桑田佳祐と長渕剛が仲違い!ドラマ『とんぼ』でサザンの歌を強烈批判!
このライブの主催はサザンだったが、長渕は共催であるという認識があった。その為に出番が最初だった長渕は”サザンの前座”と激怒してしまう。さらには悪ノリが好きな桑田がライブ終盤に、長渕の頭にビールを掛けてしまった事から、良好だった関係に亀裂が入る結果となってしまった。
その仲違いの一端を1988年放送の長渕主演のドラマ『とんぼ』で見る事が出来る。劇中で車の後部座席に座った長渕演じる小川英二が、車内にサザンの曲「みんなのうた」が流れると「そんなクソみたいな歌消せ、コノヤロー!!」と運転席を蹴り飛ばす。哀川翔演じる水戸常吉が「すいません」と怯えながら謝るシーンが放送され、言わずもがな長渕の怒りを推測する事が出来た。
一方の桑田も1994年発売のシングル「祭りのあと」のカップリング曲「すべての歌に懺悔しな!!」で、「テレビにゃ出ないと言ったのに ドラマの主役にゃ燃えている」と歌うなど長渕を批判するような楽曲を作っている。
ただし、同曲の歌詞は矢沢永吉にも当てはまるなどしており、さらには桑田自身は自分の事を歌っていると発言している。しかし、好戦的な状況を好む世間にはすっかり”長渕批判”の楽曲というイメージが定着してしまった。
4コマ漫画にしてみた!
事件の「その後」
会見の中で「今回のアルバムは私小説的にまとめたいという気持ちから自分の事を歌っているのであって、特定の人を意識しては絶対にありません」と説明し、長渕や矢沢への批判という見解を否定している。
さらには長渕と矢沢に対しては事務所が「この歌詞は自分を含めたロックシンガー、ミュージシャンを揶揄したものである」という旨の釈明文を送付した。
その一方で、長渕は怒りが収まらず、いくつかのインタビューで桑田を名指しで批判。「俺は桑田佳祐を許さない」というコメントまで飛び出した。しかし、1995年1月に長渕が大麻取締法違反で逮捕され、事態は一気に沈静化する事となった。
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並木モッズ
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