2022年5月11日 更新
【訃報】ダチョウ倶楽部・上島竜兵さん死去。ラジオで語っていた師匠・志村けんさんへの憧れ
お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバーでタレントの上島竜兵さんが11日、東京・中野区の自宅で亡くなっていたことが明らかとなりました。61歳でした。
【訃報】ダチョウ倶楽部・上島竜兵さん死去。
お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバーでタレントの上島竜兵さんが11日、東京・中野区の自宅で亡くなっていたことが明らかとなりました。61歳でした。
第一報はこちらです!
上島さんは1961年、兵庫県出身。元々は俳優志望だったものの、テアトル・エコー附属養成所の同期だった寺門ジモンらとともにお笑いグループを結成、1987年に「ダチョウ倶楽部」としてデビューし、以降そのリアクション芸で「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」など数々のバラエティ番組に出演する人気グループとなりました。また、後輩芸人らとともにリアクション芸人の集団「竜兵会」を結成。土田晃之、有吉弘行らが所属し、売れない時代の彼らを先輩として支えていました。
インスタで追悼コメントが続々と。
上島さんが所属するダチョウ俱楽部の公式インスタグラムでは、5月9日に劇団ひとりとの2ショット写真が投稿されており、突然の訃報に悲しむファンからの追悼のコメントが続出しています。なおこの写真は、5月8日にフジテレビ系列で放送された「ドリフに大挑戦スペシャル」に合わせてのものでした。
師匠と慕う志村けんさんについてラジオで言及。
また4月に放送されたラジオ番組内にて、上島さんは師匠と慕う志村けんさん(2020年死去)について言及。その際は「俺、憧れてたのよ~。吉本の人たちが…ダウンタウンさんとかが後輩連れて飲みに行ったり、そういうのを。志村さんもそうだった」と、志村さんらの影響から「竜兵会」を結成した旨を告白していました。さらに3月にも、雑誌「週刊女性」からのインタビューに応じ、「あ、志村さんはもういないんだ」「実感はない」と、師匠の存在の大きさを吐露していました。
ダチョウ俱楽部・上島竜兵さんの持ちネタを振り返る。
ミドル世代にとっては、お笑いを語る上で外すことの出来ない存在であった上島さん。彼を代表するリアクション芸の数々を、宴会などの場で真似した方も多いのではないでしょうか?ここでは、その中からいくつかを振り返って思い出しておきましょう。
持ちネタの中で、一番の出世頭と言えるのは「聞いてないよぉ~」。番組内で“台本に書かれていない”無茶ぶりをやらされるときなどに使われるネタで、1993年に新語・流行語大賞を受賞しています。
また、「押すなよ!絶対に押すなよ!」「どうぞどうぞ」なども息の長いネタとして高い知名度を誇っています。「スーパージョッキー」のコーナー“熱湯風呂”で「押せ」を合図する「押すなよ!」や、はしごを外す様を表現した「どうぞどうぞ」は、日常生活においても汎用性が高いネタと言えるでしょう。
上記以外にも、「訴えてやる!」「ヤーッ!」「ムッシュムラムラ」など、老若男女問わず親しみやすいネタを量産し、長年にわたり我々に笑顔を届けてくれた上島さん。お笑いについて、「笑われようと、笑わせようと、そこに笑いさえあれば、変わりはない」という哲学を持った人でもありました。ご冥福をお祈り申し上げます。
ダチョウ俱楽部 公式インスタグラム
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