石坂浩二の金田一耕助シリーズ
犬神家の一族(1976年〈昭和51年〉10月16日公開) 角川映画第1作
犬神家の一族(1976年〈昭和51年〉10月16日公開)
『犬神家の一族』(いぬがみけのいちぞく)は、1976年(昭和51年)10月16日に公開された日本映画。横溝正史作による同名の長編推理小説の映画化作品の一作。製作は角川春樹事務所、配給は東宝。
1970年代中頃から1980年代中頃にかけて一種のブームとなった所謂角川映画の初作品であり、市川崑監督・石坂浩二主演による金田一耕助シリーズの第1作でもある。金田一耕助を初めて原作通りの着物姿で登場させた映画としても知られる。
「波立つ水面から突き出た足」のシーンや不気味なマスク姿の佐清などの印象的な場面が多く、後に何度もパロディにされている。大野雄二による主題曲「愛のバラード」も有名。
映画は15億6千万円の配給収入を記録し大ヒットした。批評家やファンからも高い評価と支持を受け、キネマ旬報ベストテン第5位にランクインされたほか、第1回報知映画賞作品賞などの各賞を受賞した。
1970年代中頃から1980年代中頃にかけて一種のブームとなった所謂角川映画の初作品であり、市川崑監督・石坂浩二主演による金田一耕助シリーズの第1作でもある。金田一耕助を初めて原作通りの着物姿で登場させた映画としても知られる。
「波立つ水面から突き出た足」のシーンや不気味なマスク姿の佐清などの印象的な場面が多く、後に何度もパロディにされている。大野雄二による主題曲「愛のバラード」も有名。
映画は15億6千万円の配給収入を記録し大ヒットした。批評家やファンからも高い評価と支持を受け、キネマ旬報ベストテン第5位にランクインされたほか、第1回報知映画賞作品賞などの各賞を受賞した。
犬神家の一族の見所・あらすじ
絶世の美女 野々宮珠世(たまよ):島田陽子(現 島田楊子)
「1つ、犬神家の財産並びに全事業を意味する犬神家の三種の家宝『斧、琴、菊(よき、こと、きく)』は、次の条件のもとに野々宮珠代(ののみや・たまよ)(島田陽子)に譲られるものとする」
佐兵衛の3人の孫、佐清(すけきよ)、佐武(すけたけ)、佐智(すけとも)の中の誰かと結婚することを条件に、珠代(たまよ)が犬神家の全財産を相続するというのだ。
佐兵衛の3人の孫、佐清(すけきよ)、佐武(すけたけ)、佐智(すけとも)の中の誰かと結婚することを条件に、珠代(たまよ)が犬神家の全財産を相続するというのだ。
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三種の家宝『斧、琴、菊(よき、こと、きく)』
「もし珠代が3人の孫との結婚を拒否、あるいは死亡して相続の権利を失った場合は、財産を5等分し、その5分の1ずつを3人の孫に与え、残りの5分の2を青沼菊乃の一子・青沼静馬に与えるものとする。また、3人の孫及び珠代が死亡した場合、全財産は青沼静馬が相続する」
菊乃とはかつて犬紙製薬で働いていた女工で、佐兵衛の愛人であった。
佐兵衛は菊乃のことをことのほか寵愛し、別宅に囲って静馬を生ませた。
菊乃とはかつて犬紙製薬で働いていた女工で、佐兵衛の愛人であった。
佐兵衛は菊乃のことをことのほか寵愛し、別宅に囲って静馬を生ませた。
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怖いシーン1 怖い人はハイスピードで飛ばしましょう!
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佐清(すけきよ)を偽者ではないかと疑っている珠世(たまよ)
「この時計、覚えてらっしゃる? 佐兵衛おじいさまが、男持ちだから大人になったらお前のお婿さんにあげればいい、と私に下さった時計です。 動かなくなったのを、直していただきましたわね。 戦争中に狂ってしまいましたの。 でも、この時計を直すのは佐清さん以外にないと、復員してこられるのをお待ちしておりました。 直していただけますか?」
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怖いシーン2 怖い人はハイスピードで飛ばしましょう!
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2 悪魔の手毬唄(1977年)
3 獄門島(1977年)
角川映画第1作として『犬神家の一族』(1976年)を制作した。監督市川崑、主演石坂浩二の同映画は空前の大ヒット(17億円)を記録、「日本映画史上最高のミステリー」と称され、以後4作(第2作『悪魔の手毬唄』以降は東宝の自主制作)の横溝原作の映画が制作された。