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「芋虫」は、KADOKAWAのコミックビームで連載されていた人気マンガです。作者は、丸尾末広、江戸川乱歩。電子書籍アプリやサイトで「芋虫」が無料で読めるのか有料で読めるのかを調査しました。アプリで漫画「芋虫」が読みたい人は必見です！

マンガ「芋虫」が全巻読める電子書籍サービスは？

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全巻を読む前に！マンガ「芋虫」について

「芋虫」は、丸尾末広（脚色・作画）、江戸川乱歩（原作）による日本のサスペンス・ミステリー。KADOKAWAのコミックビームにて2009年6月号から2009年9月号まで連載されていた人気マンガです。原作は1929年に江戸川乱歩が著した小説「芋虫」で、2009年10月26日にコミックが発売されました。丸尾先生は、江戸川乱歩の「パノラマ島綺譚」の完全漫画化作品を連載し、同作品で手塚治虫文化賞新生賞を受賞した経歴を持つ鬼才です。本作は日本文学史上において、乱歩と丸尾先生がタッグを組んだ最凶の問題作となっています。

マンガ「芋虫」あらすじ

戦争で傷痍軍人となった夫・須永中尉の世話をする時子。

彼女は、両手両足、聴覚、声帯を失い、視覚と触覚のみで生きる、廃人となった夫を虐げ快感を得るのだった……。

芋虫

マンガ「芋虫」主要キャラクター

須永時子 (すながときこ)

須永中尉の妻。日露戦争の頃に須永中尉と結婚。子供に恵まれず養子を取るが、間もなく病死する。シベリア出兵から無残な姿で帰国した夫にショックを受けながらも、3年間看病を続けていた。しかし次第に体の不自由な彼を玩具のように弄ぶことを楽しむようになる。夫とは筆談や指の仕草でやり取りをしているが、つい普通に話しかけてしまうことがある。

須永中尉(すながちゅうい)

日露戦争の英雄として称賛されていたが、後のシベリア出兵時に大怪我をして四肢欠損。さらに、声帯、聴覚などを失い、ただ布団の上に寝かされているだけの存在になり果てる。唯一両目だけが正常に機能している。家族や兄妹も須永中尉を見放し、妻の時子のみが看病をしてくれる。

鷲尾少将(わしおしょうしょう)

須永中尉の元上官。現在、邸内の離れを須永夫婦に無償で貸している。根気よく看病する妻の時子を哀れみながらも称賛し、果物の差し入れをしているが、時子をいやらしい目で見ている。

芋虫

マンガ「芋虫」の見どころ

本作は江戸川乱歩の作品としては、当時あらゆる雑誌への掲載を拒まれたほど悲惨な内容の小説を原作としてしています。それを漫画化した作品なので読む人を選ぶほどに最恐です。特に戦争で両手両足を失い、芋虫のようになってしまった夫の描写がもの凄くインパクトが強いのでホラー好きにはたまらないでしょう。また、その様になってしまった夫を介護する妻が次第に歪んだ愛情を表していく様子が非常にエロティックに描かれています。そして最後には悲劇的な結末を迎えるので、その衝撃に耐えられる方のみご堪能ください。

当時の奥村編集長もびびりながら連載にGOを出した『芋虫』を、ご本人の解説付きで読めるなんて……すごい時間でした。
後半戦は桜玉吉さんを読みますよー！https://t.co/taAc3wqlGc pic.twitter.com/OhjIOUq8Eg
— コミックビーム編集部 (@COMIC_BEAM) November 12, 2016