意外と外道じゃない!?平松先生が描く激アツ本格プロレス漫画「リッキー台風」!プロレス技の原点がここに!
2016年10月27日 更新

意外と外道じゃない!?平松先生が描く激アツ本格プロレス漫画「リッキー台風」!プロレス技の原点がここに!

代表作「ドーベルマン刑事」と「ブラック・エンジェルズ」の間に連載された、平松伸二先生の作風路線からしたら珍しい異彩を放つ作品「リッキー台風」!伝説のカール・ゴッチ、ルー・テーズ、アントニオ猪木など…プロレス好きなら興奮モノ!

28,553 view

後期(2) ~親友、テリーとの闘い!~

イキナリの展開!?親友テリーと闘うことに…

イキナリの展開!?親友テリーと闘うことに…

もう少し人気が続いていたら、別の展開で始まっていたかもしれませんが…^^;

急展開です。

テリーとの闘いをすることで最終回へ向けてのカウントダウン…となります。

おまけ:ルー・テーズの決め顔(〃ω〃)

しぶっ♡♡♡ 溢れる自信があるからこそ…のセリフ!

しぶっ♡♡♡ 溢れる自信があるからこそ…のセリフ!

生半可じゃ言えないですよねッ!

しびれる~!

独断偏見で入れてスミマセン…!

このルー・テーズのカッコよさを共感してほしい!
via リッキー台風

キャラクターたちのモデルは伝説の〇〇!!

1年間だけの連載でしたが、ここに古き良き昭和プロレスの原点、そして実物モデルそのものがキャラクターにもなっており、当時は興奮したものです!!

魅力あふれるキャラクターたちの実物モデルとはどのような人物だったのか、漫画中に登場するキャラクターの紹介も合わせて解説~!
リッキー大和

リッキー大和

全日本プロレス所属。

日本人レスラー故力王岩と、大金持ちの実業家であるアメリカ人の母との間に産まれる。

ルー・テーズを師とする。
NWA・AWA・WWWFの各団体すべての世界王座を獲得することが、師でもあるルー・テーズとの夢でもあり、最強のプロレスラーを目指す。

女好きでもあり、かわいい子がいると所かまわず口説いたりする。
調子のいい性格で、チャラけるときは「フニッ」が口癖。

激闘の末、NWAのジュニア王者となり、後にAWAのジュニア王座も獲得した。
via リッキー台風
ルー・テーズ

ルー・テーズ

リッキー大和の師。

モデルは、名通り「ルー・テーズ」

アメリカ合衆国のプロレスラー。ミシガン州バナット出身のハンガリー系アメリカ人。

16歳でのデビューから、74歳での引退まで実に58年間もの現役生活を通し、多くのレスラーから20世紀最強と呼ばれた不世出のレスラー。

ニックネーム「鉄人」、「20世紀最高のレスラー」
via リッキー台風
リッキー台風 (1770711)

<日本での試合>
1957年10月、日本プロレスに初来日。力道山とNWA世界ヘビー級選手権で2度にわたり名勝負を繰り広げた。

1966年2月28日、日本プロレスに特別参加し、ジャイアント馬場の持つインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦。結果は馬場が2度目の防衛に成功。

1973年10月14日、新日本プロレスに初登場、カール・ゴッチと組んでアントニオ猪木&坂口征二と「世界最強タッグ戦」を行う。このときテーズは57歳、ゴッチは49歳であったが、当時の両者の名声から、この年齢にかかわらず「世界最強タッグ」の看板に説得力を持った。

1990年12月26日、静岡県浜松アリーナで試合。蝶野正洋と対戦しSTFで敗れる。

…など、日本プロレスにも影響を与え、これ以外にも数々の試合に出場しており、まさに“鉄人”である。
このような人はもう二度と現れないであろう……
via リッキー台風
力王岩

力王岩

リッキー大和の父。

モデルは言わずもがな、「力道山」。
さすがに実名は出せなかった模様。

元力士、日本のプロレスラー
ニックネーム「日本プロレス界の父」

怪我をしてもすぐ出血が止まる体質だった。「額を割って血を流しても、ものの10分もすると赤チンをつけただけで血も出ていない」「骨が見えるぐらいの傷なのにすぐ血が止まる」と剱持松二が証言しているほどの強靭な肉体を持っていた。
via リッキー台風
ナルシス・シュトラウス

