伝説破壊鐘で蘇る過去のトラウマ
究極の超人タッグ編は21世紀のキン肉万太郎達が、20世紀にタイムスリップして若い頃のレジェンド達と、戦いやチームを組んでわかりあっていくという物語です。
時間超人はこのシリーズの中で一番の悪役ですが、「伝説破壊鐘」という技を使うと、キン肉マン含む20世紀のレジェンド達はトラウマに苦しみ、戦意を喪失してしまうという恐ろしい(?)技でした。
身体の傷は癒えるけれど、心の傷は目に見えないだけに、いつまでも残ってしまうのでしょう。
そんなレジェンド達のトラウマについてご紹介します。
キン肉マンのトラウマ
キン肉星の王子と判明するまでのキン肉マンは「豚面」「へっぽこ超人」などと、人々からバカにされ、罵られ辛い思いをしていたのですね。
赤ちゃんの頃に、豚と間違えられて捨てられ、見も知らぬ地球で幼少時代を生きにくのは大変だったのでしょう。
その時の辛い経験が、心に愛を持ったスーパーヒーローへと育てたとも言えますね。
王子として育っていたら、全く違う性格に育っていたのかもしれません。
環境が人を作る見本のような超人です。
ラーメンマンのトラウマ
「闘将!!拉麵男」が読切で復活!「キン肉マン」ラーメンマン描くスピンオフ(コミックナタリー)#Yahooニュースhttps://t.co/aw7BDrF47q #キン肉マン #闘将拉麺男 #ラーメンマン
— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) August 3, 2021
ラーメンは初期の頃に、金網で囲まれたリングで戦い、棺桶に突っ込まれたら負けという「金網デスマッチ」でウオーズマンと対戦していました。
この時にスクリュードライバーで、左側頭部をえぐられて植物状態になってしまっていたのです。
この時はウオーズマンには敵わないと悟った上で、決勝で戦うキン肉マンの為に技を繰り出させていたのでした。
その後植物状態でしたが、モンゴルマンのマスクを被った時だけは昔のように動けるようになり、バッファローマンとタッグを組んで夢の超人タッグ編に出場しています。
でもラーメンマン(モンゴルマン)は、この時の金網がトラウマとなっていて、夢の超人タッグ編で完璧超人と金網デスマッチで戦った時にもトラウマが現れてしまうのです。
でもネプチューンマンのマントのコレクションから飛び出した、ウオーズマンのベアークローで救われ、トラウマを克服しました。
でも究極の超人タッグ編では、完璧超人戦前の設定だったために、クマちゃんの着ぐるみを被ったウオーズマンの試合の観戦中にも、トラウマを発症してしまうという、かなりの重傷ぶりでした。
【ファイプロ】ラーメンマン vs ウォーズマン [金網デスマッチ?]
ブロッケンJr.のトラウマとは?
ブロッケンマンを麺にして食べたラーメンマン
原作ではキャメルクラッチで身体を真っ二つにされて殺されたブロッケンマンでしたが、アニメではラーメンにされてしまうという別の意味で衝撃的な殺され方をします。
しかも食べてしまっているんですよね…。
なんて鬼畜な残虐超人だった頃のラーメンマン。
ただブロッケンマンも毒ガスとか吐いていますし、かなりイッちゃってる感じでした。
ドイツに物言わぬ状態で帰ったブロッケンマンの葬式シーンがブロッケンJr.のトラウマシーンとして現れます。
リングでは毒吐くけど、家では厳格ながらも良い父親だったようですね。
またお父さんの敵討ちでラーメンマンと戦いますが、ボコボコにされてしまったのでした。
このラーメンマン戦も、ブロッケンJr.のトラウマとして残ってしまっています。
でもそこまでトラウマとなっても、ラーメンマンを師と仰ぐ純情で情に厚いブロッケンJr.に涙が止まりません。
実はブロッケンJr.ファンにとってもトラウマシーンがあります。
悪魔騎士の一人であるザ・ニンジャとの戦いのワンシーンですが、ブロッケンJr.がトレードマークの帽子を脱ぎました。
すると…なんと…ブロッケンJr.には髪の毛がなかったのです!(ハゲ?)
イケメン枠なのですから、ちょっと勘弁して欲しかったですね。
他にもアシュラマンの髪型は実は大仏頭だったり、キン肉マンはなぜか髪型でイメージを落とすオチが多いです。
ウオーズマンのトラウマ
ウォーズマン
どうやって超人とロボットのハーフになったのか?とても気になっていましたが、後の短編集でその秘密が明らかになりました。
ウオーズマンの父親はもともと超人レスラーでしたが、強くなるために改造をしてもらい、ロボットと超人半分半分の身体になったのです。
そんな父親と人間の母親の間に産まれたのが、ウオーズマンでした。
ロビンマスクによって才能を見出され、冷たいファイティングコンピューターとしてキン肉マンの前に現れましたが、戦いを通して友情を育んでいます。
そんなウオーズマンは友達のミート君を助けるために、7人の悪魔超人の首領バッファローマンと対戦しました。
地球上では当時一番だった100万パワーを持っていたウオーズマンでしたが、1000万パワーのバッファローマンの前に戦意喪失してしまいます。
しかも恐怖のあまり「あわわ…」なんていうセリフを吐かせられ、全国のウオーズマンファンを失望させたものでした。
戦うファイティングコンピューターですよ?
そこまで恐れなくても…と思いますが、1000万パワー恐るべしです。
ただウオーズマンはトラウマにはならずに克服した様子で、伝説破壊鐘でも苦しんでいません。プログラミングを変えたのかもしれませんね。
さすがはロボ超人です!
まとめ
みんな色々あるけど、がんばっていきたいですね!