WANDSの90年代の名曲を振り返る!現在もメンバーを替えて活動中!
2022年12月22日 更新

WANDSの90年代の名曲を振り返る!現在もメンバーを替えて活動中!

90年代に活躍したバンド、WANDS。ビーイングブームにも貢献していますよね。WANDSの90年代の名曲とメンバーチェンジの経歴を振り返ってみましょう。

467 view

「寂しさは秋の色」でデビュー

 (2487365)

WANDSは1991年頃にビーイングの音楽プロデューサーだった長戸大幸さんが発端になって結成されました。Being音楽振興会に在籍していた上杉昇さん(ボーカル)と、BADオーディションで最終選考まで残っていた柴崎浩さん(ギター)、LOUDNESSのサポートメンバーだった大島こうすけさん(キーボード)の3人でバンドを組むことになったのです。

バンド名は長戸さんが命名しました。名前の由来は諸説あり、タロットカードのワンズ(魔法の杖)から「ワンドのエース」という意味でつけられたという説と、Wesugi AND Shibasak(上杉と柴崎)から取ったという説があります。その後メンバーは入れ替わっていますが「W」と「S」になるメンバーが加入していることから、後者の方が有力なのかもしれません。

そんなWANDSは1991年12月に「寂しさは秋の色」でデビューします。ドラマ『ホテルウーマン』の挿入歌で、ドラマのサウンドトラックにも収録されています。

作詞は上杉さん、作曲は栗林誠一郎さん。デビューしてすぐに売れたイメージがあったのですがデビュー曲はパッとせず、オリコン63位どまりでした。

「もっと強く抱きしめたなら」

 (2487367)

2枚目のシングル「ふりむいて抱きしめて」はオリコン最高位80位と順位を落としたのですが、1992年7月にリリースされた「もっと強く抱きしめたなら」でブレイクします。

じつは初登場時は47位だったのですが、10月にリリースされた中山美穂さんのシングル「世界中の誰よりきっと」でデュエットをしたことから注目を集め、発売から29週経ってからオリコン1位を獲得したんです。ちなみにミュージックステーションに出演したのも、発売から2か月後でした。この時代ならではの売れ方ですよね。その後も売り上げを伸ばしミリオンセラーになります。WANDS最大のヒット曲でもあります。

浅野温子さんが出演していた三井生命のCMソングでした。

「時の扉」

 (2487369)

キーボードの大島さんが自身のユニットを結成するため「もっと強く抱きしめたなら」で脱退。4枚目のシングル「時の扉」からは柴崎さんのYAMAHA音楽院時代の同級生、木村真也さんがキーボードとして参加します。

「時の扉」は1993年2月にリリース。作詞は上杉さん。作曲は脱退した大島さんでした。オリコン最高位は1位で、93年の年間チャートでも7位を獲得しています。テレビ朝日系列の『ネオドラマ』の主題歌でした。

上杉さんは自分が落ち込んだときに自分自身を元気づけられるような曲、としてこの曲を作詞したそうです。



「愛を語るより口づけをかわそう」

 (2487371)

1993年4月に発売された5枚目のシングル「愛を語るより口づけをかわそう」。作詞は上杉さん、作曲は織田哲郎さんです。

オリコン最高位は1位で4週連続。年間売上チャートも14位でした。この曲もミリオンヒットで3作連続のミリオンヒットとなりました。中山美穂さんとのコラボ、「世界中の誰よりきっと」を入れると4作連続です。

ブティックJOY のCMソングでもありました。2020年に発売されたシングル「抱き寄せ 高まる 君の体温と共に」のカップリングに「愛を語るより口づけをかわそう ~WANDS 第5期 ver.~」としてリメイクバージョンが収録されています。

この頃ビーイングから長いタイトルの曲が続々とリリースされましたよね。この曲がリリースされた時は「また長い!」と思ったものです。

「世界が終るまでは…」

 (2487373)

