珍遊記-太郎とゆかいな仲間たち-の概要
作者は奇才として知られる漫☆画太郎先生で、西遊記をモチーフとしたギャグ漫画で当時の子供たちから絶大な支持を得ていました。
面白いのですが・・迫力ある画風と下品な作風から親からは子供に見せたくない漫画として挙げられる事もしばしばでしたね。
\ #ジャンプ50周年 企画!紹介するのは『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-』/
— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) December 8, 2017
漫成二年、食の国。ジジイとババアが手を焼く史上最強の暴れん坊猿・山田太郎がいた。旅の僧・玄じょうと、天竺を目指す。漫☆画太郎ワールド満載のギャグ漫画。 #珍遊記 #ちんゆうき pic.twitter.com/SBMw22fyB5
珍遊記の大胆なオマージュ描写は当時の子供に大ウケ
【第45回プライズフェアフォトレポート】バンプレスト・でフリーザと同じポーズで『珍遊記』の山田太郎
— ホビーマニアックス hobby-maniax (@hobby_maniax) September 7, 2016
詳細は後ほど https://t.co/j6yyPDtzHZ にまとめます pic.twitter.com/f9tHPSU8VR
珍遊記のカイカイと魔女の宅急便のキキ。黒髪のショートボブでこんなに違うとは。でも若い時はキキそっくりなのですよ。 pic.twitter.com/cb96ZpnoW6
— silentspice (@silentspice) December 3, 2016
漫☆画太郎画伯が描くと全く別物に。
かなりフザけた漫画である事は間違いないのですが、連載中盤~後半はいわゆる「バトル漫画」へと変わり、その中で数多くの術や魔法が登場しました。
そこで、今回は珍遊記に登場した魔法や術にスポットを当てて詳しく紹介していきます。
珍遊記に登場した魔法や法術~玄じょう編~
西遊記エンディングテーマ『ガンダーラ / ゴダイゴ』を流して(>_<)q
— 村上244’こわし (@CodenameNo244) September 19, 2015
コレは珍遊記だし、俺=オレは世界最強の山田太郎か?東の都で鬼を退治した玄奘か? pic.twitter.com/T9VMpNgqgs
中盤以降は、ほとんど登場しなくなってしまう不毛なキャラですが、序盤は中心人物として存在感を発揮していたキャラクターです。
妖気吸収石(パンパース)
後述の転送(ファックス)と共に、序盤で登場した法術です。
首から下げている数珠の一つ一つが、妖気を吸収できる石になっていて凶暴な太郎を鎮めるために使った法術です。
妖気吸収石という漢字は読んで字の如しなのですが、おむつの商品名である「パンパース」と読ませるあたりがハイセンスですよね。
個人的には、漫☆画太郎先生のこうしたネーミングセンスがとても好きです。
転送(ファックス)
名前の由来は転送機、いわゆるファックスで間違いないでしょう。
PCの普及と発展で、現代ではファックスを使う機会も減りましたが当時は情報の送信にファックスを使うのは日常でしたし、漫画家さんともなれば馴染み深い機械だったのかもしれませんね。
育毛(アデランス)
禿げあがったじじいに使用して「ふっさふさ」にする描写が描かれています。
名前の由来は、総合毛髪企業の「(株)アデランスホールディングス」からだと思われます。
韋駄天走法(カルルイス)
名前の由来は、陸上選手としてオリンピックで大活躍したカール・ルイスですね。
当時を思い出すと、ベン・ジョンソンとカールルイスは足が速い人の代名詞代わりに使っていた記憶があります。
漫☆画太郎先生の作風や絵のタッチは好みがかなり別れる強烈なモノが多いですよね。