ファミコンで最初にハマったバイクレースゲーム「ジッピーレース」、アイレム初期の名作です。
2017年1月24日 更新

ファミコンで最初にハマったバイクレースゲーム「ジッピーレース」、アイレム初期の名作です。

「ジッピーレース」ファミコンやセガなどで遊んだ人も多いことでしょう。アイレムから83年に登場したバイクレースゲーム、当時はファミコンカセットの光るランプも印象的でした。

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ジッピーレース

1983年、アーケードに登場

1983年、アーケードに登場

『ジッピーレース』(Zippy Race)はアイレムより1983年にアーケードゲームとして登場したゲーム作品。
オートバイでニューヨークを目指す!

オートバイでニューヨークを目指す!

オートバイに乗って、スタート地点であるロサンゼルスから途中4つのチェックポイントを通過し、ゴール地点であるニューヨークを目指す内容のアメリカ大陸横断レースである。
2方向レバーでオートバイを左右に移動し、2つのボタンで加速、減速を行う。
走行中に自動的に燃料が減っていく他、他の車や障害物に接触したり、コースから外れると燃料が一定量減る。燃料切れになるとゲームオーバー。
プレイヤーは途中に落ちている燃料缶で燃料が補給できる他、各チェックポイントに到着した時にも、走行順位に応じて燃料が補給される。
レースをモチーフとしていて、順位が設定されていてスタート時には90位からはじまる、レースと無関係のトラック以外の車を追い越すと順位が上がっていき、1位になると車が出なくなる。
通常は真上からの見下ろし視点であるが、ゴールが近づくと後方視点からの3D画面になる。3D画面では正面から来る車を素早く避けなければならない(なお、この画面では順位は変わらない)。

アメリカの主要都市がチェックポイントに

チェックポイントは以下の通り。

ロサンゼルス→ラスベガス→ヒューストン→セントルイス→シカゴ→ニューヨーク

ニューヨークまで到着すると、またロサンゼルスから始まるが、排気量のより大きいオートバイに搭乗することになる。排気量が大きくなる分、バイクの最高速度は高くなるが、その分燃費が悪くなり燃料の減る速度が速くなる。また、速度が速くなる分バイクの操作が難しくなるなど、難易度が上昇する。

[AC]ジッピーレース Zippy Race - YouTube

アメリカの主要都市をチェックポイントにするのは「アメリカ横断ウルトラクイズ」と同様でしたね

移植されたハード機

セガとファミコンに移植されました

セガとファミコンに移植されました

セガ(後のセガゲームス)のSG-1000と任天堂のファミリーコンピュータへと移植されている。ファミコンへの移植版は、アイレムがファミコンで出した初のゲームであり、カートリッジにLEDランプが付いていた事でも知られる。SG-1000版ではスピード感が若干薄れている分、敵車の動きがよけ易く設定されているなど難易度は比較的やさしい。

SG-1000版は500ccからスタートし、750cc、1300ccとUPしていく。

ステージはオンロードシーン、オフロードシーン、3Dシーン、の3つであるが、オフロードシーンではオンロードシーンよりも最高速度が低くなる。

オンロードとオフロードでの自機の配色は変わらないが、SG-1000版では3Dシーンは自機が赤色/緑色/水色という配色になっている。

プレイステーションとセガサターンにも「アイレムアーケードクラシックス」として移植され、本作が収録されている。
ファミコン版

ファミコン版

セガ版

セガ版

ファミコン ジッピーレース 無敵チート 1200CC - YouTube

今見るとシンプルそのもの、でも当時はスピード感が心地よかった!

現代のゲームからすれば比較にもならないでしょうが、当時はスピード感もあって、縦スクロール&疑似3Dスクロールの2面というのも斬新でした!
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