田原俊彦の転機となった1994年
80年代に「哀愁でいと」「ハッとして!Good」といったヒット曲、主演を務めたドラマ「教師びんびん物語」などで人気を不動のものとしていた田原俊彦。
その彼に転機が訪れたのは、1994年2月17日に開かれた自身の「長女誕生記者会見」でした。
本稿では『ビッグ発言会見』とも呼ばれる当日の会見の様子を文字起こししています。会見の数年前には個人事務所を設立するなど、それまでとは異なる動きをみせていた田原。会見の”以前以後”も含めてまとめてみました。
その彼に転機が訪れたのは、1994年2月17日に開かれた自身の「長女誕生記者会見」でした。
本稿では『ビッグ発言会見』とも呼ばれる当日の会見の様子を文字起こししています。会見の数年前には個人事務所を設立するなど、それまでとは異なる動きをみせていた田原。会見の”以前以後”も含めてまとめてみました。
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幸せ絶頂の田原俊彦を執拗に追いかけたマスコミ
1993年10月にCanCamの元モデルの向井田彩子と結婚した田原。会見の3日前に生まれた長女の名前は可南子。その長女は2011年には、「ミスマガジン2011」の準グランプリに選ばれるなど、親譲りの美貌を武器にバラエティ番組などにも出演しています。
なお、近年は”美しく成長したトシちゃんの娘”としてInstagramで話題を集めるなど、流行りの2世タレントらしい処世術を身に着けている様子。
なお、近年は”美しく成長したトシちゃんの娘”としてInstagramで話題を集めるなど、流行りの2世タレントらしい処世術を身に着けている様子。
田原はそんな愛娘を『ビッグ発言会見』で”僕のエンジェルちゃん”と表現するなど、溺愛ぶりを披露していますが、彼の口から結婚や家族に関連した発言を得るために当時マスコミが躍起になっていたことが分かっています。
会見時、33歳を目前に控えた田原でしたが、その端正なルックスやキレキレのダンスで変わらぬ人気を維持していました。そうした人気者の結婚は、当然国民的関心事となり、マスコミは彼の私生活を執拗に追いかけ回していきます。
会見時、33歳を目前に控えた田原でしたが、その端正なルックスやキレキレのダンスで変わらぬ人気を維持していました。そうした人気者の結婚は、当然国民的関心事となり、マスコミは彼の私生活を執拗に追いかけ回していきます。
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マスコミは田原の自宅前で待機し、行動を四六時中カメラに収めるなど、芸能人だからワイドショーや週刊誌に撮られるのは当たり前といった様子で田原をマークし続けます。妻の出産間際には病院にまで押し掛けています。
しかし、当の田原本人は仕事と私生活を明確に分ける性格。妻と娘を守る為にも沈黙を続けます。
かつては芸能人の結婚披露宴もTV中継されることが多かった時代。結婚報告会見も開かず、だんまりを決め込む田原に対して、マスコミはさらに取材攻勢を仕掛けていきます。徐々に溝が生まれる両者の関係。そうした中でついに開かれたのが、『ビッグ発言会見』でした。
下記の文字起こしでは、ふてぶてしい態度の田原ですが、当時の両者の関係性を鑑みれば、やや非常識な言い方はあるものの、そこまでバッシングされる程ではないことが分かります。
それでは『ビッグ発言会見』の文字起こしをご覧ください。
しかし、当の田原本人は仕事と私生活を明確に分ける性格。妻と娘を守る為にも沈黙を続けます。
かつては芸能人の結婚披露宴もTV中継されることが多かった時代。結婚報告会見も開かず、だんまりを決め込む田原に対して、マスコミはさらに取材攻勢を仕掛けていきます。徐々に溝が生まれる両者の関係。そうした中でついに開かれたのが、『ビッグ発言会見』でした。
下記の文字起こしでは、ふてぶてしい態度の田原ですが、当時の両者の関係性を鑑みれば、やや非常識な言い方はあるものの、そこまでバッシングされる程ではないことが分かります。
それでは『ビッグ発言会見』の文字起こしをご覧ください。
会見の様子を【文字起こし】
司会「はい、それじゃあ田原さんご自身の方から父親になった喜びのコメントをいただきますので、よろしくお願いします。」
原田「お忙しい中をね、マスコミ嫌いの田原の為にこうして集まっていただいて本当にありがとうございます。これまでね、半年間僕は僕なりにね、自分のペースで沈黙を守ってやってきた訳ですけど。無事...」
ここで報道陣側の席が一瞬ざわつく
原田「聞こえなかった?ごめん!...いきますよ!本日は皆さん、本当お忙しい中をね、マスコミ嫌いの田原の為にこうして集まっていただいて本当にありがとうございます。この半年間、本当極秘入籍から始まりましてね、結婚、そして無事に出産というね過程を経ましてね。今日この場に挑むことになりました。今日のこの場面ですか、会見もね、僕の意思に反する所は十分あるんですが、そこは百歩譲って僕の為では無く、皆さんももちろんこうして集まってくれましたし、全てを語るという訳にはいかないと思いますがね、生まれてきた2月14日にですか、僕のエンジェルちゃんの為に今日はね、頑張ってみたいなと思ってます。宜しくお願いします。」
原田「お忙しい中をね、マスコミ嫌いの田原の為にこうして集まっていただいて本当にありがとうございます。これまでね、半年間僕は僕なりにね、自分のペースで沈黙を守ってやってきた訳ですけど。無事...」
ここで報道陣側の席が一瞬ざわつく
原田「聞こえなかった?ごめん!...いきますよ!本日は皆さん、本当お忙しい中をね、マスコミ嫌いの田原の為にこうして集まっていただいて本当にありがとうございます。この半年間、本当極秘入籍から始まりましてね、結婚、そして無事に出産というね過程を経ましてね。今日この場に挑むことになりました。今日のこの場面ですか、会見もね、僕の意思に反する所は十分あるんですが、そこは百歩譲って僕の為では無く、皆さんももちろんこうして集まってくれましたし、全てを語るという訳にはいかないと思いますがね、生まれてきた2月14日にですか、僕のエンジェルちゃんの為に今日はね、頑張ってみたいなと思ってます。宜しくお願いします。」
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記者「あの、僕のエンジェルちゃんですけれども」
田原「はい」
記者「何グラムですか?」
原田「ええとね、3,320ですから結構大きかったみたいですね。」
記者「名前はもう決まったんですか?」
田原「名前は決まりましたけど」
記者「どんなお名前?」
田原「いきなりですか?そんな簡単に教えたくないですよね笑 後にしましょう」
会場からどっと笑い
記者「出産には立ち会われたんですか?」
田原「いや、僕はちょっと打ち合わせがありましてね、ちょうどかな?ギリギリかな?ちょうど病院着いてエレベーターを降りた途端にオギャーと聞こえましたんでね、そっちに向かって歩いて行ったら、生まれて30秒くらいかな?ちょうどギリギリセーフで、まだ産湯につかる前だったからギリギリ間に合ったという」
記者「対面ができたということですか?産湯につかる前?」
田原「そうですね。」
田原「はい」
記者「何グラムですか?」
原田「ええとね、3,320ですから結構大きかったみたいですね。」
記者「名前はもう決まったんですか?」
田原「名前は決まりましたけど」
記者「どんなお名前?」
田原「いきなりですか?そんな簡単に教えたくないですよね笑 後にしましょう」
会場からどっと笑い
記者「出産には立ち会われたんですか?」
田原「いや、僕はちょっと打ち合わせがありましてね、ちょうどかな?ギリギリかな?ちょうど病院着いてエレベーターを降りた途端にオギャーと聞こえましたんでね、そっちに向かって歩いて行ったら、生まれて30秒くらいかな?ちょうどギリギリセーフで、まだ産湯につかる前だったからギリギリ間に合ったという」
記者「対面ができたということですか?産湯につかる前?」
田原「そうですね。」
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記者「その時の気持ちというのは?」
田原「いや、なんか...なんて言うんだろうな、感激というか感動というか、自分の分身かっていうね、なんて表現したら良いのかな、不思議な感覚がありましたね。」
記者「どっちに似てらっしゃいますか?」
田原「女の子だからパパに似るっていう話は僕も聞いたんですけど、なんか女だったら僕にはあまり似てほしくないなって思ってました。でもまぁ、どうなんだろうな、(僕に)似ている所もあれば、ワイフに似ている所もあるんじゃないかなぁと。」
記者「これからミルクをあげたり、おしめを替えたり、色々奥様お忙しくなるかと思いますけれども、その辺ご自分でもなさろうと思ってますか?」
田原「それは秘密です笑」
記者「やってあげたいでしょう」
田原「まぁ、僕は炊事とかね、洗濯とか色々ありますし」
記者「そちらの方の分担ですか?」
田原「ええ」
田原「いや、なんか...なんて言うんだろうな、感激というか感動というか、自分の分身かっていうね、なんて表現したら良いのかな、不思議な感覚がありましたね。」
記者「どっちに似てらっしゃいますか?」
田原「女の子だからパパに似るっていう話は僕も聞いたんですけど、なんか女だったら僕にはあまり似てほしくないなって思ってました。でもまぁ、どうなんだろうな、(僕に)似ている所もあれば、ワイフに似ている所もあるんじゃないかなぁと。」
記者「これからミルクをあげたり、おしめを替えたり、色々奥様お忙しくなるかと思いますけれども、その辺ご自分でもなさろうと思ってますか?」
田原「それは秘密です笑」
記者「やってあげたいでしょう」
田原「まぁ、僕は炊事とかね、洗濯とか色々ありますし」
記者「そちらの方の分担ですか?」
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記者「今後、まだ挙式披露宴なさってらっしゃらないようですけれども、予定は?」
田原「そうですね、だから、ここに至るまでのね、段階として本当、皆さんの熱意というか、しつこさというか大きなお世話に僕も大変困惑しまして。まぁ、これは僕だけだったらね、いつでも掛かってらっしゃいということなんですが、やはり僕にはね、妻がいて、ファミリーがいて、んーやっぱりその辺にまで飛び火するということがね、とっても僕としては苦痛だったし、それぞれ生きていく上で、やっぱり自分の人生どこまで表現するかっていうのはね、これはやっぱり個人の自由だと思うし、こういう職種だから僕はその点ではね、100%OKなんですけど、まぁ、それはね婚約会見やりたい人、結婚式を放映したい人、離婚会見なんてことをやる人もいたりなんかしますが、僕はどちらかというとそういうタイプの男ではなくて、エンターテイメントの部分ではね、本当皆さんと良い関係をね、これまでも保ってきたし、これからもそうしていきたいと思っていますけど、やっぱりプライベートな部分ではやはり見せたくないなってのが本音であってね。でもまぁ、そこを知りたいのがね、世の中の求めるものですから。その辺で僕としてはね、僕の生き方として、皆さんにとっても冷たくして失礼なこともあったななんて多少は反省してますけど、そういうこともありましたんでね。(結婚)式に関しては、んーもうこれは身内だけで、どこか外国か行ってね、ブリッとやりたいなと。披露宴の方はご辞退させていただきます。」
田原「そうですね、だから、ここに至るまでのね、段階として本当、皆さんの熱意というか、しつこさというか大きなお世話に僕も大変困惑しまして。まぁ、これは僕だけだったらね、いつでも掛かってらっしゃいということなんですが、やはり僕にはね、妻がいて、ファミリーがいて、んーやっぱりその辺にまで飛び火するということがね、とっても僕としては苦痛だったし、それぞれ生きていく上で、やっぱり自分の人生どこまで表現するかっていうのはね、これはやっぱり個人の自由だと思うし、こういう職種だから僕はその点ではね、100%OKなんですけど、まぁ、それはね婚約会見やりたい人、結婚式を放映したい人、離婚会見なんてことをやる人もいたりなんかしますが、僕はどちらかというとそういうタイプの男ではなくて、エンターテイメントの部分ではね、本当皆さんと良い関係をね、これまでも保ってきたし、これからもそうしていきたいと思っていますけど、やっぱりプライベートな部分ではやはり見せたくないなってのが本音であってね。でもまぁ、そこを知りたいのがね、世の中の求めるものですから。その辺で僕としてはね、僕の生き方として、皆さんにとっても冷たくして失礼なこともあったななんて多少は反省してますけど、そういうこともありましたんでね。(結婚)式に関しては、んーもうこれは身内だけで、どこか外国か行ってね、ブリッとやりたいなと。披露宴の方はご辞退させていただきます。」
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記者「てことは親子三人で挙式ということになりますか?」
田原「そ...うですね。もしくはお袋にでも預けて二人でも良いですし、はい。」
記者「時期はいつになりそうですか?」
田原「またー、こないでよ、疲れるんだから。嫌いなんだから僕は皆のこと笑」
記者「5月くらいですか?」
田原「そうですね。とりあえず子供も落ち着いて、体調も回復して5月か6月くらいには行きたいなと思ってますけど。」
記者「もう式場だとか予約は取ってらっしゃるんですか?」
田原「いや、全然してないです」
田原「そ...うですね。もしくはお袋にでも預けて二人でも良いですし、はい。」
記者「時期はいつになりそうですか?」
田原「またー、こないでよ、疲れるんだから。嫌いなんだから僕は皆のこと笑」
記者「5月くらいですか?」
田原「そうですね。とりあえず子供も落ち着いて、体調も回復して5月か6月くらいには行きたいなと思ってますけど。」
記者「もう式場だとか予約は取ってらっしゃるんですか?」
田原「いや、全然してないです」
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