ナルシス・シュトラウス

新日本プロレス所属。

カール・ゴッチを師とする。

ギリシャ神話のナルキッソスから名をとっている。
モデルというのはないようだ。
名前の通りナルシストで相手を見下す小悪党な性格であったが、ジュニア王座トーナメントで対戦した際に相手を見下したことで負ける寸前まで追い込まれたことから、師ゴッチに指摘され、厳しく叱られてからは全力で倒すようになる。

リッキー終生のライバルとなるはずだったが、準決勝でリッキーと対戦し、リングアウトで破れて以降登場しなくなった…><
via リッキー台風
カール・ゴッチ

カール・ゴッチ

ナルシス・シュトラウスの師。

モデルは名通り「カール・ゴッチ」

ドイツ・ハンブルク出身とされているが、実際はベルギー出身と言われている。

ニックネーム「プロレスの神様」、「無冠の帝王」、「千の技を持つ男」、「秒の殺し屋」

得意技はジャーマン・スープレックス。
via リッキー台風
リッキー台風 (1770739)

<日本での試合>
日本での試合は5度だけであり、その後はコーチ、セコンド、タイトルマッチの立会人として来日することが多かった。

力道山は、ゴッチさんの実力を「強けりゃいいってもんじゃねえ」と評したとされる。

ゴッチさんは3度めの来日となった1967年(昭和42年)11月から日本プロレスの要請で“ゴッチ教室”を開講。69年(昭和44年)5月まで東京に滞在し、日本人選手の専属コーチとなった。
このとき、アントニオ猪木は20代、ジャーマン・スープレックス・ホールドと卍固めを伝授した。

フロリダ州オデッサのゴッチ家のガレージ道場では、70年代後半から80年代前半にかけて、若手時代の藤波辰爾、藤原喜明、遠征先のメキシコから“脱走”してきた初代タイガーマスク(佐山聡)、前田日明、前田のトレーニング・パートナーとして同行した高田延彦らが“神様”から直接の指導を受けるなど、日本のプロレスに貢献し、影響を与えた。

前田日明はゴッチのことを後にインタビューにてこう語っている。
“これはゴッチさんの名誉のために言っておきたいんだけど、どっかのバカが“ゴッチの技術は役に立たない”みたいなことを言ったじゃない。はっきり言うけど、ゴッチ教室といっても一番長く教わったのは藤原さんが半年行っただけなんだよ。普通に考えて、空手の道場、柔道、合気道、レスリング・・・何でもいいよ、半年通っただけで何がわかる? でも、その短い期間に関わらずゴッチさんが何を見せてくれたかというと、キャッチの入り口を見せてくれたんだよ。
~中略~
それなのにみんなゴッチイズムを学んだ気になっているんだよね。ゴッチの技術を誰にも言う資格はない。跡継ぎは誰もいないんだよ。ゴッチさんが要求するハードルはそれくらい高かった。”
via リッキー台風
ジャイアント馬場

ジャイアント馬場

実名そのまま「ジャイアント馬場」

元プロ野球、日本プロレスラー。

昭和35年デビュー以来、無欠場(約2000以上の試合をこなした)という大記録を持つ。
父親の葬式の日も試合をしていたというのは有名な話である。

全日本プロレス代表取締役社長・会長、NWA第一副会長を歴任。

身長209㎝という高さの最大の巨体を持つ。

ニックネーム「世界の巨人」、「東洋の巨人」、「御大」、「王者の魂」、「王道」、「 東洋の悪魔」
via リッキー台風
アントニオ猪木

アントニオ猪木

実名そのまま「アントニオ猪木」
日本プロレスラー。現在は実業家、政治家。

新日本プロレス設立後の「燃える闘魂」でお馴染み。
日本プロレス所属時代のキャッチフレーズは「若獅子」。愛称は「アントン」。

名勝負は数々あるが、その中でも異種格闘技での対戦。
プロボクシング統一世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリとの一戦は世界各国に中継され話題を呼んだ。日本では、昼間の生中継と同日のゴールデンタイム19時からのNETテレビでの録画中継という形で2度放送されるくらい注目された。
via リッキー台風
テリー・ブロンコ

テリー・ブロンコ

テキサス生まれ、テキサス育ちのレスラー。
毎回荒馬に乗ってリングに入場する。

モデルは「テリー・ファンク」
作中ではテリー・ファンクの弟分とされている。
テリー・ファンクはニックネームに「テキサス・ブロンコ」、「テキサスの荒馬」を持つ。

リッキーとトーナメント決勝で戦おうと誓うも準決勝でブラック・タイガーに破れてからリッキーとの対決実現を夢見て切磋琢磨する親友となる。
クラークとの統一戦ではレフェリーも務めた。
最終回ではリッキーと対戦する。

