竹取物語
『竹取物語』(たけとりものがたり)は、1987年9月26日に公開された日本の特撮映画。製作は東宝映画とフジテレビ。配給は東宝。イーストマン・カラーのビスタサイズ。
竹取物語』を原作に、かぐや姫が宇宙人だという設定で、大伴大納言と竜(全長100mの首長竜)の戦いや、蓮の花型の巨大宇宙船で月の迎えが来るラストの特撮シーンなどが見せ場であるのが特徴。
『竹取物語』は1970年に死去した特撮監督の円谷英二が生前に映像化を切望していた題材であり、円谷とともに映画製作に携わってきた東宝映画社長の田中友幸にとっても念願の企画であった。企画立案から完成までには10年の歳月が費やされ、総製作費20億円の東宝創立55周年記念超大作として完成した。
SF要素の導入は、本作の脚本を担当した一人でSF評論家でもあった石上三登志のアイデアによるものであった
竹取物語予告編 - YouTube
竹取物語の予告編です
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スタッフ
本編[編集]
監督:市川崑
製作者:田中友幸、羽佐間重彰
企画:三ツ井康
プロデューサー:角谷優、藤井浩明、新坂純一
脚本:菊島隆三、石上三登志、日高真也、市川崑
資料提供:馬場和夫
音楽:谷川賢作
オーケストラ指揮:井上道義
オーケストレイション:山本純ノ介
演奏:東京交響楽団
コーラス:東京混声合唱団
主題歌:ピーター・セテラ "STAY WITH ME"(邦題:ステイ・ウィズ・ミー song for KA・GU・YA・姫)
撮影:小林節雄
美術:村木忍
録音:斉藤禎一
照明:下村一夫
編集:長田千鶴子
助監督:吉田一夫、手塚昌明
製作担当者:平松重和
衣裳:川上鈴雄
衣裳監修:斎藤寛
衣裳デザイン:ワダエミ
衣裳協力:三松
整音:大橋鉄矢
音響効果:小島良雄
殺陣:美山晋八
音楽協力:東宝音楽出版
現像:東京現像所
協力:カネボウ
協賛:日本生命
特殊技術[編集]
特技監督:中野昭慶
特技プロデューサー:鈴木政雄
特殊撮影:江口憲一、大根田俊光
特殊美術:井上泰幸
特殊照明:三上鴻平
造形チーフ:安丸信行
操演:松本光司
特殊効果:渡辺忠昭
特技助監督:浅田英一、亀尾喜由
特殊視覚効果[編集]
オプチカル:日本エフェクトセンター、シネボーイ、兵頭プロ、TBSオプチカル
合成:宮西武史、三瓶一信
作画:石井義雄、塚田猛昭
キャスト
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ストーリー
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竹細工を生業とする竹取の造と機織りの妻田吉女は5歳になったばかりの娘をなくし、悲嘆にくれていた。
ある日、家の近くに閃光がさし、外を見ると山が燃えていた。
竹取の造が竹林にいってみると、無事だった。かやのお墓の近くの筍のような入れ物が閃光につつまれ、
赤ん坊がなかにはいっていた。
その入れ物は熱く思わず竹取の造は手をはなしてしまった。ころころと転がるその入れ物から赤ん坊がハイハイをしながらでてきた。そして、赤ん坊はどんどん大きくなり、娘の加耶そっくりな女の子がでてきた。しかしその子は目が青かった。
二人は、その子を育てることにした。
ある日、家の近くに閃光がさし、外を見ると山が燃えていた。
竹取の造が竹林にいってみると、無事だった。かやのお墓の近くの筍のような入れ物が閃光につつまれ、
赤ん坊がなかにはいっていた。
その入れ物は熱く思わず竹取の造は手をはなしてしまった。ころころと転がるその入れ物から赤ん坊がハイハイをしながらでてきた。そして、赤ん坊はどんどん大きくなり、娘の加耶そっくりな女の子がでてきた。しかしその子は目が青かった。
二人は、その子を育てることにした。
加耶の入っていた入れ物のかけらをお金にならないか依頼したところ、純金ですごく値打ちのあるものとわかった。竹取はそれを少しずつ売り、仕事もせずにお酒ばかり飲むようになった。
ある日、夫婦が帰ってくると、加耶が美しい娘に成長しており、目も黒くなっていた。
夫婦は急に成長した加耶から世間の目から遠ざけることと、裕福になったことを怪しまれるのを避ける為、都からはなれた場所に立派な邸宅を建てた。美しい娘が暮らしているという噂はすぐに流れ、貴族たちの耳にも入るようになった。
道を譲る譲らないでいさかいを起こしていた車にのっていたのは、大伴の大納言でもう1台の車には加耶が乗っていた。加耶の美しさに大伴の大納言は恋に落ち、竹林で求婚したのだった。
ある日、夫婦が帰ってくると、加耶が美しい娘に成長しており、目も黒くなっていた。
夫婦は急に成長した加耶から世間の目から遠ざけることと、裕福になったことを怪しまれるのを避ける為、都からはなれた場所に立派な邸宅を建てた。美しい娘が暮らしているという噂はすぐに流れ、貴族たちの耳にも入るようになった。
道を譲る譲らないでいさかいを起こしていた車にのっていたのは、大伴の大納言でもう1台の車には加耶が乗っていた。加耶の美しさに大伴の大納言は恋に落ち、竹林で求婚したのだった。
大伴の大納言以外にも加耶に求婚する2人の貴人がいた。
車持の皇子(春風亭小朝)、阿倍の右大臣(竹田高利)であった。
加耶は3人に結婚を条件に無理難題を持ちかける。
渤海の東の蓬莱という島にある「蓬莱の玉の枝」、唐土に古くから伝わる「火鼠の革袋」、天竺の深海にすむ「竜の首の玉」を持ち帰ることだった。
車持の皇子は、「蓬莱の玉の枝」、阿倍の右大臣は「火鼠の革袋」、大伴の大納言は「竜の首の玉」を選んだ。
車持の皇子(春風亭小朝)、阿倍の右大臣(竹田高利)であった。
加耶は3人に結婚を条件に無理難題を持ちかける。
渤海の東の蓬莱という島にある「蓬莱の玉の枝」、唐土に古くから伝わる「火鼠の革袋」、天竺の深海にすむ「竜の首の玉」を持ち帰ることだった。
車持の皇子は、「蓬莱の玉の枝」、阿倍の右大臣は「火鼠の革袋」、大伴の大納言は「竜の首の玉」を選んだ。
加耶は竹取の造と田吉女に自分が月からきたことを告げた。
二人は信じられない思いで加耶を見つめた。
車持の皇子と阿倍の右大臣は加耶のいう品物を持って帰ってきたが、偽物であることがわかった。
大伴の大納言の船は沈んだという知らせに加耶は悲嘆にくれる。
ある満月の夜-
二人は信じられない思いで加耶を見つめた。
車持の皇子と阿倍の右大臣は加耶のいう品物を持って帰ってきたが、偽物であることがわかった。
大伴の大納言の船は沈んだという知らせに加耶は悲嘆にくれる。
ある満月の夜-
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