ツーブロックは「事件や事故に遭いやすい」髪型!?
80年代から90年代に流行し、近年再び流行しているヘアスタイル「ツーブロック」。YMOといったミュージシャンや吉田栄作といった俳優らが、こぞってツーブロックを採用していたのも記憶に新しいところですが、このたび都立高校に「ツーブロックは禁止」という校則があり、その校則が採用された理由が何とも不可解だとSNSを中心に大きな話題となっています。
こちらが話題のツイート!!
都立高校の校則。
— 池川友一 都議会議員 (@u1_ikegawa) July 13, 2020
なんでツーブロックはダメなのか。
本当に驚愕の答弁。pic.twitter.com/Wj2JhIchEu
こちらが現在話題となっているツイート。共産党に所属する池川友一都議会議員の質疑の模様であり、「都立高校ではなぜツーブロックが禁止なのか」と東京都教育委員会教育長に問うと、「外見等が原因で事件や事故に遭うケースなどがある」との返答が。これに対し、ツイッター上では「意味不明な理由」「ワカメちゃんはどうなるんだ?」といった、返答に対するツッコミが続出。この都議による質疑の動画は、7月15日現在470万回を超える再生数を記録しています。
髪型により事件や事故に遭うリスクは異なるのか?
このたび大きな話題となっている、都立高校でのツーブロック禁止の校則ですが、特に根拠となるデータが示されている訳でもなく「校則を破れば進路に関わる」「とにかく学校で決まっている」という理由で、理不尽に思いながらもとにかく従うというケースが多いようです。ここでまず、校則で禁止されていそうな過去に流行した髪型をいくつか見てみましょう。
ツーブロック(福山雅治Ver.)
via www.amazon.co.jp
ロン毛
via www.pinterest.jp
ソフトモヒカン
via www.pinterest.jp
いかがでしょうか?木村拓哉風の「ロン毛」などは、校則で真っ先に禁止される髪型であると言えると思います。しかしながら、それで事件や事故に遭ったという話は聞いたことがありません。「事件や事故に遭う」という理由で特定の髪型が禁止されるのは、やはり理不尽な印象があります。
とはいえ、そういった理不尽なルールを守ることも、将来サラリーマンとして働く上で必要な能力のひとつではあります。しかしまだ夢のある10代のうちくらいは、自由な髪型にさせてあげたいものですね。
とはいえ、そういった理不尽なルールを守ることも、将来サラリーマンとして働く上で必要な能力のひとつではあります。しかしまだ夢のある10代のうちくらいは、自由な髪型にさせてあげたいものですね。
「外見等が原因で事件や事故に遭う」で思い出す!かつての若者が遭った犯罪の数々!!
ある意味話題となっている「外見等が原因で事件や事故に遭う」という文言。髪型以外の、他の外見上の理由から事件や事故に遭うケース自体はかつてありましたよね。ここでそのいくつかを振り返ってみましょう。
エアマックス狩り
真っ先に挙げられるのは、90年代に流行した「エアマックス狩り」。当時大人気で品薄状態となっていたエアマックスを履いて街を歩いていると、ヤンチャな連中に絡まれて履いていたエアマックスを強奪されるという事件が頻発しました。「電波少年」の企画で松村邦洋が、エアマックス狩りを注意しようと池袋西口公園に出向いたところ返り討ちに遭い、履いていたエアマックスを強奪されてしまったのを覚えている方も多いかと思います。