2023年4月7日 更新
【訃報】“ムツゴロウ”の愛称で親しまれた作家・畑正憲さん死去。フジテレビで追悼特番が放送決定!!
“ムツゴロウ”の愛称で親しまれた作家・畑正憲(はた まさのり)さんが5日、心筋梗塞のため北海道中標津町の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。87歳でした。
【訃報】“ムツゴロウ”の愛称で親しまれた作家・畑正憲さん死去。
“ムツゴロウ”の愛称で親しまれた作家・畑正憲(はた まさのり)さんが5日、心筋梗塞のため北海道中標津町の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。87歳でした。
第一報はこちらです!
畑さんは1935年4月17日、福岡県福岡市出身。東京大学理学部を経て学習研究社に入社し、教育用の科学映画の作成に携わった後、作家としてデビュー。「ムツゴロウの博物志(1970年)」を皮切りに、“ムツゴロウ”を冠した書籍を多数発表しました。また1971年には北海道に移住し、翌1972年に「ムツゴロウ動物王国」を開園。1980年から始まったテレビ番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」シリーズは大ブームとなり、映画「子猫物語(1986年)」では監督・脚本を担当するなど、幅広い活動を展開していました。
4月8日に追悼特番が放送決定!!
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」シリーズを放送していたフジテレビでは、このたびの畑さんの訃報を受けて追悼番組「ありがとう!ムツゴロウさん(仮)」の放送を決定。4月8日19時から2時間にわたり放送するとのことです。
畑正憲 プロフィール
1935年、福岡県出身。幼少期を旧満州国で過ごし、帰国後は大分県立日田高校を経て東京大学理科II類に進学、理学部動物学科で動物学を専攻しました。学習研究社の映像部門に就職し、理科関係の学習映画の作成などに携わった後、文筆家としての活動をスタート。1967年に発表した「われら動物みな兄弟」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞すると、以後「ムツゴロウの博物志(1970年)」「ムツゴロウの青春記(1971年)」など綽名の“ムツゴロウ”を冠した書籍を多数発表。生き物を愛する作家として一躍人気者となりました。
畑さんの名前が特に有名になったのは80年代。1980年にフジテレビ系列で「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」シリーズの放送がスタートし、子供達の人気番組となりました。その結果、“ムツゴロウ”の名前の認知度は全国規模に。その流れに乗って、1986年には畑さんが監督・脚本を務めた映画「子猫物語」が公開されました。これは茶虎の牡猫・チャトランを主人公とした冒険物語で、配給収入約54億円と、1986年の邦画で堂々の1位を獲得しています。
映画「子猫物語」の予告編はこちら!
畑正憲 公式YouTubeチャンネル
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