また、前述の通りゴミ出しがスムースに行えることと作業場が確保出来ることを考慮してゴミ集積場を定めます。
場所によっては建物に横づけして2Fからそのまま積める現場もあり、玄関から道路まで手で運ばなければならない現場もあります。
ゴミ収集のトラックは一日に何回、何時ごろの収集と事前にスケジュールを定めているので、トラックが到着したらその時間帯はゴミ出しが全ての作業に優先します。現場外にゴミや埃が広がってしまう作業でもあるので、ゴミ出し後の掃除も大事な作業です。
場所によっては建物に横づけして2Fからそのまま積める現場もあり、玄関から道路まで手で運ばなければならない現場もあります。
ゴミ収集のトラックは一日に何回、何時ごろの収集と事前にスケジュールを定めているので、トラックが到着したらその時間帯はゴミ出しが全ての作業に優先します。現場外にゴミや埃が広がってしまう作業でもあるので、ゴミ出し後の掃除も大事な作業です。
木造一軒家であれば膨大な断熱材が出ます。ゴミは立米(㎥)単位で処分するため、一度の収集時に出来るだけ嵩まないよう断熱材を下に積んで上に廃材やボード材などの重量のあるものを積んでいきます。
断熱材だけで↑のように膨れ上がるものの、その後に重量のあるゴミを積むと↓のように。
つまりゴミ集積場でのゴミの積み方は、ゴミ収集車に積むことを考慮した順で積んでいきます。
ゴミ集積場できちんとゴミが仕分けされていることが、後工程をスムースに運ぶうえで大事となるのです。
ゴミ集積場できちんとゴミが仕分けされていることが、後工程をスムースに運ぶうえで大事となるのです。
解体を始める
前述のゴミについての心構えを踏まえた上で、解体現場での作業に大切な考え方を記します。
なお現場は非常に暑くまた埃が多い為、身の回りの対策は施しておきましょう。
なお現場は非常に暑くまた埃が多い為、身の回りの対策は施しておきましょう。
解体手順は「建てたときの逆」として考えます。
建てる時には床が出来てから壁が設けられる、その上に天上が出来て内装設置が行われる。
その逆に進めていくとよいでしょう。入り口付近に設置されるであろうゴミ集積場を起点に、徐々に作業場を拡げていきます。
また、現場では効率よく解体を進めるために電動工具を用いることがあります。作業中の感電リスクを防ぐため、解体現場ではブレーカーから伸びていく電気系統を事前に外しておきます。
現場が2人体制の場合はお互いの動きを見ながら動けますが、3人以上となる場合には事前に方向性をつけておかないと混乱する場合があります。
2階建ての場合、1階を片付けてから2階に着手するか。2部屋ある場合、1部屋ずつ仕上げていくか。都度現場の特徴を見ながら現場責任者の指示を確認して進めましょう。
初心者は見た目に分かりやすい「壊し」をやりたがる傾向に陥りやすいです。
建てる時には床が出来てから壁が設けられる、その上に天上が出来て内装設置が行われる。
その逆に進めていくとよいでしょう。入り口付近に設置されるであろうゴミ集積場を起点に、徐々に作業場を拡げていきます。
また、現場では効率よく解体を進めるために電動工具を用いることがあります。作業中の感電リスクを防ぐため、解体現場ではブレーカーから伸びていく電気系統を事前に外しておきます。
現場が2人体制の場合はお互いの動きを見ながら動けますが、3人以上となる場合には事前に方向性をつけておかないと混乱する場合があります。
2階建ての場合、1階を片付けてから2階に着手するか。2部屋ある場合、1部屋ずつ仕上げていくか。都度現場の特徴を見ながら現場責任者の指示を確認して進めましょう。
初心者は見た目に分かりやすい「壊し」をやりたがる傾向に陥りやすいです。
一方、見た目には捗らないものの手がかかる箱モノの取り外しなど、効率を妨げない現場での役割分担が大切です。
一日の仕事の流れは、朝8時半に作業開始して10時で小休止。12時から13時までお昼休憩。その後15時までが基本。
この流れとゴミ出しの時間を考慮しながら解体作業を行います。朝が早すぎると近隣の迷惑ですがが、基本的には午前中勝負。
また解体現場の仕上げは床剥がしとなります。作業残しがないか一通り確認したうえで、一番ん奥の床から剥がしていきます。床を剥がしてしまうと足場がなくなるため、作業残しの確認を行ってからの作業。そして最後は現場の掃除を持って解体の仕上げとなります。
この流れとゴミ出しの時間を考慮しながら解体作業を行います。朝が早すぎると近隣の迷惑ですがが、基本的には午前中勝負。
また解体現場の仕上げは床剥がしとなります。作業残しがないか一通り確認したうえで、一番ん奥の床から剥がしていきます。床を剥がしてしまうと足場がなくなるため、作業残しの確認を行ってからの作業。そして最後は現場の掃除を持って解体の仕上げとなります。
解体作業の心構えが出来たなら
以上、本稿では解体現場で作業に従事する際の心構えについて記しました。
具体的な作業手順、工具の取り扱いなどについては引き続き取りまとめていきますので、解体業に従事する人、とくに初心者が現場で解体作業に向かう際、予め目を通していただけたらよいと思います。
具体的な作業手順、工具の取り扱いなどについては引き続き取りまとめていきますので、解体業に従事する人、とくに初心者が現場で解体作業に向かう際、予め目を通していただけたらよいと思います。