頼里と息子の三郎と再会する為の手段でしかない。その事実を本人が構成員に明かさなかったことが手段の目的化を招き、構成員の中に悪行を犯す者が出ることに繋がった。滝沢との出会いがきっかけで妻と息子に再会後は、目的を達成し会長を辞任する。

伊吹 園次郎(いぶき そのじろう)

裏の教育委員会の幹部で伊吹一番の長男。当初は父親と同じく母親と弟(伊吹三郎)を探していたが、目的を見失い金に異常な執着心を抱くようになる。「暗黒流れ星」は彼の必殺技で、これまで多数の秘密教育委員に勝利。しかし滝沢に敗北してからは更正し、後に五十嵐光と結ばれ結婚した。

伊吹 四四彦(いぶき よしひこ)

伊吹家三男で園次郎と三郎の弟で中学3年生。母親と兄弟を探す為名声を得ようと決意。「甲子園優勝投手兼高校生歌手」への道を志すことになる。

滝沢 昇が使用した強力な必殺技

炎の転校生 8 | 島本和彦 | 【試し読みあり】 – 小学館コミック (2395120)

必殺・滝沢キック

幼少期の滝沢がヒーロー番組を見た際に覚えた、物理法則を無視した空中技。空中にジャンプした後に前転かつ後方に反転し、着地する前に飛び蹴りを繰り出す非常に高度な技である。

靴マシンガン

校内にあるゲタ箱の靴を大量に投げつける技だが、相手へのダメージは期待出来ないので、あくまでも牽制目的で使用している。

滝沢国電パンチ

ボクシング技術を応用した大技。初撃(上り)では飛びつきながらパンチを放ち相手の体勢を崩しにかかる。直後に相手の背後に素早く回り込み、コーナーポストなどを蹴り再び攻撃。この際に繰り出されるカウンターパンチ(下り)は、壁を蹴る反動によってスピード·パワー共に強化されたものだ。因みにこの技は国電の上り線と下り線を参考に、滝沢自身が考えた技として紹介されている。
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