さぁ、ご覧ください。今や伝説、「必殺シリーズ」80年代前半に放送されたのがコレです!
2019年11月27日 更新

さぁ、ご覧ください。今や伝説、「必殺シリーズ」80年代前半に放送されたのがコレです!

根強い人気の時代劇「必殺シリーズ」。作品数がありすぎて、何が何だか分からない程です。そこでちょっとまとめてみました。80年代前半に放送された「必殺シリーズ」5作品がコレです!

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必殺シリーズ

根強い人気を持つ「必殺シリーズ」。必殺シリーズといえば、なんと言っても藤田まこと演じる中村主水ですよねぇ。実に印象深いです。
中村主水

中村主水

演) 藤田まこと
しかしです。振り返ってみれば、それ以外の作品も意外と多いんですよ。80年代は、中村主水シリーズではなく、「必殺」の中でも、なかなかヒットしない「旅物シリーズ」から始まります。

必殺仕舞人

一時は打ち切りの瀬戸際まで追いやられた必殺シリーズ。それが1979年5月より1981年1月まで放送開始された「必殺仕事人」の大ヒットによって空前のブームとなりました。
さて、その「必殺仕事人」の後を引き継いだのが、1981年2月から放送が始まった「必殺仕舞人」です。
必殺仕舞人

必殺仕舞人

監督:工藤栄一、松野宏軌、井上梅次
出演者:京マチ子、本田博太郎、西崎みどり、原泉、高橋悦史
ナレーター:中条きよし

放送期間:1981年2月6日~5月1日
坂東京山(京マチ子)は、かつて駆け込み寺に訴えられる女たちの恨みを晴らす仕舞人であったが、修羅の道を歩く辛さに耐えかねて足を洗い、今は民謡手踊一座の座長として穏やかな日々を過ごしていた。しかし、五年ぶりに鎌倉・本然寺の善行尼(原泉)に呼ばれ、仕舞人としての仕事を依頼される。戸惑う京山だったが目指す相手が昔自分を裏切った男だと知り、再び修羅の道に戻ることを決意する。善行尼が手配したもう一人の仕舞人・晋松(高橋悦史)と、旅の途中で知り合ったお調子者の直次郎(本田博太郎)を仲間に加え、坂東京山一座は諸国の駆け込み寺に訴えられた女の恨みを晴らす旅を始めた。
「(悪人の)命をお仕舞いにする」それと「女の苦しみをお仕舞にする」との二つの意味を持った「必殺仕舞人」。それからも分かるように悪人によって悲惨な目に合う女性が毎回登場するわけです。それはいい。問題はない。それよりも「必殺仕舞人」は、「必殺からくり人」からの流れをくむ旅物シリーズなんです。
いかん、いかんぞォ。このシリーズ、どれも短命なんすよねぇ。せっかく前作で人気を盛り返したというのにねぇ。

必殺仕舞人 第2話「さんさ時雨は涙雨 仙台 」(1981年)

そして結果は!やっぱりねぇ、やっぱりでした。やっぱりのさっぱりでした。作品の出来自体は悪くないです。京マチ子も西崎みどりもキレイですしねぇ。しかし、残念ながら全13話という1クールで終わってしまいました。

新・必殺仕事人

「必殺仕舞人」の失敗から、制作陣は安全策をとります。もう失敗は許されないとばかりにシリーズ最大のヒット作「必殺仕事人」を再び制作したのです。そう、1981年5月から始まった「新・必殺仕事人」です。
面白いのは、前作「必殺仕舞人」でナレーターを務めていた中条きよしが、仕事人「三味線屋の勇次」として登場!飾り職人の秀と共に女性の心をガッチリ掴み、番組のヒットに貢献しました。
新必殺仕事人

新必殺仕事人

出演者:藤田まこと、三田村邦彦、中条きよし、鮎川いずみ、山田五十鈴
ナレーター:三代目 古今亭志ん朝

放送期間:1981年5月8日~1982年6月25日
仕事人が解散して3年、江戸に戻った加代、主水と再会、主水も秀も裏稼業から足を洗っていた。加代は「3人で裏稼業の仕事を再開しよう」と持ち掛けるが、2人とも、裏稼業をする気が全く無かった。しかたなく加代は食い扶の為に門付けを始めようと壊れた三味線の張替えを頼みに行き2人の親子に出会う。実はこの2人、闇の裏稼業、仕事人のおりくと勇次であった。おりくはある人物より仕事人であることを強請られていた。主水とおりくは偶然にも互いに裏稼業の仕事人であることを知る。その後、ある人物に強制され、おりくを強請って最終的に飛び降り自殺した女の恨みの言葉を聞いた主水は、裏稼業への復帰を決意する。加代と秀を呼び出し仕置きを再開することを宣言した。
「新・必殺仕事人」はこの後の主水シリーズのひな形となった作品です。例えば、エンディング前のクロージング場面で毎回行われる主水とせんりつによるコメディシーン。これが固定されるようになります。また主水シリーズにおいて各話に「主水、○○する」というサブタイトルが固定化するのも「新・必殺仕事人」からです。

新·必殺仕事人 第1話「主水腹が出る」(1981年)

他にも「新・必殺仕事人」の特徴として、ドラマの前半に仕事の依頼が発生することがなくなったというのがあります。こうしたこともその後の主水シリーズに引き継がれていきます。これらのことによって人気が安定したのですが、定番化するということはワンパターンの罠に陥ってしまうことにもなりました。ここんところの匙加減、難しいですよねぇ。

新・必殺仕舞人

前作「新・必殺仕事人」は全55話という大ヒットとなりました!「仕事人」強しです。さぁ、このまま突っ走ろうということで続いて制作されたのは「新・必殺仕舞人」です。えっ!いかん、いかんぞォ。「仕舞人」はいかんぞォ。「からくり人」の流れはヒットしないんだから。
それでも1982年7月、朝日放送は自信を持って「新・必殺仕舞人」を送り出します!
39 件

思い出を語ろう

     
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  • なりとし 2019/11/29 01:09

    わかってない記事ですね
    こんなクソ記事を鵜呑みにしないでいただきたいなと思ったらコメントが皆様否定的なので安心しました。ディスられてる仕舞人は傑作ですよ。

    はむたろ 2019/11/28 22:39

    必殺シリーズの何たるかがわかっていない輩が必殺シリーズを語るとこうなるのね?ただし、コメントをみるとわかっている方ばかりで安心しました。
    仕事人は長いだけで後半はタイトルからして駄作が多い。まさに仕事人を境にして、仕事人以前と以後が語られるほどである。
    その中での13本シリーズは、剣劇人まで様々な形を取りながらの傑作が多いのもうなづける。

    からくり屋 2019/11/28 20:02

    勉強不足❗

    とーいち 2019/11/28 16:13

    認識違いも甚だしい( *`ω´)
    新・仕舞人も渡し人も初めからワンクールで制作されてます。
    視聴率も15〜20パーセントありました。
    過去作のからくり人シリーズもワンクールです。
    もう少し勉強してからおいでなせい。

    つと 2019/11/28 13:28

    仕舞人無印も新仕舞人も渡し人も最初から13回放送って事は決まっていたみたいですよ。からくり人から非主水シリーズは1クールですし。(うらごろし以外は)でも仕切人の18回は健闘した!3話から極端につまらなくなったけど。
    (^ω^;);););)

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