ROUND5.BURNING!!
『アルザード』とフィルによる完璧なドライビングは、マシンによってドライバーを強制的に操ることで実現されたもの。そして、その代償として、薬物投与を続けてきたフィルの肉体は、とうとう限界を迎えて悲鳴を上げていました。マシンとドライバーの在り方について考えさせられたハヤトは、オーナーの修に、再びアスラーダに乗りたいと申し出るのでした…
ROUND6.LIFTING TURN
密かにパワーアップ計画が進められていたアスラーダは、二段階の限界加速を可能にするスパイラルブーストが備えられていました。そして、失敗によって生み出されたコーナリングテクニックのリフティングターンも加わり、アスラーダに搭乗するハヤトはこれまでの不調が信じられないほどの走りを見せ、一気に先頭グループに躍り出るのでした…
ROUND7.LOSE HIS WAY
優秀するためには手段を選ばないAOIのオーナー・名雲京志郎。レースでのハヤトの好調ぶりを恐れ、とうとう拉致して身柄を拘束するといった強硬手段に出ました。行方不明となったハヤトの身を案じ、周囲は捜索活動に必死になります。その計画をたまたま耳にしていたフィルは、良心の呵責からブリード・加賀に知っている事実の全てを伝え、フィル自身も捜索活動に加わるのでした…
ROUND8.NEVER
無事に拉致から救出されたハヤトでしたが、投与された薬物の影響で右手に力が入らないといった状況で第15回WGPXの最終戦を迎えます。それでも棄権するといった選択肢はハヤトになく、アスカに右手をスカーフで縛りつけてもらってまでレースに出場するのでした。歪んだ設計思想によって生み出されたアスラーダの兄弟マシン『アルザード』との決着をつけるために…
OVA作品『新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA』まとめ
前作OVAシリーズ『ZERO』に引き続き、本作『SAGA』も全8話の構成となっており、ボリューム感のある内容に仕上げられています。全てご覧になると4時間ほどとなりますが、見始めてしまうと面白くて止まらなくなってしまうでしょう。
一度観たユーザーも見返してほしいし、一度も観ていないユーザーは、この機会にご覧になってみてくださいね。きっと予想を上回る盛り上がりを見せてくれるはずです。