走る不動産と言われた車【フェラーリF40】見たことありますか?
2017年2月2日 更新

走る不動産と言われた車【フェラーリF40】見たことありますか?

バブル時代の車と言えば、何台もありますが1987年にフェラーリが創業40周年を記念して製作した車は、なんとプレミアが付き、一時は2億5,000万円で取引されたこともあった。

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フェラーリ・F40

F40(エフフォーティー、伊:effequaranta /エッフェクアランタ)は、1987年にフェラーリが創業40周年を記念して製作したリアミッドシップ・後輪駆動の2シータースポーツカーである。公称最高速度は324km/hであり、発売当時は世界最速の市販車であった。
外装

外装

車体の基本構成こそ1960年代のフェラーリ製レーシングカー、あるいは従来の市販フェラーリと同様の楕円鋼管 チューブラーフレームによるスペースフレーム方式ではあったが、当時開発されたばかりの複合素材や構造部接着剤といった最新のマテリアルを組み合わせた半モノコック構造とし、高い剛性を得ている。

出典 フェラーリ・F40 - Wikipedia
後ろから

後ろから

なんとも言えないバブル時代のデザインですね。
めずらしい黄色も

めずらしい黄色も

ボディカラーは公式には赤のみだが、黄色の個体も存在する。
こちらは世界に1台のアクアブルー

こちらは世界に1台のアクアブルー

ロンドンにてアクアブルーのフェラーリF40が目撃されています。
マットグリーン

マットグリーン

こちらはカスタム仕様のようです。

Matte green Ferrari F40 - YouTube

なかなか見ない色
内装

内装

室内はこの素材がむきだしで、内装などはない。ボディ外装やカウルも全て複合素材製。ドアの室内側にはドアノブも無く、代わりのワイヤーを引いてドアを開ける。サイドウィンドウは手動で上下するガラス製のタイプとウィンドウ自体はプラスチック製の固定でスライド式の小窓を備える軽量タイプの2種が選べ、軽量タイプではドアの内張りがいっそう簡素なものになった。

出典 フェラーリ・F40 - Wikipedia
このシートはやばい

このシートはやばい

シンプルなのがいいですね。
この開け方はたまらない

この開け方はたまらない

なかなか、こんな開け方する車も多くはないですよね。
パワートレイン

パワートレイン

パワートレインはかつてグループB規定で争われていたWRCおよびレース参戦を目論んで発売されたコンペティションベースモデルの288GTO、およびその改良版「288GTOエヴォルツィオーネ」から引継ぎ、改良を加えたインタークーラー式ツインターボエンジン、F120A型を搭載している。このエンジンはランチアのグループCカーランチア・LC2のデチューン版であり、ターボチャージャーは日本の石川島播磨重工(現IHI)製である。排気量2,936ccは当時のFIAが定めたターボ係数1.7を掛けて5,000cc以下のクラスに収まるようにしたものと言われるが、具体的なターゲットとなったレースやカテゴリーは不明である

出典 フェラーリ・F40 - Wikipedia
1988年マラネロにて、当時フェラーリのテストドライバーであったドリアード・ボルサーリによるドライブで、2方向の実測の平均で325.8km/hを記録。 日本でも茨城県谷田部町(現つくば市)の日本自動車研究所 (JARI) のテストコースにて、ベストモータリングなどによる動力性能テストにより0-400mで11.293秒(通過速度203.60km/h)、0-1000mで20.830秒というタイムを記録した。
何台あるんだ?全部でいくら?

何台あるんだ?全部でいくら?

フェラーリ F40 エンジンスタート

この音はすごいですね。

日本での発売

日本に初めてお目見えしたのは1987年末である。新車価格は当時の日本のディーラー価格で4650万円。
走る不動産

走る不動産

発表当時、各国のフェラーリ正規ディーラーにオーダーが殺到する事態となり、日本では当時バブル経済のまっただ中にあったためプレミアが付き、一時は2億5,000万円で取引されたこともあった。日本のディーラーなどでは、F40以外の車種もまとめ買いし、納車を早めるなどをしたため高くなったともいわれている。このように非常に高い価格で取引されたことから、「走る不動産」とも呼ばれた(自動車は「動産」)。

出典 フェラーリ・F40 - Wikipedia
当初発表された生産台数は350台ないし400台であったが、フェラーリは殺到するオーダーを鑑み、急遽F40を増産することで対応。結局1992年の生産終了までに1,311台が生産された。日本の正規輸入車は59台、その内ストラダーレモデルが58台、コンペティツィオーネが1台となっている。
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