日本でのwindwos 95発売から11月23日で20年
1995年8月25日に英語版が12か国で先行して発売され、日本語のベータ版もリリースされていたことから日本でもある程度の情報が広まっていたが、日本語版の発売された1995年11月23日(勤労感謝の日)の秋葉原などでは深夜11月23日になった瞬間に販売を始める店が多く、業界関係者や報道陣を中心に一種のお祭り騒ぎの様相を呈した。この様子はテレビなどで報道され売り上げに貢献した。 Windows 95は先行してリリースされていたWindows NTに比べると安定性や信頼性に劣り、技術的には不完全なものであった。しかし、従来のWindows 3.1よりも使い勝手が改良され、Windows 95はユーザー・市場のニーズをよく読んでそれに応えるという現実的な解を提供し、マーケティングの成功といえた。これによりWindows 95はデスクトップOSの事実上の標準となり、PC-9800シリーズ、FM TOWNSなどのx86ベースの独自プラットフォームのパソコンはPC/AT互換機に吸収されていった。
CD-ROMとフロッピーディスクの2種類のメディアでリリースされた。希望小売価格は新規インストール用の通常版で29,800円、Windows3.1、MS-DOS5.0が対象のアップグレード版で13,800円であった。
1995年8月25日に英語版が発売され、日本語版は同年11月23日になった時間(深夜)からの販売が多く、秋葉原はいち早く購入したい人と業界関係者、報道関係者が入り乱れ、大変なお祭り騒ぎだったことは、未だ記憶に新しく、強烈なインパクトがありました。
1995年 Windows95 発売日 当日 昔の秋葉原 part1 - YouTube
日本語版Windows 95の推奨仕様を示す。当時のパソコンとしては、高機能を要求していた。
・CPU:i486SX以上(Pentium)
・メモリ:12MB以上
・ハードディスク:75MB以上の空き容量
・ディスプレイ:640x480以上
・光学ドライブ:CD-ROMあるいはFDDドライブ
さらに、USBが無い時代です!!
Microsoft Windows 95 Startup Sound - YouTube
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NEC 98MATE PC-9821 シリーズ
PC-9821シリーズの個人・家庭・スモールオフィス向けモデル。1995年にWindows 95登場を機に、「98MATE VALUESTAR」(PC-9821Vシリーズ)として発売。従来のPC-9821シリーズとは異なり、Officeソフト含め多くのアプリケーションソフトをプリインストールしているのが特徴。これは当時同コンセプトでヒットした富士通のFMVへ対抗措置として企画されたものである。本体の機能的には当時の主力機種であった98MATE(PC-9821Xシリーズ)に近いが、価格を抑えてある関係でグラフィックチップは安価なものを採用し、拡張スロット数も少ないなど、機能的に制限されていた。また、個人・家庭向けでも98MULTi CanBe(PC-9821Cシリーズ)が別に存在し、VALUESTARの発売後も98MULTIは多機能なマルチメディアPCとして明確な区分けがなされていた。