プレミアがついているこの書籍「J-POP名曲事典300曲」。
2008年発売とのことなので、なぜ絶版になったのかわかりません。
【楽天市場】J-POP名曲事典300曲【05P11Jan14】:楽器天国Plus
買えたらラッキー、くらいにお考え下さい。
1980年8月5日 寺尾聰「シャドー・シティ」。
シャドー・シティ
当時、石原プロモーションの看板俳優として急成長を遂げ、俳優の人気ランキングでも2位にランクインするなど、俳優としてもノリに乗っていた人です。
日本の「AOR」を作ろうとした。
ヨコハマゴムとのタイアップ。
そこに丁度タイアップの話を持ち掛け、この「シャドウ・シティ」は一躍有名になります。
YOKOHAMAタイヤCM CHADOW CITY 寺尾聰
ネットにおける「シャドウ・シティ」の反響。
"ルビーの指環" が大ヒットした当時、てっきり "役者に歌わせる企画モノ" だと思っていたら、実は長い ”インターバル” を置いての再ブレイクだった…正直オドロキでしたね。”ルビーの指環” は ”ベスト10” 等々で些か聴き飽きた感が強く、"出航" も悪くはないけれど、やはり30数年を経てもこの曲が一番イイかな、とは思いますね。
「nanashi busoumusyuku」さんのコメントより引用。
当時、一枚だけレコードを買ってもらえることになったときに、丁度ベストテンで三曲同時イン中だった寺尾聰のどれかの曲にしよう!と思い、悩みに悩んでこれを買ってもらった。一番売れていたルビーの指輪ではなくこの曲を選んだ当時の自分の心境は覚えてない。ただ小学校高学年の小僧がレコードを擦り切れるまで聴く程、心に響いたのは確かだ。
「Tarou Shinchi」さんのコメントから引用。
見下ろせば知り尽くした都会は雨… これが、女に去られる男の涙と気が付くまで、随分時間がかかりました…
ちなみにある雑誌で爆笑問題の田中さんが、「いい曲なんだけど、カラオケで似合わない曲」と評しています。
カラオケで他の人が軽い気持ちで歌えるものではなく、まさに「寺尾聰さん固有の持ち歌」なのでしょう。
1980年10月21日 寺尾聰「出航~SASURAI~」
リズミカルな曲でありながら、寺尾聰さんが歌うと、しっとりした大人の音楽になる。
寺尾聰マジックが炸裂した、2弾目のシングル。