シャコタン☆ブギ
『週刊ヤングマガジン』の誌上企画で、漫画家が好きな歌をテーマに読み切りを描くという「歌謡マンガシリーズ」において、チェッカーズの1984年のヒット曲「涙のリクエスト」を取り上げて描かれた短編が本作の第1話となっている。作中の設定は全てそのままで1986年から連載が開始された。
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作者の別の作品である『湾岸ミッドナイト』と並行連載されていた時期がある。『週刊ヤングマガジン』誌上で交互に掲載されていた当初は本作品の頻度の方が高かったが、エピソードの区切りのいい時点で『湾岸ミッドナイト』の方に完全にシフトしてしまったため、本作品は明確な終わりを迎えないまま1995年の段階で連載が終了してしまった。なお、2002年ごろに特別編として「7年目のきまぐれ」という前後編のエピソードが発表された。同エピソードは、作者自身が語る当時の経緯とあわせて、『湾岸ミッドナイト C1ランナー』の単行本第12巻に収録されている。
ハジメ
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当時「女子大生ホイホイ」として知られた日本トップクラスのスペシャリティクーペ……だが、それをベタベタのシャコタン(初期はノーサス)に改造してしまう。白青ツートン塗装(時期により白赤、学園祭エピソードでは水玉模様)に“67”番ゼッケンが特徴。幾度となくクラッシュしてはジュンの手により復活し、後期は事故車のR32スカイラインGT-Rから移植されたフルチューンのRB26エンジンを搭載された通称“ソアラR”となる。
コージ
渡辺滉ニ
ハジメの気の優しい後輩(学年はハジメと同じ)。ハジメを「先輩」と呼んで慕っており、常にハジメと行動を共にする。ハジメのソアラの助手席に乗り、ナンパに繰り出す…が、上手くいくことはあまり無い。実はハンサムなので、女の子にモテているのだが、本人は気がついていない。
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ジュンちゃん
野村純一
実家の整備工場「野村モータース」にて整備士をしているが、仲間には工賃抜きの部品代のみで修理をしてやるために、全く儲からない。愛車のハコスカはL28をボアアップしたフルチューン仕様。車に強く、喧嘩に強く、女に強い、この街のヒーローである。普段は温厚であるが、自分のハコスカや仲間が傷つけられた場合は容赦なく制裁を加える。ハジメ・アキラ他、登場人物の車はよくクラッシュするが、ジュンちゃんの手によって幾度と無く復活している。夢は富士スピードウェイで自分のハコスカを走らせること。犬が大の苦手。
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いわゆる“ハコスカ”“スカG”で、本来のL20型からL28改3.1リッターフルチューンのエンジンに換装され、外見上はワークスフェンダーと角目ヘッドライトが特徴。
アキラ
清水明
ハイメとコージのライバル的存在。職業はダンプの運転手。愛車のゼットはL28を3.0リッターにボアアップしたフルチューン仕様。外装はGノーズにワークスオーバーフェンダー、ボンネットやドアの「Yanky Mate!(読み方は悪仲間)」のロゴの組み合わせで基本的には変わらないが、たびたびオールペンする為か初期は「うんこ色のZ」と呼ばれていたものが、最終的には青色に落ち着いた模様。改造費は「新車のクラウンが買える(1987年当時)」と言われていることから、400万円を超える金額をつぎ込んでおり、更にその後で全損に近いクラッシュを何度か起こしているため、更に高くついている模様。Zの悪口を言う奴は片っ端から殴りつけ、Zよりも速い・目立つ車には突っかかっていく、とかなり問題のある性格であるが、仲間に対する面倒見は良い。
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アキラの愛車“ヤンキーメイトZ”。ナンバーが“高56”(現在なら“高知500”相当か)なので、本来はL20と思われるがやはりL28改に換装&ワークスフルエアロ状態で、改造申請を出していない違法改造車(その点はジュンのスカGもハジメのソアラも同様だが)ということになる。
なお、「湾岸ミッドナイト」における“悪魔のZ”と異なりGノーズを装備している。
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