作品紹介
『リング』は、1998年1月31日に公開された、日本のホラー映画。
見た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオテープ」の謎を追う、鈴木光司の同名小説『リング』を原作とする映画作品。
監督は中田秀夫。
配給収入10億円を記録するヒット作品となり、後に続くジャパニーズホラーブームの火付け役となった。
【あらすじ】
「見ると一週間後に死ぬ」──子供たちの間で噂の広まる呪いのビデオの取材をしていたTVディレクター・玲子の親戚の娘・智子が、そのビデオを見て死んだ。しかも、一緒にビデオを見た3人のクラスメイトも、同日の同時刻に死んでいたのだ。真相を探るべく、智子たちがビデオを見た伊豆の貸別荘へ赴いた玲子は、そこでビデオを発見。自らもそのビデオを見て、死の予告を受けてしまう。呪いを解く方法はないのか。玲子は、大学で講師をしている離婚した夫・竜司に助けを求めた。彼は、人や物から記憶を読み取る不思議な力を持っているのだ。玲子の持ち帰ったビデオを見た竜司は、ビデオの映像からそれが三原山の噴火に関係があることを掴み、玲子と共に大島へ飛ぶ。そこで彼らは、そのビデオの映像が、千里眼という不思議な力を持っていた為に、人々から恐れられ、気がふれて噴火口へ身を投げて死んだ山村志津子という女性の娘・貞子の怨念が念写されたものであることを突き止める。貞子もまた母の力を受け継いでいたせいで、千里眼を研究していた伊熊博士によって井戸に突き落とされ殺されていたのだ。呪いを解くには、貞子の遺体をビデオに映る井戸からあげてやることだ。その井戸は伊豆の貸別荘の下にあった。蓋のされた井戸に潜り、貞子の死体を探す玲子と竜司。予告された玲子の死まで時間がない。果たして、玲子たちは貞子の亡骸を探しだし、死を免れることに成功する。ところが、東京へ戻った竜司が謎の死を遂げてしまう。呪いはまだ解けていなかったのだ。では何故自分は死ななかったのだろう。呪いを解くには、ビデオを見てから一週間以内に別の誰かに見せることだと気づいた玲子は、ビデオを見てしまっていた息子の陽一を助ける為、ビデオを持って実父の元へ車を走らせるのであった…。...
リングの呪いのビデオ
via www.youtube.com
主なキャスト
松嶋菜々子
真田広之
これは・・誰?
玲子の姪で、陽一のいとこ。原作同様に物語冒頭において「呪いのビデオ」の最初の犠牲者として登場。
中谷美紀
本作では顔見せ程度の登場だが、続編『らせん』と『リング2』では主要登場人物となり、それぞれ異なる運命を辿る。
via seven.main.jp
影の主人公
via lakatan.net
TV局のディレクターで呪いのビデオの真実へと迫っていくヒロイン。
息子・洋一とともに暮らすシングルマザー。