渥美清、寅さん、男はつらいよ。
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【TV版】
1968年(昭和43年) - 1969年(昭和44年)に、
フジテレビが制作・放送したテレビドラマが最初である。
このテレビ版はヒットしたが、最終回で寅次郎がハブを取りに
行こうとして、逆にハブに噛まれ、毒が回り死んだという
結末に視聴者から多数の抗議が殺到して、映画化につながった。
【映画シリーズ】
映画シリーズは、松竹によって1969年(昭和44年)8月27日に
第1作が公開され、1995年(平成7年)までに全48作が、
1997年(平成9年)に特別編1本が製作された。
寅さん、口上・啖呵売(たんかばい)・地口・名セリフ
男はつらいよ 私見ベスト3 寅さんお馴染み、口上! - YouTube
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私、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。
性は車、名は寅次郎、人呼んで風天の寅と発します。
皆様共々ネオン・ジャズ高鳴る大東京に仮の住居罷りあります。
不思議な縁もちましてたった一人の妹のために粉骨砕身、
売に励もうと思います。西へ行きましても、東へ行きましても、
とかく土地土地のお兄さんお姉さんに御厄介かけがちなる
若造でござんす。
以後、見苦しき面体お見知りおかれまして今日後万端
引き立って宜しく御頼ん申します。
車寅次郎の生業 第1作 男はつらいよ - YouTube
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四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水臭いときた。
どうだ、おい、よーし、まけちゃおう。 まかったつむじが3つ、
七つ長野の善光寺、八つ谷中の奥寺で、竹の柱に萱の屋根、
手鍋下げてもわしゃいとやせぬ。 信州信濃の新そばよりも、
あたしゃあなたのそばがよい。 あなた百までわしゃ九十九まで、
ともにシラミのたかるまで、ときやがった。
どうだ畜生! さあこれで買い手がなかったら、
あたしゃ稼業3年の患いと思って諦めます。
寅さんのように小気味いいセリフを並べたてて物を売る売(バイ)の方法を
テキヤ業界では啖呵売(タンカバイ)という。
テキヤ業界では啖呵売(タンカバイ)という。
「結構毛だらけ猫灰だらけ」「お尻の周りは糞だらけ」
商売の啖呵から派生している、寅次郎の口癖。
投げやりになったり、すねている時に吐くこともある。
投げやりになったり、すねている時に吐くこともある。
「見上げたもんだよ屋根屋のふんどし、たいしたもんだよ蛙の小便」
「四谷赤坂麹町、チャラチャラ流れるお茶の水、粋な姉ちゃん立ち小便」
寅次郎「おや、どこかでお目にかかったお顔ですが。
姉さん、何処のどなたです?」
リリー「以前、お兄さんにお世話になった女ですよ」
寅次郎「はて?こんないい女をお世話した覚えはございませんが」
リリー「ございませんか!この薄情者!」
寅次郎「何してるんだよお前、こんなところで」
リリー「商売だよ。お兄さんこそ何してんのさ、こんなところで」
寅次郎「俺は、リリーの夢を見てたのよ」
第25作「寅次郎ハイビスカスの花」から
(一部除く)のTVドラマおよび映画である。
テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと
車寅次郎が、何かの拍子で故郷、葛飾柴又に
戻ってきては何かと大騒動をおこす人情喜劇シリーズ。
旅先で出会った「マドンナ」たちに惚れつつ、
失恋して身を引く成就しない寅の恋物語も淡くて、
じんわりと胸を打つ。
寅次郎の口上はなめらかで
聞いていて非常に心地よい。