絵柄の可愛さも魅力的!晩酌のお供【カップ酒】
2025年2月4日 更新

絵柄の可愛さも魅力的!晩酌のお供【カップ酒】

昭和の時代に誕生したコップに入ったお酒。遠い昔おじいちゃんが飲んでいた記憶がありますが、令和の現在でもカップ酒の人気は健在です。そこで、日本酒はもちろん日本酒以外のカップ酒や、様々な絵柄が施されたカップ酒について調べてみました。

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東京オリンピックに合わせて誕生したカップ酒

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1711年(正徳元年)徳川家6代将軍・家宣の時代に創業し、1991年から現在の社名となった大関株式会社。

その大関株式会社の看板商品となっているのが「ワンカップ大関」です。
青ラベルに白抜きの文字がお馴染みのワンカップ大関が発売となったのは、1964年(昭和39年)10月10日。
東京オリンピックの開会日でした。

1967年にワンカップ大関専用の自動販売機が登場すると売り上げは上昇していき、1993年には1億3000万本の売り上げを記録!
現在様々な酒造メーカーでカップ酒が製造されていますが、そのパイオニアとなったのがワンカップ大関だったのです。

カップ酒の代名詞 ワンカップ大関

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「カップ酒」のことを「ワンカップ」という通称で呼んでいる人も多いと思いますが、ワンカップはあくまでも「ワンカップ大関」という大関株式会社の登録商標です。
つまり、「ワンカップ大関」以外のカップ入りのお酒は「カップ酒」と呼ぶのが正解ということになります。

そんなカップ酒の代名詞ともいえる「ワンカップ大関」の発売当初のお値段は85円。
その頃ラーメン一杯が60円程度だったそうなので、けっして安いとは言えない値段設定に感じてしまいますが、それは2級酒が主流だった当時には珍しく1級酒にこだわって製造されたからとも言われています。
また「ワンカップ大関」といえば、裏ラベルにも注目です。
1973年、瓶に直接商品ロゴを印刷していたものから現在のラベル貼付に変わったことをきっかけに、ラベルの裏面に日本の風景や祭り、世界の乗り物などのカラー写真を印刷した裏ラベルが誕生しました。
お酒と一緒に叙情溢れる風景や物語を感じる風景を楽しむのもおすすめです。

ついつい手が伸びるかわいい絵柄

カップ酒というとかわいい絵柄に目を引かれる方も多いのではないでしょうか。
昭和のカップ酒の定番の柄といえば花柄が思い浮かびますが、その他にも様々な絵柄を楽しむことができます。
ほんの一部ではありますが、どんな絵柄があるのか見ていきましょう。
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昭和のカップ酒の定番。花柄!
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各地のマスコットキャラクターも登場!

上段左:チーバくん(千葉県・飯沼本家)
上段中:アルクマ(長野県・喜久水酒造)
上段右:さのまる(栃木県・森戸酒造)
下段左:くまモン(熊本県・瑞鷹醸造)
下段中:ぐんまちゃん(群馬県・牧野酒造)
上段右:桃太郎(岡山県・渡辺酒造本店)
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伝説の競走馬が集結した「G-OneCup」

上段左:ヘヴンリーロマンス
上段中:ディープインパクト
上段右:エイシンフラッシュ
下段左:ロードカナロア
下段中:ジェンティルドンナ
上段右:デアリングタクト
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青森県・六花酒造株式会社のお酒「じょっぱり」のカップ酒にはかわいらしいりんごのデザイン
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北海道旭川市・高砂酒造株式会社では、旭山動物園の公認を受けて「ずZOOっと旭山」シリーズを製造!
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「ゲゲゲの鬼太郎」の作者としてもお馴染みの水木しげるさんが育った鳥取県にある千代むすび酒造のお酒「千代むすび」には、鬼太郎や目玉おやじ、ねずみ男、子泣き爺のラベルが施されています。

サイズも様々

カップ酒の内容量は基本的に180ml(1合)ですが、それ以外のサイズも展開されています。
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「1合はちょっと多いかな」という時は、100ml入りの「ワンカップ ミニ」
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「もう少し飲みたい」という時には、1合よりちょっと多い200ml入りの「ワンカップ エクストラ」
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