「世界が終るまでは…」1994年6月にリリースされた8枚目のシングル。アニメ「SLAMDUNK」のイメージが強いですが、起用されたのは第2期エンディングテーマです。

プロ野球選手で登場曲として使用している選手も複数いますよ。

オリコン最高位は1位で2週連続。1994年の年間売上チャートでも10位に入っていてミリオンセラーを達成しました。前作「Jumpin' Jack Boy」は2位でミリオンにも届かなかったのですがこの作品で巻き返していますね。

「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」

 (2487375)

10枚目のシングルとして「WORST CRIME〜About a rock star who was a swindler〜/Blind To My Heart」をリリースした後、プロデューサーの長戸さんの考えるWANDSのイメージと上杉さんと音楽性の以外があったため、グループを脱退。上杉さんだけの予定だったのですが、柴崎さんも引き抜かれて脱退することに。

残った木村さんに2代目ボーカリスト和久二郎さん、ギターリスト杉元一生さんを加えて活動を再開します。1997年9月に発売した12枚目のシングル「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」からメンバーが変わっっています。

作詞作曲は小松未歩さん。アニメ『ドラゴンボールGT』の第4期エンディングテーマでもありました。

解散から再結成

21 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

ミドル世代感涙!90年代のビーイング系ヒット曲満載の『キミが好きだと叫びたい Love & Yell』が発売決定!

ミドル世代感涙!90年代のビーイング系ヒット曲満載の『キミが好きだと叫びたい Love & Yell』が発売決定!

ビーイングとソニーによる共同企画プロジェクトとして、90年代にビーイングが輩出した懐かしのヒット曲などをDJ和がノンストップミックスしたCD『キミが好きだと叫びたい Love & Yell ~ mixed by DJ 和 ~』の発売が決定しました。
隣人速報 | 2,701 view
女版B'zとも称されたMANISH(マニッシュ)!美女だけどボーイッシュ!

女版B'zとも称されたMANISH(マニッシュ)!美女だけどボーイッシュ!

高橋美鈴(Vo)、西本麻里(Key)の2人組ユニットMANISH(マニッシュ)。90年代、アニメ「スラムダンク」エンディングテーマ曲「煌く瞬間に捕われて」などのヒット作を連発。織田哲郎や大黒摩季が楽曲の制作に関わっていた。
ひで語録 | 76,237 view
90年代に放送されていたアニメのテーマソング「アニソン」を振り返る

90年代に放送されていたアニメのテーマソング「アニソン」を振り返る

皆さんはどんなアニメを見ていたでしょうか? 今回はSF(サイエンス・フィクション)やファンタジー系のアニソンをまとめてみました。90年代に放送されていたアニメ、一度は耳にしたことがある曲もあるかと思います。
あやおよ | 460 view
【訃報】「SLAM DUNK」の主題歌などで著名なバンド「BAAD」のドラマー、新井康徳さん死去。

【訃報】「SLAM DUNK」の主題歌などで著名なバンド「BAAD」のドラマー、新井康徳さん死去。

90年代にテレビアニメ「SLAM DUNK(スラムダンク)」の主題歌などを担当し人気を博したロックバンド「BAAD」のドラマー、新井康徳(あらい やすのり)さんが5月22日、亡くなっていたことが明らかとなりました。55歳でした。
隣人速報 | 502 view
【西尾悦子】らんま1/2のOP曲『じゃじゃ馬にさせないで』を覚えていますか?グラビアで披露した超過激・官能フォトなども振り返る!

【西尾悦子】らんま1/2のOP曲『じゃじゃ馬にさせないで』を覚えていますか?グラビアで披露した超過激・官能フォトなども振り返る!

1980年代終盤に歌手として登場し、1990年代にはグラビアにて一糸まとわぬ姿を披露した西尾悦子さん。女優としても、セクシー路線にて、その存在感に発揮しましたね。今回の記事では、そんな西尾悦子さんの軌跡をエッチな目線を加えて振り返っていきます。
tsukumo2403 | 6,576 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト