日活三人娘
まずご紹介するのは「日活三人娘」。これは60年代の日活映画で活躍した女優・吉永小百合、松原智恵子、和泉雅子の3人を指す言葉で、吉永は「キューポラのある街(1962年)」「伊豆の踊子(1963年)」、松原は「人生劇場(1964年)」、和泉は「銀座の恋の物語(1962年)」などの日活映画に多数出演。これらはアイドル映画の原型として、後の作品に大きな影響を及ぼしました。
吉永小百合
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松原智恵子
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和泉雅子
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東芝三人娘
60年代後半に、小川知子、奥村チヨ、黛ジュンの3人を指した「東芝三人娘」。これは当時ヒット曲を連発していた3人がそれぞれ東芝音楽工業(東芝EMI)からデビュー・所属していたことから名付けられたもので、当時のヒット曲としては、小川知子は「ゆうべの秘密(1968年)」「初恋のひと(1969年)」、奥村チヨは「恋の奴隷(1969年)」、黛ジュンは「恋のハレルヤ(1967年)」などがあります。
小川知子
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奥村チヨ
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黛ジュン
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新三人娘
小柳ルミ子、南沙織、天地真理の3人を指した「新三人娘」。これは、3人の歌手デビューが1971年と同時期であることから命名されたもので、それぞれのデビュー曲は小柳ルミ子が「わたしの城下町」、南沙織が「17才」、天地真理が「水色の恋」と、いずれも彼女たちの代表曲の一つとなっています。なお、50年代後半に活躍した「三人娘(元祖三人娘)」は、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの3人を指します。
小柳ルミ子
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