必殺技はスピニング・トゥー・ホールド。
via リッキー台風
クラーク・ロビンソン

クラーク・ロビンソン

AWAジュニア王者、王座統一戦の相手。

当時、人気があった「スーパーマン」がモデル。

イメージそのままで、キャッチフレーズは『スーパーマン』、必殺技は超高速ジャイアントスイング。

元宇宙飛行士候補生という異色の経歴を持ち、ジュニア王者に就くまでプロレスの経験はなかった。

紳士な性格だが、エリート意識と自分自身がスーパーマンになりたいという欲求からくる完璧主義の影響で、返り血で体を汚されると性格が豹変する。
via リッキー台風
サンディ・エマヌードル

サンディ・エマヌードル

キャッチフレーズ『ミスター・ギャル』。
『ミスター・レディー』マリリン・エマヌードル(後述)の妹。

女子レスラーであり、トーナメントは男子、女子の無差別で参加し、セクハラ攻撃も受けながらも何とか予選を勝ち残り、予選後も試合前にリッキーの腰のケアをするなど事実上のヒロインとなる。

「~ッチ」が口癖。
必殺技は蟹バサミのヘッドシザース「プッシー・ヘッドシザース」。

後にリッキーと結婚し桃子(続編『リッキー・ザ・レディ』の主人公、リッキーの娘)を産んだと思われる。
via リッキー台風

リッキーたちが繰り出す激アツプロレス技に酔いしれた!

プロレスの原点、派手な技は少ないけれどこれぞ昭和プロレス!
という技が次から次へと「リッキー台風」で繰り出されます!

知ってる知ってる!
懐かしい~!!
といった技の数々をキャラと共に紹介いたします!
54 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

ニコチャン大王という摩訶不思議な生き物に関する考察と奇妙な偶然。

ニコチャン大王という摩訶不思議な生き物に関する考察と奇妙な偶然。

「ニコチャン大王」、かつての大人気マンガ「Dr.スランプアラレちゃん」に登場するユニークなキャラクターたちの中でも一際異彩を放つこの生き物についての考察。そして同じような構造をしたプリプリマンや後の時代に登場する変態仮面について。
青春の握り拳 | 165,017 view
この試合がビートたけしのスポーツ大将に?

この試合がビートたけしのスポーツ大将に?

今から35年位前の僕の一番最初のアシスタントは、少年サンデーで「はしれ走!」というサッカー漫画の新連載が決まった、みやたけしさんのところでした。ある日仕事に行くと突然みやさんが「ビートたけし」と試合が決まったぞ」って!もうビックリです(笑)
約30年ぶりに復活した【キン消し】を買ってみた!15体も超人がいるので超楽しめる!

約30年ぶりに復活した【キン消し】を買ってみた!15体も超人がいるので超楽しめる!

80年代の必須アイテムのひとつ「キン消し」。ガシャポンで夢中になって集めたカプセルトイの名作「キン消し」が約30年ぶりに復活した。そこで早速購入してみたので、その感想をお伝えします!
【男坂】漫画界史上、前代未聞の“未完”だった「男坂」が熱血再連載中!

【男坂】漫画界史上、前代未聞の“未完”だった「男坂」が熱血再連載中!

1巻の「構想10年、これを描くために漫画家になった」…車田先生の意気込みに関わらずわずか3巻で打ち切り、それも“未完”という衝撃のラストから30年。車田先生の執念が実ったのだろう、時代を超え…平成の今!再連載されている。その真意は…?
あおあお | 65,273 view
ろくでなしBLUESの個性溢れる魅力的なヤンキーキャラクターたち、そのモデルとなった実在する人物をチェックしていきましょう!!

ろくでなしBLUESの個性溢れる魅力的なヤンキーキャラクターたち、そのモデルとなった実在する人物をチェックしていきましょう!!

根強いファンの多い「ろくでなしBLUES」。前田太尊をはじめとした登場人物がプロボクサーや格闘家から、高校名は有名なボクシングジム名や格闘技団体名から引用していることは有名な話ですよね。そこで「ろくブル」主要キャラクターについて、モデルとなった人物と共に紹介してみたいと思います。一部憶測であることと、モデルが不明のキャラクターも記載している点、ご了承ください。キャラクターの強さとモデル人物との実績のアンバランスを見るのも楽しいかもしれません。
青春の握り拳 | 670,651 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト