花の82年デビュー組のひとり「川田あつ子」って覚えてます?
皆さんは「川田あつ子」というアイドルを覚えていますでしょうか?1982年のいわゆる「花の82年組」のひとりです。この記事では、彼女のデビューから現在までを特集してみたいと思います。
アイドル激戦の年!「花の82年組」として鮮烈デビュー!
川田あつ子は1965年8月10日生まれ。1981年、「週刊ヤングジャンプ」のギャルズコンテストでミスヤングジャンプグランプリを受賞し、それが芸能界入りのきっかけとなりました。その後、TBS系列の「たのきん全力投球!」にレギュラー出演をするようになり、翌1982年にレコードデビュー。「花の82年組」の一員となります。そのキュートなルックスから、ブロマイドの売り上げでは上位を維持するほどの人気でした。
「人間万事塞翁が丙午」で女優デビュー!
1982年、TBS系列のテレビドラマ「人間万事塞翁が丙午」で女優デビューを果たしました。このドラマは青島幸男の小説を原作としており、同小説は1981年の直木賞受賞作品です。以降、多数のドラマ、映画、舞台などに女優として出演するようになりました。82年組の中でも、女優業メインで活躍した印象がありますね。
人間万事塞翁が丙午 #01
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「胸さわぎの放課後」で少年隊と共演!
1983年、フジテレビ系の月曜ドラマランドにおいて放送された「胸さわぎの放課後」では、少年隊と共演しました。このドラマは、80年代前半に週刊少年マガジンで連載されていた村生ミオの同名漫画が原作となっています。
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アイドル歌手としても活躍!!
1982年4月21日、川田あつ子はCBSソニーより「秘密のオルゴール」でレコードデビューを果たしました。ちなみにこのデビュー曲は作詞・松本隆、作曲・財津和夫で、松田聖子「白いパラソル」と同じコンビ。ソニーとしても相当気合いが入っていたことが伺えます。
しかし売り上げはパッとせず!
「秘密のオルゴール」は可愛らしい単語をふんだんに散りばめた歌詞で、川田の魅力を最大限に引き出す内容であったものの、オリコン最高位82位と売れ行きはイマイチでした。当時のファンからすれば納得のいくものではありませんが、売り上げが低迷したのは理由があるとされています。
サビで声が裏返り音程が外れることで当時話題になった。