2歳で芸能界入り!
東京児童劇団、スペースクラフトジュニアに所属し、CMなどに出演していました。
同年代の芸能人、子役出身の中でも芸歴が長いですよね。ウッチャンナンチャンやTMネットワークと同時期にデビューしているようです。
1991年にテレビCM「ハウス食品・咖喱工房」に出演したことで注目を集めます「具が大きい」のフレーズは流行語にもなりましたよね。最初は「具が大きい子」なんて呼ばれることもありました。
CM 食品カレー/1991年平成3年/ハウス食品/カリー工房/小林稔侍、安達祐実/「具が大きい」
「自由の丘に私が残った」でドラマデビュー
麻生祐未さん主演の「自由の丘に私が残った」でテレビドラマ初出演を果たします。安達さんが演じたのは麻生さん演じる御子柴康子の少女(7歳)時代の役でした。
物語は主人公の康子が家を出たことをきっかけに、他の家族も次々と家を出て行ってしまいます。バラバラに暮らす家族の人生を描いた物語。
このドラマに出演した際、父親役の柴田恭兵さんに「これから素敵な女優さんになるんだよ」と声をかけられたことをきっかけに、女優として意識するようになったそうです。柴田さんの一言が目覚めさせたのでしょうか。
先ほどのCMはこの1年後ですが、この後本格的に子役、そして女優の道を進んでいくことになります。
「愛してるよ!」でメインキャストに
「愛してるよ!」(1993)
— Hiyori (@hiyoyo0702) February 7, 2022
いい写真ばっかり🥺📸
#田原俊彦 #安達祐実 pic.twitter.com/2L4Vgyn34l
主演は田原俊彦さん。田原さんの演じる伊達真介は、スタントマン。ある日相棒の森井清を事故で亡くしてしまいます。その後、清の娘だという少女・恵が現れます。この少女を演じたのが安達さんですね。
恵は清は白樺女子学院の理事長の息子で恵はその孫だといいます真介は財産を狙って恵の保護者として学校に乗り込んでいくというストーリー。真介と恵の絆が徐々に強くなっていく様子を描いています。
アイドルと子役のドラマということでファンにはたまらなかったことでしょう。
主題歌は田原俊彦さんの『KISSで女は薔薇になる』で、挿入歌は安達祐実さんの『元気だしてBOYS&GIRLS』でした。
安達さんは1993年6月に「GOOD NIGHT/REX 恐竜物語」(主演映画REXの主題歌)で歌手デビューし、1998年までに7枚のシングルをリリースしています。
「家なき子」で流行語大賞も!
安達さん演じる相沢すずは、酒浸りの父親・悟志(内藤剛志さん)と2人で暮らしていました。母の陽子(田中好子さん)は病気で入院中ということもあり家庭は貧乏で同級生からいじめられていました。さらに父親からの暴力・虐待を受けていて母親にしか心を開くことができませんでした。これまでは明るい役を演じていたのですが、心を閉ざした少女、という全く違う役柄に挑むことになったんですね。
その後、母の手術費を稼ぐために窃盗をしたり、母親に手を上げた父親を殺害しようとしてアパートに火をつけるという事件を起こしてしまいます。
貧乏な家庭で育った少女の波乱万丈な人生を描いた物語。「同情するなら金をくれ」は流行語にもなりましたね。
その後、劇場版、そして「家なき子2」が放送され、大ヒット作となりました。安達さんの出世作となりましたね。
映画版からは母を亡くして1人になったすずが、サーカス団の少年・堀口稔(堂本光一さん)に出会いサーカス団に入る物語。
2はサーカス団を出たところから始まりますが光一さんは別人でボクサー志望の青年・牧村 晴海役で出演しています。光一さんとのコンビが人気だったんですね。
「聖龍伝説 LEGEND of St. DRAGON」
唐突だが安達祐実の傑作ドラマ『聖龍伝説』を君は知っているか⁉︎
— “DIE”suke (@eroerorocknroll) February 18, 2021
香港カンフーのノリを連ドラ、しかも安達祐実で実現した凄えドラマだ!
「さあ懺悔の時間だよ」という決めゼリフに当時は大層痺れたもんです。 pic.twitter.com/S21H3o4QBQ
そのうちの1作は1996年の『聖龍伝説 LEGEND of St. DRAGON』。安達さんの演じる冴木聖羅は、高校1年生で伝説の拳法『聖龍拳』の継承者。父親から伝説の秘宝『天使の涙』を託されるのですが、秘宝を狙って様々な刺客がやってきます。
舞台は学園が中心ですがカンフーをモチーフにしたアクションやファンタジー要素もあるドラマでした。
「ガラスの仮面」
「ガラスの仮面」は演劇をテーマにしたドラマ。北島マヤは母親と2人暮らしで貧乏な家庭に育ったのですが、お芝居を観ることが大好きで1度見ただけでセリフ迄すべて完璧に覚えてしまうという天才少女。ですが、普段はおっちょこちょいで他にとりえもなく、ダメな子として育てられていました。
往年の大女優月影千草(野際陽子さん)にその才能を見いだされ、マヤは演劇の世界にのめりこんでいくという物語。
漫画の実写化ですが安達さん、野際さんを始め、速水真澄役の田辺誠一さん、姫川あゆみ役の松本恵さんとみなイメージにぴったりでした。
安達さんはこのドラマあたりから子役というより女優という感じになっていったと思います。主演だけでなく、脇役も演じるようになりましたが安達さんにしかできないような役が多いですよね。今後の活動も楽しみです。
👙 (⋈◍>◡<◍)。✧♡ 2023/3/9 11:52
いまでも変わらないわかさカワ(・∀・)イイ!!