2017年12月1日 更新
「ケンタッキー」だけじゃ無い!覚えてますか?懐かしのフライドチキン・チェーン店の数々!
クリスマスシーズンも近いこの時期、日本人のクリスマスの食卓に欠かせない物と言えば、やっぱり「フライドチキン」!ケンタッキーの他にも様々な「フライドチキン」のチェーン店が日本に存在したのをご存知だろうか?懐かしのフライドチキン・チェーン店を振り返ってみよう!
クリスマスシーズンも近いこの時期、日本人のクリスマスの食卓に欠かせない物と言えば、やっぱり「フライドチキン」!
現在では宅配ピザやハンバーガーチェーン店のサイドメニュー、コンビニなどでも普通に買える程、日本の食文化に溶け込んでいるこの「フライドチキン」という食文化。
だが、実はその初登場は1970年という、比較的新しい食べ物なのだ。
1970年にケンタッキー・フライドチキンの試験店舗が登場して以来、すっかり我々の生活に定着した外食産業としての「フライドチキン」という食文化。
日本市場において、もはやケンタッキーの一人勝ち状態の現在からは想像も出来ないが、実は70年代には他にも様々な「フライドチキン」のチェーン店が日本に存在したのをご存知だろうか?
そう、ハンバーガーやドーナッツと同様、実は70年代のファーストフード黎明期には、数々のマイナー店舗や今は消えてしまったチェーン店が存在したのだった。中には地域限定の店舗もあるが、これらのお店はミドルエッジ世代にとっても、外食を体験するきっかけとなった思い出のお店だったはず!
さあ、今はもう淘汰されてしまった懐かしのフライドチキン・チェーン店を、この機会に是非もう一度振り返ってみようではないか。
まずは不動の王者、ケンタッキーフライドチキンから!
前述した通り、1970年3月の大阪万博で試験的に店舗が設けられたケンタッキー・フライドチキン。
このテスト販売が大成功。何と、1日の最高売り上げ記録280万円を達成!この成功を経て、同じ年の11月名古屋市西区に記念すべき第一号店舗である、名西店がオープンすることになる。
そう、実はここ名古屋の地から、日本における「フライドチキン」文化はスタートしたのだった。
その後は1971年7月の青山店(第5号店)を皮切りに、遂に東京へも進出。翌1972年10月にはカーネル・サンダース本人が来日!
更に翌年の1973年10月からはTVCMも放映開始、そして1973年12月には念願の100店舗目として赤坂店をオープンすることになる。
1991年のケンタッキークリスマスキャンペーンCM
冒頭にも述べた、「クリスマスにはフライドチキン!」というイメージだが、1972年12月にケンタッキーが初のクリスマスキャンペーンを展開しており、実はここから今まで主流だったローストチキンに加え、フライドチキンを家庭に持ち帰るという習慣が始まったと考えられているようだ。
ちなみに写真のシーンは、現在CSでも放送中の70年代の人気ドラマ「雑居時代」の1シーン。
ここで、ロケしているのが当時のケンタッキーのお店。店頭のディスプレイや当時の価格など、貴重な動く資料として非常に興味深い物がある。
覚えてますか?今は無き、マイナーなフライドチキンのチェーン店たち
その1:チャーチズ・テキサス・フライドチキン
チャーチズ・フライドチキンの店舗
チャーチズ・フライドチキン店頭メニュー表
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