『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』『ポパイ』ファミコン本体と同時発売されたゲーム!!
2017年1月24日 更新

『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』『ポパイ』ファミコン本体と同時発売されたゲーム!!

1983年のファミコン発売はいまだに衝撃的な出来事でしたよね、当時は予約が殺到して、初日に入手出来た人はヒーローでした。そんなファミコンと同時発売された記念すべきソフトは3本!『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』『ポパイ』だったのです。

14,479 view

ファミコン(ファミリーコンピュータ)

1983年7月15日発売

1983年7月15日発売

世界中の子供たちの「遊び」に多大な影響をもたらしました。

同時発売されたゲームソフトは3本でした!

ドンキーコング

ドンキーコング

ドンキーコング

1983年7月15日、ファミリーコンピュータのローンチタイトルのひとつとして続編『ドンキーコングJR.』や『ポパイ』と共に発売。
容量の問題から、アーケード版のベルトコンベアー面(50m)が削除され3面構成となっており、1面(25m)で放り投げられた樽が1段ずつ引っ掛かりながら真下に落ちるか毎回同じジグザグに落ちる2種類しかないため、ランダムに来るアーケード版のようなスリルはないが全体的な出来は良く、ファミコン本体の売り上げを牽引したソフトになった。
シンプルなステージの繰り返しだったそれまでのゲームに対し、キャラクター性とストーリー性を持たせた点でも優れた作品であることがわかる。
ドンキーコングのゲーム画面

ドンキーコングのゲーム画面

【ファミコンの部屋】ドンキーコング - YouTube

ドンキーコングJr.

ドンキーコングJr.

ドンキーコングJr.

マリオによって檻に幽閉されたドンキーコングを、息子のドンキーコングジュニアが助けに向かう、一画面固定アクションゲーム。
1983年7月15日にファミリーコンピュータのローンチタイトルとして前作『ドンキーコング』、『ポパイ』とともに移植された。
4面を1周として構成されており、4面をクリアすると難易度が上がった1面からまた始まるループ制。ファミリーコンピュータに移植される際に1面カットされた前作『ドンキーコング』とは異なり、こちらはファミリーコンピュータ版の場合も4面構成。
ジャンプがメインの前作と異なり、ツルを上り下りするアクションが特徴的。ツルを上るときは2本のツルを両手でつかむことで速く上昇し、下りるときは1本のツルにしがみつくことで一気に下降することができる。ジュニアの唯一の武器となるステージの各所に配置されている果物を、上手く使って攻略していく。4面は鍵を押し上げてパパコングの閉じ込められた檻を開けるステージになっている。
ドンキーコングJr.のゲーム画面

ドンキーコングJr.のゲーム画面

ファミコン ドンキーコングJr Donkey Kong Jr. - YouTube

ポパイ

ポパイ

ポパイ

1982年にアーケードゲームで登場し、その後1983年7月15日にファミリーコンピュータの同時発売ソフトとして発売された(その他のソフトは『ドンキーコング』と『ドンキーコングJR.』)。
全1画面、4段構成のステージでポパイを操り、ポパイの天敵ブルートの攻撃をかわしながら、恋人オリーブの投げるハートや音符、アルファベットを全て取ればクリアとなる。
画面の上の方で取るほど高得点。1段目だと500点、2段目以降は300点、100点、50点の順。階段等を降りている最中は前にいた段の得点。ハート等を1つでも取り逃す(画面下の水面に落ちて一定時間経つと沈む)か敵に触れたりビン・骸骨が当たるとポパイを1人失う。人数が無くなればゲームオーバー。
なお、面のクリア条件は、1面はハート24個、2面は音符16個、3面は「H」「E」「L」「P」のアルファベット4個を計6セット(24個)と、それぞれの面で1つも漏らさず取る事である。なお、取る事さえできれば良く、取る順番は問わない。
ポパイはAボタンでパンチを使えるがブルートに直接攻撃はできず、通常状態では触れると死ぬ。ブルートは段の上下を移動し、ビンを投げつけてきたり、上段へ殴り付けたり、下段に腕を伸ばしたり飛び降りてきたりしてポパイの邪魔をする(ビンはパンチで壊せる。1個100点)。ブルート以外にも、ハゲタカのバーナード(3面のみ登場、叩くと1000点)、髑髏(パンチで壊せる。1個100点)を投げてくるいじわる魔女シーハッグが敵として登場。
1面目の最上段の中央には桶とパンチングボール(1回叩くと30点)がある。パンチングボールはタイミングよくパンチすると桶にぶつかり、桶が下に落ちてきてブルートの頭にはまって邪魔をする事ができる。これも被せた時の段によって点数が異なり、下の方で被せるほど高得点。
ポパイのゲーム画面

ポパイのゲーム画面

ポパイ(FC) いけるとこまでイってみよう編 - YouTube

意外にも「マリオブラザーズ」は初期作品ではなかったんですよね~。

懐かしい!ファミコン初期の名作たち

33 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • ( ´ー`)y-~~ 2018/10/3 23:35

    >1983年のファミコン発売はいまだに衝撃的な出来事でしたよね、当時は予約が殺到して、初日に入手出来た人はヒーローでした。

    はぁ?それはスーファミでしょ?
    ファミコンのロンチタイトルの移植度は驚異的だったけど、ブームが来るまではどこでも普通に買えたよ、むしろスロースタートだったかと。

    すべてのコメントを見る (1)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【ファミコン】任天堂、ナムコ、コナミ、バンダイ、カプコン、エニックス、スクウェア…錚々たるゲームメーカーたちのファミコンゲーム参入第一弾を振り返る。

【ファミコン】任天堂、ナムコ、コナミ、バンダイ、カプコン、エニックス、スクウェア…錚々たるゲームメーカーたちのファミコンゲーム参入第一弾を振り返る。

1980年代ファミコン黄金期、様々なゲームメーカーがファミコンソフト市場に参入しました。参入第一弾はどの会社にとっても勝負作だったはず。しかし、かの名作スーパーマリオやドラクエ、FFも第一弾からは生まれていません。そこで各社のファミコン第一弾がどんな作品だったかまとめてみました。当時表現力の貧弱だったファミコン、魅力を伝えようと工夫されたパッケージデザインにも注目です。
青春の握り拳 | 139,952 view
【ファミコンゲームのカセット形状】メーカーごとに形状が異なるファミコンカセット、その特徴を振り返る。

【ファミコンゲームのカセット形状】メーカーごとに形状が異なるファミコンカセット、その特徴を振り返る。

「ファミコンカセットの形に注目」子供のころ、おもちゃ屋さんで眺めるファミコンカセットのパッケージデザインはどれも趣向を凝らしていて購買意欲をそそりました。いざ購入してプレイしてみると、ハードの表現力が貧弱なこともあってサウンドやグラフィックは似たようなゲームが多かったのもご愛敬。そして、パッケージデザインとゲームの中間に位置したものが「ゲームカセット」でした。メーカーごとに特徴があったカセットの形状、ちょっと思い出してみませんか?
青春の握り拳 | 124,066 view
【愛すべきクソゲーたち】「スぺランカー?いっき??たけしの挑戦状???」ファミコン世代には懐かしくてたまらない往年のゲームたち。

【愛すべきクソゲーたち】「スぺランカー?いっき??たけしの挑戦状???」ファミコン世代には懐かしくてたまらない往年のゲームたち。

ファミコンの登場以来、老若男女がゲームに興じるようになりました。でもゲームだって人が創るもの。スーパーマリオブラザーズやドラゴンクエストみたいに社会現象を巻き起こした名作もあれば、期待外れに終わったゲームもありました。そしていつしか、そんな目に逢わせてくれたゲームソフト達を「クソゲー」と呼ぶようになりました。
青春の握り拳 | 16,942 view
【1987年のテレビゲーム】コンピュータゲームが大きく発展した1980年代を、ファミコンを中心に1年ごとに丁寧に振り返る。

【1987年のテレビゲーム】コンピュータゲームが大きく発展した1980年代を、ファミコンを中心に1年ごとに丁寧に振り返る。

【1987年のテレビゲーム】1980年代に幼少期から青春時代を生きた私たちは、家庭用ゲーム期黄金世代と呼ばれる世代です。1983年のファミコン登場以降、家庭用ゲーム機が遊びの主流へと駆け上がる中で、私たちは「外遊び」「家遊び」「勉強」を巧みに使い分けながら、ファミコンを中心とした家庭用ゲーム機の進化を肌で味わってきたといえるでしょう。そんな1980年代を1年ごとに振り返る、今回は1987年について振り返ってみます。
青春の握り拳 | 42,763 view
【1983年のテレビゲーム】コンピュータゲームが大きく発展した1980年代を、ファミコンを中心に1年ごとに丁寧に振り返る。

【1983年のテレビゲーム】コンピュータゲームが大きく発展した1980年代を、ファミコンを中心に1年ごとに丁寧に振り返る。

【1983年のテレビゲーム】1980年代に幼少期から青春時代を生きた私たちは、家庭用ゲーム期黄金世代と呼ばれる世代です。1983年のファミコン登場以降、家庭用ゲーム機が遊びの主流へと駆け上がる中で、私たちは「外遊び」「家遊び」「勉強」を巧みに使い分けながら、ファミコンを中心とした家庭用ゲーム機の進化を肌で味わってきたといえるでしょう。そんな1980年代を1年ごとに振り返る、今回は1983年について振り返ってみます。
青春の握り拳 | 12,100 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト