「できるかな」「おーい!はに丸」「たんけんぼくのまち」アラフォーが見ていた教育番組!
2021年9月16日 更新

「できるかな」「おーい!はに丸」「たんけんぼくのまち」アラフォーが見ていた教育番組!

80年代、90年代頃のNHK教育テレビには印象的な番組がたくさん放送されていましたよね。今回はアラフォー世代が見ていた番組を振り返ってみましょう。

4,048 view

できるかな

「できるかな」は1970年から1990年まで放送されていた、幼稚園、保育園児に向けた幼児番組です。

「できるかな」といえば、チューリップハットをかぶった背の高いノッポさんと、ゴンタくんのコンビが有名ですが、このコンビになったのは1974年のこと。

元々ノッポさんは「できるかな」の前身番組である「なにしてあそぼう」に出演していました。この時の相方はクマのムウくんです。「なにしてあそぼう」の終了に伴い、ノッポさんとムウくんはTVから姿を消していたのですが、子どもたちからのリクエストに応えて1971年から「できるかな」にノッポさんが登場。(ムウくんはその後、「おかあさんといっしょ」のコーナーに出演していた時期があります)

そして1974年にゴンタ君が誕生。最初は動かないロボットだったのですが、2代目であの着ぐるみにかわりました。

ノッポさんがゴンタ君のために即興で遊び道具をつくり、最後は段ボールで大きなおもちゃを作るというのが定番でした。

ノッポさんは一切しゃべらず、ゴンタ君も鳴き声のみ。解説は姿を見せない「おしゃべり」というなのナレーションが担当していました。ですが最終回にノッポさんがしゃべったというのも話題になりました。

おーい!はに丸

1983年から1989年まで放送されていた幼児向け番組「おーい!はに丸」意外と放送期間が短くてびっくりしました。アラフォー世代にはドンピシャですよね。

おじさんの書いた絵から飛び出してきた埴輪の「はに丸」と馬の埴輪の「ひんべえ」がことばを学んでいくという番組でした。当初はに丸は現代の言葉を全く知らなかったのですが、だんだん言葉を覚えていきます。「はにゃ」「ふにゃ」というのが口癖でしたね。

設定上、はに丸が言葉を覚えたら終わってしまうのであまり長く放送できなかったのかもしれません。

ちなみにはに丸の声は田中真弓さんが担当されていました。

いってみよう やってみよう

1985年から2004年まで19年に渡って放送されていた番組です。お姉さんと子ザルのポッケが、何かをする必要に迫られるのですが、やり方が分からず、街で知り合った人に手助けをしてもらいながら成し遂げるという番組。全編ロケで構成されていました。

私は知らずにこの番組を見ていたのですが、今でいう特別支援学校、特別支援級向けの番組でした。世の中に出て役に立つような買い物をする、電車に乗るなどの方法をわかりやすく教えてくれる番組でした。

お姉さんとポッケが特別支援級や支援学校を訪問して、児童たちと一緒に何かをするという企画もありました。最後はエンディングテーマに合わせてみんなで踊っていました。

それいけノンタック

「それいけノンタック」は、1985年から1992年まで放送されていた、小学校1年生向けの社会科の番組です。

タイトルは覚えていなくてもこのキャラクター(ノンタック)は覚えている人も多いのではないでしょうか。

のんびり屋の少年、ノンタックが魔法のメガネで、様々なものに話しかけると、社会の仕組みを教えてくれるという番組でした。その時の決め台詞は「おでこのめがねででこでこでこりーん」。

普段メガネはおでこの上にかけているのですが、呪文を唱えるとメガネが下りてくるんですよね。そこから先はまじめな社会番組だったのですが投入が人形劇ということで入りやすかったと思います。

昔は学校の授業でテレビを見る日、なんてのもありましたよね。今から考えると信じられないですね。

たんけんぼくのまち

1984年から1992年まで放送されていた「たんけんぼくのまち」は小学校3年生向けの社会科の番組です。

年度ごとに舞台になっている町があり、その町の商店に、配達員として修業しているチョーさんが主人公。愛用の自転車で仕事をこなしつつ、地域社会の仕組みを学び、最後にそれを手書きの地図にするという内容です。

1本とるのに4泊5日のロケをしていたのだとか。毎週放送しているのですからほぼ、その町に住んでいるといっても過言ではないですね。

チョーさんは1986年までは本名の長島茂で出演、その後は芸名・長島雄一に改名。さらに2006年に芸名をチョーに変更しています。

チョーさんは1996年から放送されているEテレの乳幼児向け番組「いないいないばあっ!」のワンワンの声優兼スーツアクターをされています。

「たんけんぼくのまち」も人気番組でしたが、それを超える人気番組に25年も出演されているのはすごい。もはや教育テレビ(Eテレ)のレジェンドですね。

理科教室 小学校1年生〜なんなんなあに〜

昔は「理科教室」という番組が学年ごとに放送されていました。小学校1年生向けは「なんなんなあに」。

1960年から1989年までは「理科教室 小学校1年生〜なんなんなあに〜」というタイトル、1989年から1992年まで「なんなんなあに」というタイトルで放送されていました。

1984年度までは「ミルちゃん」、「キクちゃん」、「なんだろうくん」。1985年度からは「やったくん」、「めるちゃん」という人形が登場していました。

学年ごとにさまざまなキャラクターが登場していましたが、5年生からは先生のみの出演でキャラクターはいませんでした。

やはり低学年にはキャラクターがいると違いますよね。

さわやか3組

24 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • 人(・📺・)人 2021/9/18 06:51

    昭和Eテレでおもにマッドしたキッズ番組
    おかあさんといっしょ「にこにこぷん」大江千里
    できるかな musical youth 「pass the dutch」

    すべてのコメントを見る (1)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

ウォン・カーウァイや『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネら有名監督の初期作品がラインナップ!ザ・シネマメンバーズセレクション~あの監督の初期作品集

ウォン・カーウァイや『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネら有名監督の初期作品がラインナップ!ザ・シネマメンバーズセレクション~あの監督の初期作品集

洋画専門チャンネルザ・シネマでは、【ザ・シネマメンバーズ セレクション】として、有名監督たちの初期作品を幅広いジャンルから集めてお届けいたします。2月5日(月)~10日(土)の期間に、 4Kレストア版でTV初放送となるウォン・カーウァイ監督のデビュー作『いますぐ抱きしめたい』を含む6作品を特集放送いたします。
ドラマ『ナイトライダー』でお馴染みの【デビッド・ハッセルホフ】はいま何してる?

ドラマ『ナイトライダー』でお馴染みの【デビッド・ハッセルホフ】はいま何してる?

皆さん、80年代に人気を博した海外ドラマ『ナイトライダー』を覚えていますか?今回はこのドラマで主人公のマイケル・ナイト役を演じ、一世を風靡したデビッド・ハッセルホフの「今」に注目してご紹介したいと思います。
mm | 1,301 view
名フレーズが忘れられない!80、90年代に放送された思い出のCM集

名フレーズが忘れられない!80、90年代に放送された思い出のCM集

ドラマやバラエティ番組などの途中で入るCMは、見ていないようで結構印象に残っているものです。何度も放送される分、ドラマの内容より覚えていることもあるのではないでしょうか?今回は80.90年代に放送された思い出のCMたちを抜粋しまとめました。聞き覚えのある名フレーズに記憶が蘇ること間違いなしです。
あやおよ | 562 view
お笑い「コント」がテーマのオススメ記事

お笑い「コント」がテーマのオススメ記事

ミドルエッジ編集部が選んだお笑いの「コント」がテーマのオススメ記事。数多くの記事から厳選したものをご紹介します!!
【洋楽編】愛すべきワン・ヒット・ワンダー(一発屋)のその他の曲をまとめてみた

【洋楽編】愛すべきワン・ヒット・ワンダー(一発屋)のその他の曲をまとめてみた

80年代・90年代を彩った個性豊かな愛すべきワン・ヒット・ワンダー(一発屋)の皆さん。それはまるで花火のように一瞬の出来事!今回はそんな彼らの特大ヒット以外のその他の楽曲に注目してみたいと思います。
mm | 690 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト