『ガスライト』霞ヶ関本店(霞が関)
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「ガスライト」は、霞ヶ関にあるバーです。四谷と銀座において3軒のバーを展開しています。霞ヶ関本店は、その総本山となるお店。日本バー業界の重鎮、毛利隆雄を輩出したことでも有名なバーですが、現在は2007年の全国バーテンダー技能大会で優勝したオーナーバーテンダーの井口法之さんが取り仕切っています。正直なところ、お店はかなり分かりにくい場所にありますが、無事にたどり着いければ至極の一杯を味わうことができます。
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シカゴで人気のバー、ガスライト・クラブをモチーフとしたお店。米社交界の花形だったクラブは良いとして、霞が関の「ガスライト」も至福の一軒として知られています。1989年開業という老舗のバーで、6.6ⅿもあるアサメラ製カウンターが特徴です。どのカクテルを試してみても、お気に入りになること間違いなし、一日の締めとして素敵なカクテルは欠かせませんね。
『バー ナポレオン』(紀尾井町)
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「バーナポレオン」がある紀尾井町は、徳川家の紀伊・尾張そして井伊家の頭文字から名付けられた屋敷町なんですよ。その紀尾井町に、1930年に宮内省内匠寮により宮大工の手によって准皇室の邸宅が建てられました。そして1955年、その邸宅内でオープンをしたのが「バー ナポレオン」なんです。そんな素敵な一軒は、グランドプリンスホテル赤坂の閉業と併せて閉店に。しかし、現代の最新技術を駆使して、やや東の土地に移築されることになり、2016年7月にリニューアルオープンを果たしたという数奇な運命を感じるバーなのです。
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店内は、「ナポレオンの愛馬」・「フランスのシャンソン歌手のエディット・ピアフ」・「ココ・シャネル」・「緑あふれるパリ」・「コニャック」と、5つのコンセプトからなる部屋が配置されています。10人程のグループでも利用できる部屋から個室まで、各テーマに合わせた5つのスペースが利用できるんです。なんといっても特等席なのは、僅か6席しかないカウンター席でしょう。大人の社交場として、上手に使いたいハイクラスバーなんです。