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修行するシーンは、ジャッキー・チェンの定番です。これによりパワーアップして激しいバトルを観ることが出来ます!!
この映画はジャッキー・チェンのアメリカ進出のために作られた映画でしたが・・・
ゴールデン・ハーベストが第二のブルース・リーを目指せとばかりにジャッキーのアメリカ進出を図った作品。だから監督・脚本に『燃えよドラゴン』(1973)のロバート・クローズが起用されている。しかしこれは結果として失敗だった。なぜなら『燃えよドラゴン』はブルース・リーの意志が色濃く出ており、本来は二流監督のロバート・クローズにたまたま傑作を撮らせてしまったのだ。『バトルクリーク・ブロー』でのロバート・クローズはジャッキーの魅力をてんで理解していない。アメリカでは無名だったジャッキーもそこで我を押し通せるだけの力を持っていなかったのだろう。そして出来上がったのはどうにも燃えない不完全燃焼な作品となってしまった。
現地スタッフとジャッキーの間には、功夫アクションに対する認識に大きな隔たりが存在していた。当時のアメリカでは功夫映画=李小龍という見解しか無く、マーシャルアーツ映画ではキックが中心の単調な立ち回りが主流であった。当時のアメリカでジャッキーと張り合える実力者といえば、せいぜいチャック・ノリスかジョー・ルイスが関の山。スタントマンもパワー重視の人が多く、ジャッキーの要求する素早いアクションを演じられる者は皆無に等しかった。
こんな状況ではジャッキーの得意とするコメディ功夫など封殺されたも同然だ。おまけに、フレッド&ロバートは『燃えよドラゴン』成功の余韻から抜けきっておらず、本作でもチープな『燃えよドラゴン』風の物語に固執している(彼らは『Force: Five』『ジムカタ』でも同じ失敗を繰り返している)。
バトルクリーク(大会)では敵のお茶目な一面がありました
負けるとおそろしいです・・・。
映画当時のジャッキー・チェン
via hkmdb.com
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写真ではジャッキー・チェンが監督と仲良く映っているんですが・・・。
ジャッキー・チェンの自伝では、監督の方針にソリが合わず自分らしさを出せなかったこと、アメリカのテレビ番組出演時に「ブルース・リーの後継者なのか」、「瓦を何枚割れるのか」等の質問をされたことを記している。
主題歌
バトルクリーク・ブロー 主題曲 「Main Theme」 「Loller Derby」 - YouTube
via youtu.be
映画ではラロ・シフリンによる口笛を使ったテーマ曲が印象的です。