鈴木保奈美と真田広之が出演!「ヒーローインタビュー」
1994年9月3日に公開された日本映画。東宝配給。
プロ野球記者のヒロインと、バツイチの2軍選手との恋を描くドラマ。脚本は野島伸司。
via ameblo.jp
フジテレビ制作で、同局が資本参加しているヤクルトスワローズ(現・東京ヤクルトスワローズ)が舞台となっており、同じフジサンケイグループのニッポン放送が資本参加していた(当時)横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)も実名で登場する。
フジの敏腕プロデューサーが手掛けたラブストーリー!
80年代後半から90年代前半のドラマ界を席巻した、フジテレビの恋愛ドラマの集大成的ストーリー。
それらの大ヒットドラマのほとんどをプロデュースした、大多亮がこの映画でもプロデューサーを担当。
まさに「大多オールスター」による、「大多エッセンス」爆発の作品。
もちろん脚本の野島イズムも充満している。
野球を知らない記者と野球が上手くいかない選手の恋物語
大手新聞社の経済部で働く霞は、ある突然スポーツ部へ左遷させられる。ろくにルールも知らないプロ野球の担当となった彼女は、同僚の星野と取材で神宮球場を訪れ、ヤクルトスワローズの轟選手と出会った。
バツイチで12歳になる娘・球子とふたり暮らし、お調子者でギャンブル好きの仁太は、かつて最強の3番バッターだったが、ある事故が原因で鳴かず飛ばずの代走要員となってしまい、さらに2軍落ちしてしまう。
もう一度ホームランボールをプレゼントするという球子との約束も果たせないまま、引退を口にする仁太を励ますうち、霞は次第に仁太に惹かれていく。
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フィアンセの石井のパリ支局栄転が決まり霞は退職と結婚を迫られるが、一方仁太は自分の可能性を信じて猛練習を開始した。
遂に霞が石井とパリに旅立つ当日。優勝のかかったスワローズ対宿敵ベイスターズ戦のグランドで、仁太は見事に1軍への復帰を果たす。
空港のテレビには苦戦する仁太の姿が映し出される。それを見た霞は彼の元へ引き返すことを決意、ヘリコプターをチャーターして球場へ戻る。
ヒーローインタビュー 東京タワーのシーン - YouTube
東京タワーでばったり会う仁太と霞。
そこから居酒屋や屋台のラーメンに繰り出し、意気投合する。
仁太の野球への情熱を知る霞。
そこから居酒屋や屋台のラーメンに繰り出し、意気投合する。
仁太の野球への情熱を知る霞。
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金網越しに霞の応援を聞く仁太。彼女の声援にもう一度ホームランを狙う仁太は、ヒットをランニング・ホーマーにしようとして失敗してしまう。
だが、監督はそんな彼の成長を認め、来期も一軍で活躍するように告げた。
シーズンも終わり、球場を出る仁太に霞はそっと寄り添うのだった。