どっきりドクター
原作漫画では「普通の詰襟(学ラン)とセーラー服の普通の中学校の隣にある『白ばらクリニック』」を舞台としていたが、アニメでは(制作時点の)現代の「洋風校舎の私立小学校の屋上にある医務室『白ばらクリニック』」となっている。児童の制服がブレザーの私立小学校を舞台としたり、発明品がハイテクな機械仕掛けのものであったりと大幅にアレンジされている。みゆきとはるかは婚約しておらず、その2人の関係の進展と、その軋轢となる様々なサブキャラクターとのドタバタ・ラブコメディが繰り広げられる。アニメオリジナルキャラが多数作られている。なお、白ばらクリニックの家屋は無理矢理屋上に乗せているわけではなく、校舎の裏側から大量の柱で支えてある。特番による放送休止が多かったため、放送期間の割に放送話数が少ない。
あらすじ
メインキャラクター
錦小路 はるか(にしきこうじ はるか)
本作の主人公。25歳。白ばらクリニックの院長であり、中学校の校医。フランケンシュタインの怪物のようないかつい顔をしているが、根は善良で非常に気弱。とても頭が良く、子供の頃から発明が趣味で、現在もマッドサイエンティストならぬマッドドクターであり、暇を見ては様々な薬や器具を発明してみゆきや中学生達を実験台にして大騒動をひき起こしている。
アニメでは七星小学校の屋上にある白ばらクリニックの院長として珍騒動を引き起こす。覗きの願望を持つなどスケベな性格で、みゆき達にビンタされることもしばしば。
アニメでは七星小学校の屋上にある白ばらクリニックの院長として珍騒動を引き起こす。覗きの願望を持つなどスケベな性格で、みゆき達にビンタされることもしばしば。
小泉 みゆき(こいずみ みゆき)
本作のヒロイン。25歳。白ばらクリニックの看護婦で、はるかの幼馴染であり婚約者。なんだかんだ言いながらもはるかのことは一筋に愛しているが、常識人でツッコミ役に回ることが多い。非常に美人で小さい頃から男女問わず人気があった。胸が多少小さいのが悩み。
アニメでは婚約はしておらず、空手の有段者である。だがその性格のためか過去3回ほどセクハラ行為を行った同僚の医師や患者を叩きのめしてしまい、勤めていた病院を解雇され、白ばらクリニックに住み込みで勤務することになる。原作以上にはるかの発明をよく思っていない。
アニメでは婚約はしておらず、空手の有段者である。だがその性格のためか過去3回ほどセクハラ行為を行った同僚の医師や患者を叩きのめしてしまい、勤めていた病院を解雇され、白ばらクリニックに住み込みで勤務することになる。原作以上にはるかの発明をよく思っていない。
小泉 真由美(こいずみ まゆみ)
みゆきの妹。高校1年生で、姉と同様に気が強い。高校生ながら姉と酒盛りをしたりもする。
アニメでは小学6年生で、みゆきの赴任と共に七星小学校に転校してきた。姉よりもポジティブな性格で、同居しているはるかのことをよく思っておらず(妙な発明品を作ったり、スケベな性格から)、何かにつけてみゆきとの仲を邪魔したり嫉んだりしている。姉譲りの体型でユキヒロよりも身長が少し高い。ユキヒロに対して僅かな恋心を持つ。
アニメでは小学6年生で、みゆきの赴任と共に七星小学校に転校してきた。姉よりもポジティブな性格で、同居しているはるかのことをよく思っておらず(妙な発明品を作ったり、スケベな性格から)、何かにつけてみゆきとの仲を邪魔したり嫉んだりしている。姉譲りの体型でユキヒロよりも身長が少し高い。ユキヒロに対して僅かな恋心を持つ。
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本郷 ユキヒロ(ほんごう ユキヒロ)
真由美の恋人。不良のような外見をしている。本当は15歳の中学3年生だが、男の立場から18歳と偽っていた。そのことを真由美に知られ破局するが、心を入れ替えて再び付き合うことになる。
アニメでは小学6年生であり容姿と性格は大幅に異なっている。純情な少年であるもののドジでスケベな性格で、はるかと共謀してトラブル(ドタバタ)を引き起こす時もあるが巻き込まれることも多い。真由美が隣の席になり一目惚れするが、彼女より低い身長がコンプレックスとなっており、強気な真由美の性格が災いして告白できないシャイな一面がある(ただし同級生として一緒に行動していることが多い)。そんな様子をはるかは昔の自分と姿を重ねている。甘い物が苦手。
アニメでは小学6年生であり容姿と性格は大幅に異なっている。純情な少年であるもののドジでスケベな性格で、はるかと共謀してトラブル(ドタバタ)を引き起こす時もあるが巻き込まれることも多い。真由美が隣の席になり一目惚れするが、彼女より低い身長がコンプレックスとなっており、強気な真由美の性格が災いして告白できないシャイな一面がある(ただし同級生として一緒に行動していることが多い)。そんな様子をはるかは昔の自分と姿を重ねている。甘い物が苦手。
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田島 かおり(たじま かおり)
ひぼたん幼稚園の児童。無邪気で優しい性格の持ち主で、大抵のことには動じず、どんな生き物も可愛がる。やや泣き虫。
アニメでは七星小学校1年生と言う以外に設定の変更はなく、タイ・ショク・キンとは一番仲が良い。
アニメでは七星小学校1年生と言う以外に設定の変更はなく、タイ・ショク・キンとは一番仲が良い。
阿部 保(あべ たもつ)【真ん中】
27歳。七星小学校教師で真由美とユキヒロの担任。体を鍛えるのが趣味で、事あるごとにボディビルのポージング名を叫びながら他人に自分の筋肉を見せ付けてくる。また、なぜか学校に筋トレの用具を持ち込んでいる。イケメンではあるものの、これらの奇行が原因で周りからは冷ややかな目で見られており、みゆきに好意を寄せ執拗に迫るが、みゆき本人には思いっきり嫌がられている。
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池田 秀子(いけだ ひでこ)
29歳。七星小学校教師でかおりとゲンの担任。信じられないことが目の前で起こると現実逃避のためにすぐ気絶してしまうことがお約束になっている。その際には「その時、池田秀子は思った〜」という台詞を心の中で語る。
通常、気絶するのは本人だけであるが、劇中で1度だけ教頭・水越・阿部の3人も同様の台詞を語り、気絶したことがあった。
通常、気絶するのは本人だけであるが、劇中で1度だけ教頭・水越・阿部の3人も同様の台詞を語り、気絶したことがあった。
渋谷 禄郎(しぶたに ろくろう)
48歳。七星小学校教頭。女房に内緒でローンを組んで買ったという(ローンは35回のこっている)、骨董品や珍しい品物、高価な食べ物などを事あるごとに学校に持ってきて水越に自慢している(学校外でわざわざ水越を連れ出してまで自慢をすることもある)。しかし、それらは高確率ではるか達のドタバタで壊されたり、タイ達に食べられたりしてしまうのがお約束になっている。学校で騒動を起こすはるかを敵視しており、学校から追い出そうとしているが、毎回失敗している。
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水越 一(みずこし はじめ)
7歳。七星小学校教師で担任は持っていない。狡賢く自己中心的な性格である。渋谷の側近で、基本的に彼と同時に登場する。どこか憎めない性格。普段はゴマを擂っているが、本心は教頭のことを小馬鹿にしており、時には逆ギレをすることもある。また、教頭の骨董品などを何度も壊している。教頭と同じくはるかを敵視しているが、はるかの発明品を自らに利用するために盗んでしまうこともある。また、騒動の際は高確率でその被害に遭ってしまう。
高校生の時には逆玉を夢見て社長令嬢にアタックを仕掛けていたが、中学生時代のはるかとタイムマシンでやってきた現代のはるかによる騒動が原因でフラれてしまい、それをきっかけに教師になることを決意した。
高校生の時には逆玉を夢見て社長令嬢にアタックを仕掛けていたが、中学生時代のはるかとタイムマシンでやってきた現代のはるかによる騒動が原因でフラれてしまい、それをきっかけに教師になることを決意した。
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全27話で1話完結式だが原作とは大幅にアレンジされてる。
連載から16年目の1998年にフジテレビ系列でテレビアニメ化。
放送期間:1998年10月21日 ~1999年6月23日。全27話。
制作会社は、ぴえろ。