ABBAからノーランズへ'70~'80に日本でも大ヒットしたガールズ・ポップ(+レイフ・ギャレット)
2016年3月24日 更新

ABBAからノーランズへ'70~'80に日本でも大ヒットしたガールズ・ポップ(+レイフ・ギャレット)

70年代終わり頃、日本でも大ヒットしたABBA(アバ)の「ダンシング・クシーン」。そして、80年代になりキャンディ・ポップと言われ、ノーランズを筆頭にヨーロッパから次々とポップ・グループがここ日本でも大旋風を巻き起こしました。そんな中から個人的に印象深かったグループをまとめてみました。(中には「ガール」でない男性も含まれますがご了承を!)

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キャンディ・ポップとは

 キャンディ・ポップとは‥‥
キャンディ・ポップとは、1980年~1981年くらいのわずか2~3年の間、日本の洋楽シーンで爆発的に流行した、女性を中心としたヨーロッパ出身アーチストによるポップスを指す言葉です。元々、ポップ(ス)とは、親しみやすい大衆的な音楽を指しますが、キャンディ・ポップは、ポップに「キャンディ」という言葉を冠することで、よりカラフルで甘い雰囲気を持つという意味です。
 意外かもしれませんが、この「キャンディ・ポップ」は、実は海外ではまったく通じない言葉で、おそらく、上記「バブルガム・サウンド」を真似て(?)、日本人が作りだした造語であると思われます。「風船ガム・ディスコ」に習って、「アメちゃんポップス」といった感じです。このような音楽に対して、ドイツでは当時のラジオ番組で使用されていた言葉で「ロリータ・ポップス」と呼ばれることもあったようですが、ヨーロッパ全体としては、特に決まった呼び名はなかったようです。アーチストに対しては、(普通に)ガール・バンドなどと呼ばれることもあったようです。
 BeN様のサイト「BeN’s Unofficial Arabesque Fan Club」に詳しく書かれてあったので、参照させていただきました。
 キャンディ・ポップが日本でしか通用しない和製名称だったとは、今、初めて知りました。
 しかし、ある現象に名称が付けられるということは、それだけ日本での勢いがすさまじかったということに繋がります。思い出してみても、テレビ、ラジオをはじめ街中でもこのキャンディ・ポップのメロディはそこかしこで流れていたものです。何せ、当時はまだ小学生だった私でさえ知っていたくらいですから、それはもう大ブームでしたよ。

ABBA(アバ)

ABBA(アバ)

ABBA(アバ)

メンバー/
アグネッタ・フォルツコグ
ビョルン・ウルヴァース
ベニー・アンダーソン
アンニ=フリッド・リングスタッド
 マドンナやレディ・ガガにも影響を与えたスウェーデンの偉大なアーテイストです。
 ABBAをキャンディ・ポップと言っていいか‥‥ということは、BeN様のサイトにも書かれてありましたね。完成度が高いグループなので、私も少し迷います。
 おそらく次々デビューしたグループも、マドンナ、ガガ同様にABBAを目指していたのではないかと思われるので、この記事の筆頭に上げようと思いました。
 2010年のロックの殿堂入りを果たしたグループでもあり、彼らのファンは、フランク・ザッパやリッチー・ブラックモアなどなど、音楽ジャンルを超えて多数です。

Abba Dancing queen 1978 - YouTube

 おそらく一度はこの曲を耳にしたことがあるでしょう。大ヒットした名曲です。
 そんな名曲だからなのか、こんな曲までありました!
 

Shania Twain- C'est la vie! - YouTube

シャナイア・トゥエイン「C'est la vie! 」
「ダンシング・クイーン」に似てる?
 確かに、サビのメロディはそっくりですね。 でもシャナイアさんのこの曲もいい曲ですね。

ノーランズ

ノーランズ

ノーランズ

メンバー/姉妹なので、苗字は皆「ノーラン」です。
(新メンバー)
モリーン
リンダ
バーニー
コリーン
(旧メンバー)
アン
デニス
エイミー
ジュリア
 アイルランド出身、活動拠点はイギリスの姉妹グループです。
 当時、NHKで「レッツゴー・ヤング」という歌番組があったのですが、彼女たちも出演しましたね。私も見ていましたよ! 絶妙なコーラスを生で聴くことができて感激でした。日本でも大人気でしたね。
 また、石野真子さんが「恋のハッピー・デート」、Winkが「セクシー・ミュージック」、キグルミが「ダンシング・シスター」を‥‥と、カバーされた曲でも有名だったグループですね。

The Nolans ~ I'm In the Mood for Dancing - YouTube

From 1979
邦題「ダンシング・シスター」

石野真子 恋のハッピー・デート (1980) - YouTube

コント付き 1:58~歌がはじまります。
「Gotta Pull Myself Together」のカバーです。
 懐かしのテレビ番組「カックラキン大放送」からです。
 野口五郎さんも、研ナオコさんも、そして石野真子さんも、若いですね!!
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