80年代半ばに全米1位のヒット曲を同アルバムで2曲もリリースした【Mr.ミスター】を覚えてますか?
2018年4月3日 更新

80年代半ばに全米1位のヒット曲を同アルバムで2曲もリリースした【Mr.ミスター】を覚えてますか?

1984年にリリースしたアルバム『ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』のシングル2曲で全米1位を獲得した【Mr.ミスター】。この2曲も踏まえて【Mr.ミスター】を振り返ってみたいと思います。

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Mr.ミスターとは

Mr. Mister

Mr. Mister

Mr.ミスターとは、ボーカル・ベースのリチャード・ペイジとキーボード・サックスのスティーブ・ジョージがロサンゼルスで結成したペイジズを前身としています。
このペイジズが解散となり、新たにギターのスティーブ・ファリスとドラムのパット・マステロットが加わり、1984年にMr.ミスターとしてデビューをしました。
そしてMr.ミスターは、翌年1985年にリリースするアルバムで、全米に大ヒットを飛ばすことになります。

Mr.ミスターのメンバー

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リチャード・ペイジ(ボーカル・ベース)
スティーブ・ジョージ(キーボード・サックス・バックグランドボーカル)
スティーブ・ファリス(ギター)
パット・マステロット(ドラム)
1984年のMr.ミスター結成直後に、ボーカル・ベースのリチャード・ペイジがTOTOとシカゴのボーカルに誘われることになります。ご存じの通り、TOTOもシカゴも超メジャーなビッグネームで、リチャード・ペイジにとっては大変良い話しではあったものの、自身のバンドであるMr.ミスターを続ける為、両バンドの誘いを断っています。

2曲の全米1位

ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド(期間生産限定盤...

ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド(期間生産限定盤) Limited Edition

1. ブラック/ホワイト
2. ユニフォーム・オブ・ユース
3. ドント・スロウ・ダウン
4. ラン・トゥ・ハー
5. イントゥ・マイ・オウン・ハンズ
6. イズ・イット・ラヴ
7. キリエ
8. ブロウクン・ウィングズ
9. タンジェント・ティアーズ
10. ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド
11. ブロウクン・ウィングズ (Single Version) <ボーナス・トラック>
12. キリエ (Single Version) <ボーナス・トラック>
13. イズ・イット・ラヴ (Single Version) <ボーナス・トラック>
Mr.ミスターは敏腕スタジオミュージシャンの集まりであり、アルバムの完成度が非常に高いのが特徴でもあります。
そして、彼らの作品はAORと呼ばれています。
AORとは、Album-Oriented Rock(アルバム・オリエンテッド・ロック)、Adult-Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック)の略であり、音楽のジャンルの一つになります。
AORはアルバム全体の完成度が高いことや、大人っぽさのある曲を指すもので、この『ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』の曲を聴くと、大変納得いく内容となっています。

1985年 「ブロークン・ウィングス」

Mr. Mister - Broken Wings

確かにTOTOやシカゴが気に入りそうな曲であり、歌声をしています。
しかし、この曲調が80年代にあったというのは、相当サウンドが進んでいると思われます。
歌詞は、駄目になってしまいそうな2人がいて、それでも愛の力を信じようという内容になっています。
歌詞、曲共に名曲です。

1985年 「キリエ」

Mr. Mister - Kyrie

私はこの曲のタイトルを初めて見た時、「キャリー」と見間違えてしまいました。キリエと読むと判っても、女性の名前であり、ラブソングだと思っていたのですが、それは間違いだった様です。
キリエとはキリスト教の礼拝における重要な祈りの一つであり、祈りを捧げる言葉でした。曲の内容もキリスト教の宗教的な内容となっています。

矢沢永吉に楽曲提供

1987年 「サムシング・リアル」

Mr. Mister - Something Real (Inside Me / Inside You)

この曲は大ヒットアルバムとなった『ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』の次に出された1987年のサードアルバム『ゴー・オン』に収録されていた曲です。
この『ゴー・オン』は意欲的な作品ではあったものの、商業的には上手くいかず、Mr.ミスターの人気に陰りが見えることになります。
ただ、矢沢永吉さんに提供したこの曲を聴く限り、各曲完成度の高いMr.ミスターは健在の様に思えました。
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